新型インフルエンザが流行って、うちではけいけいがかかったりしましたが、彼らの中学校でも学校閉鎖や学級閉鎖がありました。
学校・学級閉鎖になると、インフルエンザにかかっていない生徒も4日間ほど自宅軟禁状態でいなくてはならないので、友達とも遊べずに中学1年生男子どもは、暇を持て余してたやすく死にそうになってしまいます。
この間、期末テストの直前というのに、しゅんしゅんのクラスがまたもや学級閉鎖になってしまいました。
一日中テスト勉強が続くわけもなく、かといってテスト前だからゲーム三昧というわけにもいかず、3日目ごろにとうとう音を上げたしゅんしゅんが、あり余る暇をつぶそうと突然作ったのがこの「芋茶巾」。
島根のぱぴりお実家から送っていただいたサツマイモをゆでて丁寧につぶし、砂糖と少量の塩を混ぜて練って丸め、濡らしたふきんで包んで軽くキュッとねじって形をつけます。
いつものことですが私は全く手伝わず、全部しゅんしゅんが一人で作りました。
ちゃんとふきんで茶巾絞りにするあたりが、実に丁寧です。
ねっとりと濃厚なおいもの味わいが楽しめる、上等のお茶請けができました。
しゅんしゅんってほんとに、もの作りの手間をいとわないんですよね。
ずぼらなところはすごくずぼらなんですが。
「もっとなめらかに仕上げたかった」と言う彼のために、そのうち裏ごし器を買ってやろうかと思っています。