気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“EX-word XD-sw6500(カシオ)”とは

2008-01-18 23:22:18 | Weblog
カシオ計算機が2007年8月25日から販売している電子辞書です。本体は5色(黒、ジャパンゴールド、赤、ピンク、ベージュ)から選べるようです。

タッチペンで文字入力する機能を拡充したり、音声機能を従来より強化しているとのことです。ネイティブスピーカの音声で聞ける英単語の数は10万語だそうです。

売れ行きもよいようです。価格は4万7250円(税込み)です。

メーカの製品紹介サイトは、http://casio.jp/exword/products/XD-SW6500/です。


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“PHOTOS 920SC(ソフトバンクモバイル)”とは

2008-01-17 23:07:33 | Weblog
ソフトバンクモバイルが1月12日に発売した携帯電話機で、ディスプレイに有機EL(AM-OLED)が採用されています。サムスン電子製です。

人物の顔を自動的に認識してそこにピントを合わせる機能を備えたディジタルカメラ(500万画素)を搭載しています。

価格は、2年間継続使用が前提の24回払いにした場合、特別割引で2万1120円になるそうです。

プレスリリースのサイトは、http://www.softbankmobile.co.jp/corporate/news/press/2007/20080110_01/です。

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“メディアフロー”とは

2008-01-16 23:19:47 | Weblog
放送波を利用して携帯電話などに様々なコンテンツを配信する技術です。第二の「ワンセグ」とも形容されるようです。映像だけでなく音楽や文字情報の配信も可能です。

映像配信は、従来の「ストリーミング」の他、昼間や夜間に端末のメモリに記録しておき、好きな時に見ることができる「蓄積型」もできるとのことです。

KDDIが出資しているメディアフロージャパン企画が昨年の11月27日から携帯電話向けの映像配信の実証実験を始めています。

米国では携帯電話大手のベライゾン・ワイヤレスが昨年の3月にサービスを開始しています。日本では、周波数に空きが少なく商用化は先で2011年7月以降とされているようです。

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“可視光通信”とは

2008-01-15 23:02:50 | Weblog
証明器具などが発する光を利用して情報をやり取りする通信技術です。

波長が380~780nm(ナノメートル)の可視光を人間には視認できない速さで点滅させ、「0」と「1」のディジタル信号に対応づけます。

現行の規格では、通信速度は4.8kbpsです。通信距離は視認できれば無制限となります。光を遮ると情報が漏洩しにくいといった特徴があります。課題は、昼間の屋外では運用しにくい点です。

技術的な課題は少ないようですが、他の技術との差別化が難しく、用途の開拓やコスト削減に難航しているとのことです。

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“BitTorrent DNA”とは

2008-01-14 19:52:01 | Weblog
P2P方式を活用した次世代型のコンテンツ配信技術のひとつで、2007年末に米ビットトレント社が提供しています。

現在の動画配信サービスはクライアント-サーバ型で利用者がサーバからコンテンツをダウンロードします。このため、人気の動画にアクセスが集中するとダウンロードに時間がかかったり受付が拒否されたりする問題があります。この問題を改善するためにP2P方式の配信技術が登場したわけです。

BitTorrent DNA(DNA:Delivery Network Accelerator)は、ファイル共有ソフトとして有名なBitTorrentの仕組みを流用し、その上で動画配信のための安定性や使い勝手を高めているとのことです。

利用するには、クライアントソフトを1回だけインストールすればよく、あとはP2Pソフトの使用を意識することなく、Webブラウザ上で動画配信のサービスを受けられるとのことです。

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“DTCP-IP”とは

2008-01-13 23:20:33 | Weblog
Digital Transmission Content Protection over IPの略です。著作権保護されたコンテンツをIPネットワークを利用して転送するための規格です。主に、ホームネットワークでの利用が想定されています。

ARIB(無線や放送関係の規格を作成する総務省の外郭団体)やDLNA(Digital Living Network Alliance。ネット家電の規格を推進する団体)の規格として採用されたため、今後の利用が進むと想定されているようです。

コンテンツをソースとシンクとの間で転送する前に、電子証明書により両者がDTCP-IP対応機器であることを認証するようになっています。認証がとれた後、暗号化のための鍵(注:共通鍵として知られたAES:Advanced Encryption Standard)を交換します。その後にコンテンツの転送が行われますが、ソースでは暗号化済みのコンテンツを一旦平文に戻し、シンクとの間で交換した鍵を用いて改めて暗号化して送信し、それを受信したシンクがそれを解読するといった手順です。


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“IT Knife2(オリンパスメディカルシステムズ)”とは

2008-01-12 23:49:58 | Weblog
オリンパスメディカルシステムズが開発した早期胃がんの内視鏡手術向けの電気メスです。2007年の日経優秀製品・サービス賞の最優秀賞に選ばれた17点の中のひとつです。

2002年に同社が世界に先駆けて製品化していますが、今回はそれを改善したものです。メスの刃にあたる電極の形を工夫し切れ味を高めたとのことです。

内視鏡手術の場合には3泊程度で退院できるため内視鏡手術の方を選ぶ人が急増中とのことです。これに伴い、電気メスの重要性が高まっているようです。

関連サイトは、http://www.olympus.co.jp/jp/info/2008a/if080107itj.cfmです。


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“USB CardToken 1500(ペンティオ)”とは

2008-01-11 23:21:30 | Weblog
これは、個人認証情報などが保存されているICチップをカードから取り外し、パソコンのUSB接続端子に接続して用いる情報管理用機器です。ペンティオ(注:セキュリティ機器を扱うベンチャー企業)が今月より発売予定です。

USBメモリの扱い易さとICカードの生産コストの低さを考慮した点に特徴があります。ICチップは、ICカード・USBトークンでは最高クラスの16bit CPUを搭載しており、2048ビット長の暗号鍵(RSA2048bit)を格納可能とのことです。

大企業や教育機関などでのパソコン起動やネット接続時の認証用途に利用できます。注文は1000枚以上から可能で、価格は、例えば1万枚の場合、3500円/枚だそうです。

プレスリリースのサイトは、http://www.pentio.com/pki_release/2008_01.htmlです。

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“920SH(ソフトバンクモバイル)”とは

2008-01-10 23:39:59 | Weblog
ソフトバンクモバイルが昨年11月17日に発売したワンセグ(携帯機器向け地上ディジタル放送)対応の携帯電話端末(アクオスケータイ)です。シャープ製です。

液晶画面が横方向に90度回転する「サイクロイド」と呼ばれる機構が売り物です。また、解像度の高い「フルワイドVGA」と呼ばれる画面の採用で高画質を楽しめるとのことです。

第二世代の「GSM」にも対応しており、北米などでもそのまま使用できます。

店頭価格は、例えば割賦の24回払いで3580円/月、一括では8万5920円のようです。

プレスリリースのサイトは、http://www.softbankmobile.co.jp/corporate/news/press/2007/20071115_03/です。






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“NV-U2(ソニー)”とは

2008-01-09 23:32:27 | Weblog
ソニーから発売されたPND(Personal Navigation Device)です。ソニーのショールームで昨年の10月から先行展示され、11月21日に発売されました。

本体は厚さが約2cmと薄型で4.8型のワイド液晶モニターを搭載しています。本体には2GBのフラッシュメモリーを搭載し、住所検索データが約3,000万件、施設検索データが約1,000万件、電話番号検索データが約1,000万件と、全国の詳細地図や豊富な検索データがプリインストールされていとのことです。行きたい場所はすぐに見つけられるとのことです。

店頭価格は6万円弱のようです。

プレスリリースのサイトは、http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200710/07-1010/です。

日経優秀製品賞の「優秀賞」を受賞しています。


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