モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
2学期が終わり、学校から図工の作品がいろいろと返ってきたしゅんけい工房。
冬休みスペシャルとしてご紹介したいと思います。
まずは、図工で作ったのではないのですが、休み時間や放課後に、二人が趣味で作った「ブーメラン」から。
図工室で素材の木をゲットし、以前見つけたブーメランの作り方を見て、糸ノコで大まかに形を作った後、ナイフで削って曲面を作り、ラッカーで塗装して仕上げてあります。
ただ、本物のブーメランのように堅い木ではないので、投げて当たると折れてしまったりするのだとか。
ブーメランは大人気で、友だちが持っていって投げては折れ・・・だそうです。
例えば下の写真の緑の矢印のところなど、折れた跡が線になっているのがおわかりでしょうか。
巨匠、めげずにそのたび木工用ボンドで修復。
強度をつけるために、漆のようにひたすらボンドを塗り重ねているので、前に折れた時に断面を見せてもらったら、木の周りにボンドが厚さ2ミリくらいの層になっていました。(^^;
「で、投げたらうまく戻ってくるの?」と尋ねると
「いや、戻ってこないんだよねー!」との明朗なご返答。
なんじゃそりゃ。ブーメランじゃないでしょう。
どうやら木の厚みがありすぎて、多少カーブをつけたくらいでは戻ってこられないようです。
投げるたびに、公園の木に引っかかったり、グランドの端まで走って取りに行くはめになったりするのだとか。
行ったっきりの鉄砲玉かー。
そんな人たちを、おかーさんは実によく知っているんだなぁ、しゅんけいよ・・・。