斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

公用車のあるべき姿

2005年03月24日 | クルマ
とある市役所の公用車は素晴らしい。
ミツビシランサーフィオーレなんていう、詳細を忘れてしまった20年近く前のクルマを今日も現役の職員用の公用車として使用されています。
ちなみに噂で聞いた買い替えの条件は、「10年、10万キロ以上経過した車であること。ただし保安部品・補修部品の入手が困難になった場合はその限りではない。」だそうです。
ちなみに、新車を購入する際は原則として最低グレードを選び、取付けるオプション品は「フォグランプとフロアマット」のみだそうです。
最近は、エアコンとオートマチックまでは承認されるそうですが‥。
だから、前述のランサーフィオーレは1300ccの4MTでオモステ、エアコンレスで、当時の三菱純正フォグランプという仕様です。
個人的には、市民から集めた税金を大切に使っている印象があり、とても好感が持てます。
またこの地の多くの人が尊敬する、尊徳翁の教えを忠実に実践しているともとれます。

基本的には市内しか走らないので、未だにFRのカローラバン(70系の丸目4灯)や550ccの頃のミニカ(ともに6万キロ台)が、現役の公用車として使われています。
公用車の駐車場を覗いて見ると、同市内の管轄のナンバーは、17年前に「栃木」、5年前に「宇都宮」変わったのに、3分の1ぐらいが未だ、「栃」ナンバー車です。

この市役所が気になった方への検索キーワードは、「日光杉並木」と「二宮尊徳翁」です。

補足
環境負荷の少ない低公害車に買い換えたほうがいいと思っているあなた、「東京都環境局」の法則によれば、車輌入替えのほうが環境負荷が高いらしいので‥。