ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

7/24日 本宮山くらがり渓谷道 その5:山頂に行かず、くらがり渓谷道の西側尾根に入る

2015-07-29 07:19:30 | 草花
この山行中に、ずっと探しながら歩いていた、”ある花”がありました。
その花の名前は野性ランの”ツチアケビ”でしたが、一日中探して歩いても、結局見つけることは出来ませんでした。
以前は、ひと夏に一度くらいは見かけたものですが、最近は見ないで、夏を通り過ぎてしまうことが、多くなりました。
この夏もそうなるのかどうか・・・・、出来ることなら一度は見ておきたいと願っています。

タマアジサイ ↓

沢から随分高く離れたところを歩いていたかと思うと、知らぬ間に流れに近づいていたりしながら、だんだん暑さを感じながら、歩いていくようになりました。
沢筋の道端で、タマアジサイの咲き始めた花を見ます。



土砂の崩落 ↓

一昨日と昨日の雨で、地盤が緩くなり、崩れたようです。
この付近では、無理に林道を通したようで、このような崩れを、毎年どこかで見ているような気がします。



緑の間 ↓

歩く先は緑麗しい空間が待っていますが、わが身は汗をびっしょり掻いて来ました。



コガネムシ ↓

地面を、美しい色が、動いて行きます。



黄の子? ↓

黄色いキノコですので、”黄の子”と勝手に命名しておきましょう。



マツカゼソウ群落 ↓

この草むらはマツカゼソウですが、未だ花は見せてくれません。



馬の背平 ↓

林道の急なところを詰めると、馬の背平と言う場所に着きます。
ここにいた年配の男性と、ちょっとした情報交換をしようとして、話しかけますと、話が弾んでしまい、この場所に一時間も長居をしてしまいました。
それで山頂まで歩く気がなくなり、ツチアケビの花を探して、尾根上を歩き回る様に、これから先の予定を切り替えました。


ツイスト ↓

尾根上にフジの蔓にでしょうか、絡まれていじめられた木の幹が出てきました。



イワカガミ ↓

ツチアケビを探して、踏み跡程度の支尾根を歩きます。岩の上にイワカガミの群落を見つけました。



支尾根 ↓

尾根上でもこのように落ち葉が散り敷いているような場所では、ツチアケビは出ないような気がします。



ミヤマウズラ ↓

松葉の落ちているような場所では、ミヤマウズラを見ることが多いように思います。逆の言い方をすると、松葉の落ちないような場所ではミヤマウズラを見ないのではないでしょうか。



乗り越し部 ↓

今までの支尾根歩きがツチアケビ探しに不向きと判断し、道を引き返します。
乗り越し部分で、今まで立ち入ったことのない、尾根道に入ることにしました。
この付近は尾根が集約してきていて、まるで山上の十字路のようです。



支尾根 ↓

別の支尾根に入りますが、ここの道も落ち葉が多くて、ツチアケビは出そうもありません。



ヒグラシ ↓

針葉樹の植林では、根元近くにヒグラシがいるらしくて、小生が近づくと「ピッ」と鳴いて飛び立ちます。
一体どこにいるのかと探しますが、身体が透明なので、見つけられません。
そんな中でこちらに向かって飛んできたものが、木の幹に止まり、「カナカナカナ・・・」と鳴きだしたところを撮る事ができました。 この尾根に踏み込んで得た唯一の成果でした。
コメント (4)
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