ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/29日 長野・新潟県境の雨飾山 その4:岩稜を登りきり、笹平の草原に出る

2015-07-08 07:19:22 | 草花
最近は登山のガイドブックを買わず、持たずに、地図とGPSで山を歩いています。
山に入る前にネット上で情報を得て、予備知識を得ては行くのですが、このネット情報は随分ばらつきがあります。

この中で一番混乱するのは、難易度とか所要時間です。
ある専門サイト(名前は秘します。)は、そのデータ数が多いので、良く見るのですが、人気のサイトなので、山行レポートは、自分の能力を誇示するような書き込み傾向が強くなってしまいます。
実はこれを鵜呑みにして山に入ると、かなり戸惑うことが多く出てきて、危険を伴うようになってしまいます。

その例を挙げてみましょう。
例1:「○○の場所は難なく通行できた・・・・・」というところで、その記述がそのレポーターの自慢話であり、実は大変スリリングな崩壊地であったりします。

例2:「ここまでの所要は〇時間であった」という所要時間が、じつはそのレポーターはトレランであり、
軽装、ランニングスタイルなので、登山の重装備のものとはまるで身体の負荷状況が違っている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

上の例のようなものを鵜呑みにして山に入ることになると、これは大変危険です。
ネットのサイト運営者もそういう危険を伴う書き込みは野放しの状態です。

残念ながら自慢話をしたがるのは、大概の人間の性(さが)ですね。本当は、そうではなくて客観的な情報が欲しのに・・・。

そんな中で長野・新潟・山梨・静岡の4県が登山道の難易度や体力度に関する統一基準で分類し、一覧表にしたようです。
それを
    「登山ルートグレーディング」
                     と呼ぶそうです。
まだそれを導入していない岐阜県や富山県もそれを取り入れる方針だそうですから、少なくとも「自慢話」からは脱却出来そうですね。

その「登山ルートグレーディング」で、今回の雨飾山日帰りの難易度を見ると、「体力度」は10段階の下から3番目で、「難易度」は5段階の丁度真ん中となります。

そんな雨飾山のレポートを続けます。
(今回は極力、画だけにします。)

ハナヒリノキ(蕾) ↓


オニアザミ ↓


あそこまで続く岩稜 ↓


焼山 ↓


梯子場 ↓


またタニウツギ ↓


槍・穂が見えた ↓


常念と槍・穂 ↓


ウラジロヨウラク ↓


ギボウシ ↓


トウダイグサ科 ↓

ハクサンタイゲキでしょうか?

山頂方面 ↓


ミヤマシシウド ↓


笹平 ↓


ハクサンチドリ ↓


ハクサンチドリ(近写) ↓


ツマトリソウ ↓


アカモノ(=イワハゼ) ↓


ムカゴトラノオ ↓


ミヤマカラマツ ↓


キバナノカワラマツバ ↓


ヨツバシオガマ ↓


笹平の草原 ↓


シラネアオイ(しおれ始め) ↓


新潟県側に分岐 ↓

ここが、梶山新湯への分岐になっています。
コメント (4)
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