楽典の基礎知識がないことに加え、ネットで調べても、結局、良く分からずにいい加減なところで、放っぽり出して止めてしまう。
こんな事の繰り返しだが、理屈は兎も角、原曲キーを移調して、ポジション奏法を実践し、落ち着き先を見極める作業をしていることになるのだろうか。
「赤い靴」に戻るが、原曲キーがCmとのことらしいが、手持ちの短調テンホールズハーモニカはAm、Gm、それからDm。 どれが、ピタッと来るかだ。 Dmが良かった。 更に、長調ハーモニカに移るが、念の為、低音域ベンド対応のやり易いハーモニカC、Db、D辺りで探り吹きを試みるも、4番穴以上の中音域ベンドならば、AでもGでもOKだが。 大体、こんな手順でピタッと収まれば、ラッキー、と言ったところ。 従って、2nd positionなのか、3rd position なのか、はたまた、12th position なのか、あまり気にも留めない。 結果オーライならば、何がどうだと、御託を並べることもない。 ブルースハープの色合いにドンピシャ嵌まれば、とやかく言うことはない。 それで十分だ。
ただ、よく調べると、どうも手持ちの Bb が 3rd position らしいが、Bb だとやゝ低く、ベンドに難渋する。 手探りで原曲キーCmを長2度下げ移調し、矢張り、手持ちで馴染みの長調ハープDb で吹いたということの様だが??? ポジション奏法で言うところの、何かは良く分からない。
少し高音なれど、あの寂しさは出せると、これにて収めたところだ。