ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

7/24日 本宮山くらがり渓谷道 その3:渓谷の道沿いの草木を愛でながら、ゆっくり歩いて行く。

2015-07-27 07:19:38 | 草花
偶然のことですが、歩き始めのあたりから、小生と同年輩の男性と一緒になり、話をしながらゆっくりと歩いて行きます。
歩く速さがが普段に増してゆっくりですので、これまでは見えていなかった沢山のものに気づきます。
こういう変化を楽しみながら、渓流沿いの道を、未だ、涼しく歩いています。

実のついた山椒 ↓

沢山実のついた山椒が現れます。これがあると、必ず、若い実を採って噛み潰します。
しばらくすると、舌や唇がシビレて来るのが面白いからです。


ウツギ ↓

ウツギの実も充実してきています。


ジャンプする水流 ↓

この日は前日の雨を受けて、山は水気たっぷりでした。沢は水量豊富で、見て気持ちの良い景色を作っていました。
ここではやや落差のある場所で、水流が岩によって曲げさせられているために、中間点では水が激しくジャンプしていて、力漲る眺めになっていました。


ハンショウヅル ↓

この場所にハンショウヅルが咲くことを知りませんでした。これは男性と同行したお陰で、知ることが出来た、ちょっとした成果です。
花はすでに終わっていて、この仲間特有の姿になっています。


コクサギ ↓

ハンショウヅルのとなりにはコクサギがあり、実をつけています。


イワタバコ ↓

岩には、名前のように、イワタバコが咲いています。



ハエドクソウ ↓

同行の男性が、「ハエドクソウ」といいましたが、小生は成長の悪いヌスビトハギではないかと思いました。帰宅してから確認すると、やはりハエドクソウのようでした。
今回は物忘れとうろ覚えの所為で、こんな間違いを何度かやらかしてしまいました。



ニホンカワトンボ ↓

写している時はハグロトンボと思っていましたが、羽に透明感があり、ハグロトンボほどには黒くもありません。
これも帰宅後に調べて、これがニホンカワトンボであると分かりました。


ウリノキ ↓

同行の男性が、見るなり「ウリノキ」と言い当てます。この道筋で初めて気付いた木でした。
花は残念ながら終わっています。


アブラチャン ↓

これはクスノキ科のアブラチャンでしたね。近くでシラキを見た記憶があり、それと混同していましたが、今回はシラキを見つけられませんでした。
シラキもアブラチャンも黄葉を楽しめますね。



いつもの滝 ↓

渓谷中で一番落差のある滝のところに来ました。水量が豊富で、滝らしい滝になっています。



ショウジョウバカマ ↓

この株は、今年花を咲かせた痕跡がありません。生育環境が、少しずつ都合悪くなっているのでしょうね。



イワタバコ ↓

こちらは斜面の岩の上で、やっと下の正面から花を見ることが出来ました。



イワタバコ ↓

こちらは蕾です。こういう姿が見られるということは、今回イワタバコが咲きはじめた、丁度良いタイミングであった、ということですね。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする