ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

7/7日 雨の日に歩く雨生山(うぶさん)その1:まず蛇紋岩の裸地から入ってみる。

2015-07-14 07:06:42 | 草花
梅雨の最中に、それも選りによって、雨の降る中、雨生山を歩いてきました。
夕方から咲き出す、ユウスゲを見るためと、先回(6/15日)来たときにはその気配を見つけることのできなかったコオニユリの花を見るために、昼食後に家を出てやってきたのですが、その二つの花模様は先に記事にしてしまいましたので、このシリーズで、この二つの花の記述は割愛しておきます。

雨生山は蛇紋岩地で、三河地方では特異な植生を持つ山として、この地方の花好きな皆さんは、よく訪れる山になっています。
しかし、雨の降る平日の昼下がりと言うことで、この日の入山者は小生以外の誰一人としていませんでした。

いつもの駐車場所に車をとめてから、入念に身支度を整えます。
今回は長靴履きで全行程を歩きとおすことになります。
そのほかにレインコートを上下に羽織りますので、内部発汗は仕方のないことですから、その下には思い切ってトレーナーだけを身につけ、傘を差して歩くことになります。

このいでたちは藪漕ぎにはうってつけですね。(傘が邪魔にはなりますが・・・・)
笹薮にはダニが潜んでいますので、手足の袖口には、ダニ避けのスプレーを念入りに施して、蛇紋岩の裸地から山に入っていきます。

実行図 ↓

駐車位置から時計回りで、歩きました。



断面図 ↓

細かい登下降を繰り返します。




第一番目の登山口 ↓

まず初めは、ここから蛇紋岩の裸地に入っていきます。一山登ってからまた下り、一般の登山口から山に入りなおします。



ヤブカンゾウ ↓

入口の傍に、ヤブカンゾウの花が咲いていました。



ノアザミ ↓

今回は、いたるところで、この花を見ました。



沢を跨ぐ ↓

小さな沢を跨ぎます。普段は涸れ気味ですが、今日はさすがに水が流れています。



裸地 ↓

以前、この付近で、マツバニンジンを見ましたが、しばらく見ていません。



コガンピ ↓

裸地で、早速、コガンピの花が出てきました。



蛇紋岩地 ↓

蛇紋岩地の、極々小規模の、尾根を登っていきます。



ユウスゲの蕾 ↓

ユウスゲのほころんだものが、出てくることを期待しましたが、この場所では、未だ、こんな姿でした。



ネズミサシ ↓

背丈の低い、ネズミサシが出てきています。



クマヤナギ ↓

クマヤナギは、赤い実をつけていながら、花の蕾もつけています。



サルトリイバラ ↓

サルトリイバラも実をつけています。  これからあと、藪漕ぎでは、この鋭いとげを持った蔓には、大いにいじめられました。



笹の道 ↓

雨に降られて、露をたっぷり含んだ草の道を歩きますが、”完全武装”していますので、そこを通ることが、全然苦になりません。



ネジバナ ↓

草の道の中で、こんな可憐な花を見つけて、一人で盛り上がっています。



ソクシンラン ↓

ソクシンランは、もう花が終わっていました。



田圃に降りてきた。 ↓

蛇紋岩地の山からいったんは下りて、田圃の道に出てきます。これから一般の方たちが登山口としている”桜の園”の登山口に向かいます。
コメント (4)
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