1年前と同様、今日5月2日、40年以上の長きに亘って毎年伺う書道展の第68回目を拝見してきた。 芝、御成門近くの東京美術倶楽部が会場。 和風庭園と畳敷き大広間が魅力。
GWの中盤、昔だとガラガラに空いている印象の都心だったが、コロナ禍収束傾向の中、また、時代が大きく変化した今年は、大分様子が違っていた。
風体の似た東アジアからの旅行客に加え、明らかに風貌の違う欧米人風の観光客が、電車内、街角問わずに溢れる様に目に付いた。 場所の依っては、薄汚く、大混雑で、飽きられそうだ。
久し振りに、異国へ旅行に出た感じにさせられ、やゝ奇妙な感覚に見舞われつゝ会場へ。
肝腎の書道展では、同世代の古参幹部会員、最早、やゝ若い会長、副会長達と1年ぶりの互いの元気・健康を確認、出展作品を前に、ミニ鑑賞会と相成った。
社中の盛会を祈念、来年の、いや、第70回目、更に80周年を目指してエール交換、再会を約し、退去。
心を洗われる様な落ち着いたひと時であった。