気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“2011夏商戦モデル(NTTドコモ)”とは

2011-05-17 23:43:55 | Weblog
NTTドコモが2011年5月16日に発表した、スマートフォンやLTE(Long Term Evolution,3.9世代)対応データ端末カードを含む2011年夏商戦向け製品です。全部で24機種あります。5月20日以降、順次発売開始となります。

24機種の内訳は、スマートフォン9機種(BlackBerry端末1機種を含む)、携帯電話スタイルシリーズ5機種、同プライムシリーズ4機種、同スマートシリーズ2機種、その他携帯電話1機種、LTE(サービス名:クロッシーXi)対応データ端末カード2機種、USB型データカード1機種です。

上記の内、5月に発売される予定のものは、スマートフォンの「AQUOS PHONE SH-12C」(シャープ製、5月20日予定)とスタイルシリーズの「SH-11C」(シャープ製、発売日は未定)です。その他の発売予定は6~7月です。

BlackBerry端末以外の8機種には、最新の「Android 2.3」(別名:Gingerbread(ジンジャーブレッド))が搭載され、ユーザーインタフェースの改良、処理性能向上、電源管理機能強化などが図られています。また、下り最大約14Mbpsのデータ通信機能(6機種)や「テザリング」機能(7機種)へ対応しています。

報道発表資料(2011.5.16付け)のサイトは、http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2011/05/16_00.htmlです。


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“ギャラクシーSⅡ(サムスン電子)”とは

2011-05-14 23:54:44 | Weblog
韓国のサムスン(三星)電子が2011年4月28日に販売を始めたスマートフォンです。日本などへの販売は5月末以降に展開されるようです。

昨年6月に販売され1400万台以上売れた「ギャラクシーS」の後継機で、アップルのiPhoneのライバルとなりそうです。

ギャラクシーSより画面が大きく鮮明になり(4.3型の有機ELパネル採用、Sの画面サイズは約4.0)、かつ厚さも8.9mmと1mm薄くなっているようです。重さは121gです。

CPUには1.2GHzのデュアルコアタイプが、OSにはアンドロイド2.3(ジンジャーブレッド)がそれぞれ搭載されています。

通信方式には、最大21MbpsのHSDPA(High-Speed Down Packet Access)が採用され、またモバイル決済が可能なNFC(Near Field Communication、近距離無線通信)機能や重力感知センサー、800万画素のディジタルカメラも搭載されているとのことです。

製品紹介の動画は、例えば以下のサイトがあります。
→http://www.youtube.com/watch?v=QkUYPEZSLi8&feature=player_embedded

ギャラクシーSの関連ブログは、http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/1561a31e74fb8bc67ab7e2f331d0c79eです。

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“htc EVO WiMAX ISW11HT(KDDI)”とは

2011-05-12 23:19:41 | Weblog
KDDIが2011年4月15日より販売を開始しているスマートフォンです。台湾のHTC製です。

通信機能として、第3世代携帯電話(3G)の他に高速無線の「WiMAX(ワイマックス)」が搭載されており、WiMAX利用時は下り最大40Mbps/上り最大10Mbpsの通信が可能となります。3Gでは下り最大3.1Mbps/上り最大1.8Mbpsとなります。

月額525円の追加負担でWiMAXの高速通信は月額525円で使い放題になるようです。

OSにはAndroid 2.2がし、CPUには1GHz駆動のSnapdragon(QSD8650、米クアルコム社)が搭載されています。

また、4.3型の液晶画面が、端末の前面と後面に2つのカメラ(メイン:約800万画素、イン:約130万画素)が搭載されています。重さは約170gです。

モバイルルータとして、PCやゲーム機→(無線LAN機能)→本機(モバイルルータ)→インターネットという風に、PCやゲーム機をインターネットに接続するのに利用すること(テザリング)もできるようです。

「テザリング」に関するブログは、http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/127fab63ed0e3565cf3ad00e00695d00です。

端末購入補助「毎月割」で新規契約した場合、実質負担額は約3万円のようです。

ニュースリリース(2011.4.13)のサイトは、http://www.kddi.com/corporate/news_release/2011/0413a/index.htmlです。

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“ソーシャルゲーム”とは

2011-05-11 23:25:57 | Weblog
ソーシャルメディアのSNS(Social Networking Service)上で、他の利用者と交流しながら楽しむタイプのゲームです。いわば、SNSの交流機能を応用したゲームということになります。

ブラウザ(閲覧ソフト)上で動作するので、専用サイトへアクセスしたりする必要はありません。一般的なオンラインゲームとはその点で異なります。

ソーシャルゲームにおいて自分と交流できるのはSNS上の自分の友達のみです。

最近のスマートフォンの普及に伴い、ゲーム各社の市場戦略はスマートフォン上で利用可能なソーシャルゲームの方へシフトしつつあるようで、開発子会社の確保などに躍起となっているようです。

例えば、グリーは米のスマートフォン向けSNS大手(オープンフェイント)を2011年4月に買収、DeNAは米のゲーム業者(エヌジーモコ)を2010年11月に買収しています。



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“LUMIX DMC-FP7(パナソニック)”とは

2011-05-10 23:48:37 | Weblog
パナソニックが5月19日に発売予定の、若い女性をターゲットとしたコンパクト型ディジタルカメラです。有効画素数は1610万、光学4倍ズームレンズが搭載されています。

主要な特徴は、「ビューティレタッチ」と呼ばれる機能、即ち、撮影した後に被写体の目の大きさや肌の色などを化粧するかのように加工できる機能が搭載されている点です。

パナソニック独自のiAと呼ばれる機能で顔認識を働かせ、撮影した人物に対して「エステレタッチ」効果、「メイクアップレタッチ」効果がかけられるようです。

「エステレタッチ」効果としては、「肌透明感」「テカリ除去」「ホワイトニング」が、また、「メイクアップレタッチ」効果としては「肌色」「リップカラー」「チークカラー」「アイシャドー」が用意されています。

3.5型の液晶モニターが搭載され、本体表面は鏡面加工され、本体サイズ(WxHxD)は101.0 x 58.9 x 18.2 mmとスリムなデザインになっています。

オープン価格ですが、店頭では2万7000円と想定されています。

プレスリリース(2011.4.26)のサイトは、http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn110426-1/jn110426-1.htmlです。

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“フリースタイルAQUOS(シャープ)”とは

2011-05-09 23:34:25 | Weblog
シャープが6月1日に発売予定の液晶テレビです。液晶サイズは20型です。形名は、LC-20FE1です。

特徴は、チューナー部とディスプレイ部とを分離し、無線で接続できるようにした点です。アンテナ線はチューナー部の方へ接続し、ディスプレイ部を視聴したい部屋へ持ち込んで楽しむことができます。

ディスプレイ部の重さは従来機の半分程度(約3.3kg)に軽くされ、持ち運びしやすいように上部には取っ手も取り付けられています。

ディスプレイ部にはバッテリが内蔵され、フル充電で約2時間の視聴が可能なようです。

なお、チューナー部とディスプレイ部との通信には、IEEE802.11n/IEEE802.11a準拠、ARIB STD-T71(5GHz帯)の規格が利用されています。

オープン価格ですが、チューナー部、ディスプレイ部、リモコンの3点のセットで、店頭では10万円前後のようです。

ニュースリリース(2011.4.21)のサイトは、http://www.sharp.co.jp/corporate/news/110421-a.html、及びhttp://www.sharp.co.jp/corporate/news/110421-a-2.htmlです。





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“多機能携帯端末”とは

2011-05-07 23:20:26 | PC・カメラ・他デジタル機器

パソコン(PC)、携帯電話、スマートフォンなどの中間的な位置付けの製品で、別名「タブレットPC」などとも呼ばれています。

ノート型パソコンよりも持ち運びが容易で、携帯電話より大きな画面を備えています。キーボードは持たず、画面をタッチすることにより文字の入力やメニューの選択などを行います。インターネットとの接続のために無線LAN(Wi-Fi)や3Gの携帯電話回線による通信機能を備えています。電子メールや応用ソフトの追加が容易に行えます。

多機能携帯端末が注目を集めたのは、昨年(2010年)4月の米アップルによる「iPad」の販売です。本体がB5ノートサイズで画面が9.7型です。スマートフォンのiPhoneと同じ「iOS」が搭載され、通話機能を除き同様の基本機能がサポートされています。今年に入って機能高度化版のiPad2も販売されました。

米アップルに対抗する多機能携帯端末群として、米グーグルのOS「android」を搭載するものが国内外で販売され、あるいは販売されようとしています。国外では、韓国サムスン電子の「ギャラクシー・タブ」、米モトローラの「XOOM(ズーム)」、米デルの「ストリーク」などであり、国内では、NECの「スマーティア」(2010年12月)、東芝の「レグザタブレット」(2011年6月予定)、ソニーの「ソニータブレット」(2011年秋以降)などです。

また、搭載するOSとして、スマートフォンと同じ「iOS」や「android」の他に、ウインドウズを搭載する製品もあるようです。富士通の「スタイリスティック」(2011年5月中旬)が知られています。

なお、ソフトウェアは、従来では箱に入った製品の形で供給するパッケージ販売でしたが、
多機能携帯端末やスマートフォンなどでは従来とは異なる流通形態になります。即ち、アップルの「アップストア」やグーグルの「アンドロイドストア」のように、開発者自身でアプリケーションソフトを公開したり料金設定ができたりします。


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“ソニータブレットS1/S2(仮称)”とは

2011-05-04 23:39:49 | Weblog
ソニーが、今年の秋以降に順次発売を予定しているタブレット型の多機能端末です。

S1(仮称)が9.4型液晶1画面搭載モデルで、S2(仮称)が5.5型液晶2画面搭載モデルとなっています。いずれもタッチパネル式です。S1は大きな画面で見やすく、一方S2は折りたたみ式でスーツのポケットなどに入れて持ち運べるとのことです。

重さは現状不明です。OSにはグーグルのandroid3.0が搭載されます。

ソニー独自の音楽や書籍の配信が可能なようにし、ゲーム機「プレステ」の旧作ソフトも楽しめるようにするようです。

タブレット端末の販売としてはソニーとして出遅れの感がありますが、デザインや操作性にこだわったとのことです。

価格は未定です。

報道資料(2011.4.26)のサイトは、http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201104/11-055/です。


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“レグザタブレットAT300(東芝)”とは

2011-05-02 23:02:08 | Weblog
東芝が、6月下旬に発売予定のタブレット型の多機能端末です。

東芝は日本に先行してヨーロッパでタブレット端末を販売していましたが、国内でも6月に発売することになったようです。

10.1型の液晶画面を搭載し、重さは約765g(予定値)です。OSにはグーグルのandroid3.0が搭載されています。

書籍の配信サービスを導入し、端末でダウンロードした書籍や動画などを液晶テレビ「レグザ」で楽しめる点が売りのようです。

なお、4月28日には、アップルのiPad2が国内で販売開始されています。

オープン価格ですが、約6万円と想定されています。
→http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=42bb7d22417109c068c50d5613d7ac5b

ニュースリリース(2011.4.20)のサイトは、http://www.toshiba.co.jp/about/press/2011_04/pr_j2004.htmです。


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“アプリストア”とは

2011-05-01 23:24:38 | Weblog
正式にはアプリケーションストア(application store)のことで、スマートフォンなどのモバイル端末で利用可能なアプリケーションソフトウェア(モバイルアプリとも呼ばれます)が提供されます。

スマートフォンなどには対応するアプリストアが用意されており、そこには無料なものから有料のものまで多くのアプリケーションソフトウェアが登録されています。

Appleのスマートフォン(iPhone)向けの「App Store」、GoogleのOS(Android)を搭載するスマートフォン向けの「Androidマーケット」などが代表的です。

無料のアプリも多数用意されており、キーワードで検索すると関連するものが表示されます。

例えば、androidマーケットで、「地震速報」で検索すると、2011年5月1日時点で68件(無料が56件、有料が12件)でした。例えば、「なまず速報β」、「ウェザーニュース」、「放射線チェッカー」、「計画停電情報」、など多数出てきます。

人気が☆印で表示され、人気の高いものは多くの人に利用されるため、不具合も発見され改版も頻繁に行われているようです。

その他のアプリストアとしては、RIMのスマートフォン「BlackBerry」端末向けの「BlackBerry App World」、NTTドコモの「ドコモマーケット」、IntelのAtom搭載ネットブック向けの「AppUp Center」などが知られています。




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