ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/29日 長野・新潟県境の雨飾山 その5:雲上の空間で見た草花や山岳景観

2015-07-09 07:02:39 | 草花
笹平から草原を500メートルほど歩いた後に、最後の急な登りに取り付きます。
これは、高度差にして、ほんの60-70メートルのことなのですが、これが最後と言うこともあり、気があせり、皆さんかなり苦労しながら、登り詰めることになります。

そして、雨飾山の頂上では、抜群の景色が待っていて呉れました。

今回は、笹平の草原を歩いていくところから、山頂に至るまでのレポートになります。
テガタチドリ ↓

ラン科の花で、主に高山帯の草原を棲家としています。

テガタチドリ(近写) ↓




”ヤナギ” ↓

ヤナギの種類も高山型がいくつかあり、環境適応性が強いようです。



グンナイフウロ ↓

もっと前から出てきてはいたのですが、花があっちのほうを向いていたので、なかなか上手く撮れませんでした。



草原の道 ↓

山上の草原は、なだらかな中にも小さなコブがいくつかあり、それを越えて行きます。



”ギボウシ” ↓

草原内に、”ギボウシ”を、ちょくちょく見ていきます。



ネバリノギラン ↓

ロープで保護された草の中に、ネバリノギランを見つけました。



シロウマオウギか? ↓

最後の急登に取り付きました。このマメ科植物は、シロウマオウギかタイツリオウギでしょうね。



ヤマハハコ ↓

普通、夏山では、多く姿を見る植物ですが、今回は、ここで初めて、姿を見つけました。



ミヤマダイコンソウ ↓

これはミヤマダイコンソウでしょうね。もう少しあとに咲く花かと思っていました。



オオカサモチ ↓

背丈の大きな草が出てきました。



山頂(北峰) ↓

山頂部に着きました。この山は双耳峰で、その南北の分かれ目に立ちました。



北峰 ↓

まず北峰に着きます。   深田久弥の「日本百名山」からこの山の部分を引用してみます。 ↓

「・・・ついに私は久恋の頂に立った・・・・・風化し、磨滅した石の祠と数体の小さな石仏の傍らに、私たちは身を横たえて、ただ静寂な時の過ぎるに任せた。古い石仏は越後の方を向いていた。その行く手には、日本海を越えて、能登半島の長い腕が見えた。・・・・・・」

今回は海を見ることは出来ませんでした。



イブキジャコウソウ ↓

仏様たちの足元を、イブキジャコウソウが飾っています。



後立山連峰 ↓




北アルプス ↓




白馬以北 ↓




槍ヶ岳と穂高岳 ↓




常念岳から槍ヶ岳まで ↓




鹿島鑓と五竜岳、唐松岳 ↓




白馬三山と雪倉岳 ↓




南峰を見る ↓

南峰に行ってみましょう。



ミヤマクルマバナ ↓




ハイマツ ↓

海抜が2000mに満たないこの場所でハイマツを見ました。



タカネコウリンカ ↓
コメント (8)
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