渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

舞台が違う

2023年05月16日 | 日記
自民党・岸田政権は、党内右派の顔色を窺う様に戦後日本の平和主義をなし崩し的に壊し始めた。
中国共産党や北朝鮮金独裁政権の向こうを張って敵基地攻撃能力や反撃能力と称して、武力攻撃の増強にシフトし出し、軍事予算もGDP比2%は当然だ位の思いで、増やし始めた。  軍事費とは言わず、防衛費と称しているが。
「矛」じゃなく「盾」だとも、詭弁を弄する。
プーチン大統領を始め、世の中には、手に負えないお馬鹿さんがいるものだが、「とも馬鹿」になることはない。
今や、アメリカに比肩する軍事・経済・資源・人口・マーケット大国の中国の思う壺でしょうね。
世界は、平和主義を捨てた日本と見立てだしているので、戦争に巻き込まれること必至だ。  かつての軍国主義日本の道、今のウクライナ国民の悲劇をまた、懲りずに繰り返しますか。  我々は、相手が撃って来たら反撃するのですね。 場合によっては、相手の基地も攻撃するのですね。  プライドや国の為と称し、死を賭して戦闘に加わるのですね。  「絶対に武力闘争はしない」は、通用しないのでしょうか。
違う舞台で振舞うのが日本の生きる道だろうと思うが。
何とも困ったものだし、政権交代を目指すのか否か態度のはっきりしない野党第一党にも困ったものだ。  多くの国民の声を集約出来ないのだから。
アフガンで銃撃された中村医師の言葉を思い出す。 「中東の連中は、日本は平和主義国家故、武力攻撃の対象には考えない」との主旨。  しかし、世界の「日本を見る目」は変わりつゝある。

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