斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

下じゃなくて、上が大事なのです

2005年03月05日 | クルマ
当方のナンバーへのこだわりです。

ちょいと昔の旧車イベント会場での話です。
ちょうど希望ナンバー制度が全国で開始されたころ、とある旧車イベント会場で、「どのようなナンバーをきぼうしますか。」というアンケートが行なわれた事がありました。
それに当方は、「栃58ナンバー」と書いておきました。
主催者の意図としては、「1972年式だから、19-72」とか「510に乗っているから、・510」なんて回答を期待していたのだと思いますが、無視して上記のような回答をしました。
そうしたら、当方と同じような方が結構いたようで、「シングルナンバー」とか「茨ナンバーなら何でもいい」などが、複数回答として挙がっていました。

旧車に乗っている人からこんな話を聞いたことがあります。「どんなにクルマは綺麗に出来ても、ひとつだけ手の入れられない部分がある、それがナンバーだ。どんなにこだわってレストアされていても、3桁なんばーじゃねぇ。クルマに深みが出ないんですよ。」だそうです。
当方もこの考え方には概ね賛成です。
ただそれだと、ハードルが高すぎるので個人的には自分が免許取得時のナンバーはいいんじゃないのかなと思っています。

個人的な価値観です。
本当の意味での希望ナンバーです
いま乗っているクルマのナンバーが,中古車として展示されていたときについていた、新車時の「大宮52」を車庫飛ばしなしで引き継ぐことができる。10万円
このクルマを3年落ちもしくは5年落ちといった、一般的な中古車として栃木県で再登録された時に払い出されたナンバーをつけることができる。3年落ちの場合は、「栃木52、ら行もしくは栃木53、さ行」なら10万円、5年落ちの場合の、「栃木53、ま行」なら5万円ぐらいかな。
このクルマを新車時に栃木県で登録した場合に払い出されたであろう「栃59、は行」を新規に付ける事ができるなら30万円かかってもいい。

でも現実についているのは、新車時のナンバーを切って15年目に再登録された、「宇都宮3桁ナンバー」です。
あまり旧車として乗られることのないクルマなので、このナンバーが放つ妖しげなオーラがあるので気に入っていますが、納車時はかなり嫌でした。

残らないもの、残り難いものが残っている事が大切なのです。