ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

7/24日 本宮山くらがり渓谷道 その1:真夏の山歩きは木陰を歩きたい。くらがり渓谷を遡る

2015-07-25 09:47:15 | 草花
昨日のことですが、ブログのネタが尽きましたので、ネタを探しに山に入ってきました。
こんな暑いときですので、出来るだけ涼しく歩きたいと思い、本宮山を選びました。
本宮山の山頂に至る道はいくつかありますが、いつも使うくらがり渓谷道を歩くことにしました。
この道ですと、前半部分は渓谷沿いの道であり、木陰に恵まれています。
渓谷から離れた後半部分でも、木陰はそのまま山頂付近まで続いていますので、涼しく歩けると思って、この道を選んでいます。

実際に山に入ってみますと、期待通りに涼しい道でありましたが、歩行時間が増えるにつれて、身体に溜め込んだ熱気が汗となって噴出してきて、それは大汗を掻いた山行となりました。

そして特筆すべきは、今回は山頂を踏まなかったということでした。
途中で二度にわたって、男性登山者と出会い、それぞれ相当時間を掛けてお付き合いした結果、随分時間が押してしまい、結局、山頂行きを断念してしまったのです。
本宮山に登りに来て、山頂に行かなかったということは、初めてのことだったかもしれません。

本宮山の鳥瞰図 ↓


今回歩いた行跡 ↓

駐車地点から時計回りで周回しました。歩行距離は15.2kmでした。

断面図 ↓

後半部分で凹凸のある稜線歩きとなり、そこで大汗を掻きました。


くらがり渓谷駐車場 ↓

くらがり渓谷は岡崎市の市街から約26km東にあり、本宮山県立自然公園の南西部に位置する景勝地です。
男川(おとがわ)の源となるこのくらがり渓谷は清流美と、流域沿いの美しい森林景観を楽しめる場所であります。
この駐車場は昔は有料でしたが、近年無料開放され、大変助かっています。



ネムノキ ↓

車をとめた頭上にネムノキが咲いていました。 何本かありましたのでおそらくは植栽でしょう。
今山行中に、このほかの場所では見ていません。



タケニグサ ↓

背丈の大きなタケニグサに花がきていました。見上げるようにして撮ります。



不動の滝 ↓

駐車場の隅に、「不動の滝」の看板がありました。これまでこの場所には何度も来ていますが、この滝の存在は知らなかったような気がします。 気がついたら、即、見に行きます。滝にはこれ以上は近づけませんでしたが、水量豊富で、落差も5メートルくらいはありましょうか、存在感のある滝でした。



布滝不動堂 ↓

滝の上にお不動様が祀られています。



アプローチ ↓

駐車場からくらがり渓谷の入り口までは公道の脇を歩いて行きます。土産物屋もありました。



くらがり渓谷の入口 ↓

このアーチを潜り、渓谷道に入っていきます。一般車はここから奥には入れません。



くらがり渓谷 ↓

くらがり渓谷では大小さまざまな瀬・淵・滝を見ることが出来ます。
今回は水量が豊富で、清々しさがぐ~んとアップしています。



ミヤマカラスアゲハ ↓

岡崎から見えたという男性とのんびり話しながら歩いています。目の前に綺麗な蝶々が飛んでいますが、この男性二人連れの周りを、あちこち飛んで、なかなか止まってくれません。



テンナンショウ属 ↓

日陰でテンナンショウ属の未だ青い実を見ました。



タマアジサイ ↓

路肩から流れに身を乗り出して、タマアジサイがありますが、未だ蕾でした。



渓流沿いの道 ↓

今歩いている道は木陰の多いこんな道です。車は(許可車両なら)まだ入ってこられます。



イワタバコ ↓

道沿いにイワタバコが沢山咲いています。ここでは個体数が増えています。


本当は見上げて撮りたいのですが、下に降りられません。



ツルリンドウ ↓

ツルリンドウの、若い株も出てきました。



コメント (2)
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