【記事作成日:2016/11/19】
このエントリでは2016年になって新品の任天堂ファミリーコンピュータを購入した体験・感想等を記載しています。

ファミコン本体(箱)の画像。…画像はAmazonの販売ページより直リンク
ボリュームが大きいため、以下のエントリに分けて記載しています。
その1: 思い出&調達編 (このページ)
その2: 開封の編
その3: テレビ接続編
その4: コントローラーのゴム交換編
その5: 本体漂白編
1. ブログ主のファミコンに関する与太話
任天堂ファミリーコンピュータ(通称:ファミコン)は1983年に発売された、言わずと知れた家庭用ゲーム機の代名詞であり、コンピュータゲーム史に燦然と輝く大金字塔であります。
1974年(昭和49年)生まれのブログ主が初めてファミコンに触れたのは1984年末(当時小4)のときでして、同じ小学校に通うお隣さんちでドンキーコングやポパイなどを遊ばせてもらったものが最初でした。この時は「家でこんなゲームができるなんて凄い! 面白い!」と素直に思いました。
そして1985年(小5)のときにスーパーマリオが、1986年(小6)のときに初代ファミスタが発売されるなど、ブログ主が小学校高学年頃の遊びというとファミコン一色な状況でした。
周りの友達はファミコンを持っている人が多くて、ブログ主もファミコンを欲しかったのですが、残念ながら当時のブログ主の家は家計の事情からか、教育上の理由なのか、それともその両方なのか判りませんでしたが(多分前者)、親からファミコンを買ってもらうことはできませんでした…。
家にファミコンがなかったブログ主は、中1の冬休みにお年玉を投入してMSX2 (安価なパソコン)を購入。MSX FAN(雑誌)の読者投稿のゲームプログラムを打ち込んだりして、手打ちのゲームで遊びつつプログラムの知識を積み、その勢いで大学(+院)で情報工学を学んで、現在はシステムエンジニアとして忙しい社畜人生を送っているのであります。
こんな経緯もありまして、ファミコンはブログ主のコンピュータ人生に大きく影響を与えることになった要因の一つとも言えるのであります。
ブログ主は大学生になってバイトでお金の自由が利くようになってからは、小中学校時代の反動からかゲーム機をいろいろと買い揃えるようになりまして、当時の主力ゲーム機であったスーファミ・PCエンジン(DUO-R)・メガドライブ(+MegaCD2)・プレステ・サターン等はもれなく所有し、実はファミコンもAV接続可能なニューファミコンを持ってはおりました。
一応ファミコン本体を手に入れたブログ主ではありましたが、ブログ主にとってのファミコンとはこれではなく、あの赤白本体で、金色とえんじ色のコントローラーで、2コンにマイクが付いてる初期型こそが真のファミコン…という思いが強くあり、いつの日か初期型ファミコンを買おうと思い続けていたのですが、なかなかその機会に恵まれませんでした。
その後ブログ主が遊びたかったファミコンソフトの大半はWiiのバーチャルコンソール(VC)でリリースされましたし、VCに出なかった作品もカセットを持っていればレトロフリーク(購入記はこちら)で遊ぶことはできるので、ファミコンソフトで遊ぶことに関してはまだ選択肢があります。
しかしこういうゲーム機(環境)で遊んでも、やっぱり「なんか違うんだよな~」という違和感は拭いきれませんでした。
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そんなときに現れたのは2016年11月10日に発売開始となったニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータです。
このファミコンミニは初代ファミコン風の本体に30本のファミコンソフトが入っていて遊べるというシロモノで、ブログ主は飛びついて購入し、これはこれで楽しんでいるのですが(ファミコンミニの感想はこちら)、それでも
・ゲームソフトの追加ができないこと(好きなゲームで遊べない)
・本体のミニチュア化に合わせてコントローラーも小形化されて操作がしづらい
点などが目につき、不満というか“これもやっぱり本物のファミコンではないな…”という残念感がありました。
結局ブログ主は、
「ワイは“ファミコンソフトを”遊びたいんじゃなくて、初期型の“ファミコンで”遊びたいんじゃぁ!ヽ(`Д´)ノ 」
という思いが以前にも増して強くなり、
「こうなったら初期型ファミコン本体を買ったるわ! ヽ(`Д´)ノ 」
と、ファミコンが発売されてから33年が経過した2016年にもなって、初期型ファミコン本体を買うことを決意したのでありました。
2. 新品の初期型ファミコンを調達してみる
調べたところ、ファミコンの後継機種であるニューファミコンが販売終了になったのが2003年、修理受付等のサポートが終了したのが2007年10月末となっています。それを考えると初期型ファミコンが販売終息になったのは恐らく15年以上前になるかと思われます。
「新品が欲しいけど、さすがに売ってないだろうなぁ。せめて程度のよい中古品があればなぁ~ (ううむ)」
と思っていたのですが、Amazonを検索して驚きました。あっさりと見つかったんです。それも新品が。

2016/11/19時点のAmazonのファミコン本体販売価格 (価格はブログ主購入時より跳ね上がっています)
ただし新品といっても「新品未開封ですが、長期保管による外箱の退色・こすれがあります」という注意事項に加えて、値段も発売当時の定価(14,800円)の倍ぐらいするプレミア価格となっています。
中古品であれば2000円やそこらで売っていますが、どうせなら外箱+添付品が全て揃った新品未開封品が欲しいもの。金額としてはちょっと高いな…という感覚は否めませんが、今回ブログ主は純粋にゲーム機というよりも思い出を買いにきた点が多分にありますので、この程度の金額であれば目を瞑ることとします。
こうしてブログ主は、子供の頃に買うことができなかったおもちゃ等を大人になってから財力にものをいわせて購入する“大人買い”という行為を実施します。(゚∀゚)
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そして注文してから数日後、30年来欲しかった新品のファミコンがAmazonから届いたのでありました。∩(´∀`)∩

ブログ主の自宅に届いたファミコン本体の化粧箱
それではわくわくしながら早速、開封してみます。\(^O^)/
~その2へ続く~
このエントリでは2016年になって新品の任天堂ファミリーコンピュータを購入した体験・感想等を記載しています。

ファミコン本体(箱)の画像。…画像はAmazonの販売ページより直リンク
ボリュームが大きいため、以下のエントリに分けて記載しています。
その1: 思い出&調達編 (このページ)
その2: 開封の編
その3: テレビ接続編
その4: コントローラーのゴム交換編
その5: 本体漂白編
1. ブログ主のファミコンに関する与太話
任天堂ファミリーコンピュータ(通称:ファミコン)は1983年に発売された、言わずと知れた家庭用ゲーム機の代名詞であり、コンピュータゲーム史に燦然と輝く大金字塔であります。
1974年(昭和49年)生まれのブログ主が初めてファミコンに触れたのは1984年末(当時小4)のときでして、同じ小学校に通うお隣さんちでドンキーコングやポパイなどを遊ばせてもらったものが最初でした。この時は「家でこんなゲームができるなんて凄い! 面白い!」と素直に思いました。
そして1985年(小5)のときにスーパーマリオが、1986年(小6)のときに初代ファミスタが発売されるなど、ブログ主が小学校高学年頃の遊びというとファミコン一色な状況でした。
周りの友達はファミコンを持っている人が多くて、ブログ主もファミコンを欲しかったのですが、残念ながら当時のブログ主の家は家計の事情からか、教育上の理由なのか、それともその両方なのか判りませんでしたが(多分前者)、親からファミコンを買ってもらうことはできませんでした…。
家にファミコンがなかったブログ主は、中1の冬休みにお年玉を投入してMSX2 (安価なパソコン)を購入。MSX FAN(雑誌)の読者投稿のゲームプログラムを打ち込んだりして、手打ちのゲームで遊びつつプログラムの知識を積み、その勢いで大学(+院)で情報工学を学んで、現在はシステムエンジニアとして忙しい社畜人生を送っているのであります。
こんな経緯もありまして、ファミコンはブログ主のコンピュータ人生に大きく影響を与えることになった要因の一つとも言えるのであります。
ブログ主は大学生になってバイトでお金の自由が利くようになってからは、小中学校時代の反動からかゲーム機をいろいろと買い揃えるようになりまして、当時の主力ゲーム機であったスーファミ・PCエンジン(DUO-R)・メガドライブ(+MegaCD2)・プレステ・サターン等はもれなく所有し、実はファミコンもAV接続可能なニューファミコンを持ってはおりました。
![]() | ファミリー コンピュータ(AV仕様 ファミコン)【メーカー生産終了】 |
クリエーター情報なし | |
任天堂 |
一応ファミコン本体を手に入れたブログ主ではありましたが、ブログ主にとってのファミコンとはこれではなく、あの赤白本体で、金色とえんじ色のコントローラーで、2コンにマイクが付いてる初期型こそが真のファミコン…という思いが強くあり、いつの日か初期型ファミコンを買おうと思い続けていたのですが、なかなかその機会に恵まれませんでした。
その後ブログ主が遊びたかったファミコンソフトの大半はWiiのバーチャルコンソール(VC)でリリースされましたし、VCに出なかった作品もカセットを持っていればレトロフリーク(購入記はこちら)で遊ぶことはできるので、ファミコンソフトで遊ぶことに関してはまだ選択肢があります。
![]() | レトロフリーク (レトロゲーム互換機) (コントローラーアダプターセット) 【Amazon.co.jp限定 コントローラー +1個、オリジナルカラー仕様】 |
クリエーター情報なし | |
サイバーガジェット |
しかしこういうゲーム機(環境)で遊んでも、やっぱり「なんか違うんだよな~」という違和感は拭いきれませんでした。
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そんなときに現れたのは2016年11月10日に発売開始となったニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータです。
![]() | ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ |
クリエーター情報なし | |
任天堂 |
このファミコンミニは初代ファミコン風の本体に30本のファミコンソフトが入っていて遊べるというシロモノで、ブログ主は飛びついて購入し、これはこれで楽しんでいるのですが(ファミコンミニの感想はこちら)、それでも
・ゲームソフトの追加ができないこと(好きなゲームで遊べない)
・本体のミニチュア化に合わせてコントローラーも小形化されて操作がしづらい
点などが目につき、不満というか“これもやっぱり本物のファミコンではないな…”という残念感がありました。
結局ブログ主は、
「ワイは“ファミコンソフトを”遊びたいんじゃなくて、初期型の“ファミコンで”遊びたいんじゃぁ!ヽ(`Д´)ノ 」
という思いが以前にも増して強くなり、
「こうなったら初期型ファミコン本体を買ったるわ! ヽ(`Д´)ノ 」
と、ファミコンが発売されてから33年が経過した2016年にもなって、初期型ファミコン本体を買うことを決意したのでありました。
2. 新品の初期型ファミコンを調達してみる
調べたところ、ファミコンの後継機種であるニューファミコンが販売終了になったのが2003年、修理受付等のサポートが終了したのが2007年10月末となっています。それを考えると初期型ファミコンが販売終息になったのは恐らく15年以上前になるかと思われます。
「新品が欲しいけど、さすがに売ってないだろうなぁ。せめて程度のよい中古品があればなぁ~ (ううむ)」
と思っていたのですが、Amazonを検索して驚きました。あっさりと見つかったんです。それも新品が。

2016/11/19時点のAmazonのファミコン本体販売価格 (価格はブログ主購入時より跳ね上がっています)
ただし新品といっても「新品未開封ですが、長期保管による外箱の退色・こすれがあります」という注意事項に加えて、値段も発売当時の定価(14,800円)の倍ぐらいするプレミア価格となっています。
中古品であれば2000円やそこらで売っていますが、どうせなら外箱+添付品が全て揃った新品未開封品が欲しいもの。金額としてはちょっと高いな…という感覚は否めませんが、今回ブログ主は純粋にゲーム機というよりも思い出を買いにきた点が多分にありますので、この程度の金額であれば目を瞑ることとします。
こうしてブログ主は、子供の頃に買うことができなかったおもちゃ等を大人になってから財力にものをいわせて購入する“大人買い”という行為を実施します。(゚∀゚)
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そして注文してから数日後、30年来欲しかった新品のファミコンがAmazonから届いたのでありました。∩(´∀`)∩

ブログ主の自宅に届いたファミコン本体の化粧箱
それではわくわくしながら早速、開封してみます。\(^O^)/
~その2へ続く~
オホーツクに消ゆやってみました。やっぱりサイコーです。永久保存です。
同い年の方から、ファミコンに関するコメントを頂けるのは嬉しいです。
うちらの世代にとっては、ファミコンはたまらないですね!
急にファミコンが懐かしくなり、きたへふさんの記事にたどり着きました!
ファミコン本体は今でも手に入るんですね。
当時のゲームは武骨な感じがして好きです笑
僕もファミコンに関する記事を書いたので、ぜひ遊びに来てください!
http://washiya.sapolog.com/e483034.html
最後のところで勝手にきたへふさんのブログのリングを貼らせていただいてます!
私より若い方のようですが、ファミコンの実機で遊ばれてた方ということで嬉しいです。(^^)
ブログの方も見させて頂きました~。ブログ主は久しぶりにMSX版のグーニーズやりたくなってしまいました。