気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“キンドルDX(アマゾン・ドットコム)”とは

2010-02-15 23:13:36 | Weblog
米アマゾン・ドットコムが昨年の夏に出荷を開始した電子書籍用端末です。2009年2月に発売されたキンドル2(Kindle2)のアップグレード版です。なお、最初の電子書籍端末「キンドル」は2007年11月に発売されています。

画面サイズは6型(白黒)から9.7型(白黒)に拡大されています。内蔵メモリも2GBから3.3GBに拡大され、最大約3,500冊分の電子書籍が保存できるとのことです。

新たに搭載されたものとしてPDFリータがあります。さらに、加速度センサによる画面回転機能も付いているようです。

無線通信機能を利用し1分以内でアマゾンのサイトから好きな電子書籍を入手できる(注:通信料は無料)とのことです。

書籍の他、新聞や雑誌の配信にも対応しています。ニューヨーク・タイムズ、フィナンシャル・タイムズ、マイニチ・ディリー・ニュースなど。

本体のサイズは幅264.2×高さ182.9×奥行き9.65mmで、重さは約535です。バッテリの充電時間は約4時間で約4日間(ワイヤレス機能ON時)継続使用できるとのことです。

価格は489ドルです。

米国での電子書籍市場は急成長中であり、端末のシェアは2010年1月時点で、キンドルが60%、ソニー(端末名:リーダー・デイリー・エディション)が35%となっています。最近(2010.1.27)、米アップルからiPadと呼ばれる端末が発表され電子書籍市場への参入が表明されたこともあり、競争が活発化しそうです。

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