“5Gサービス”とは第5世代移動通信方式のサービスのことで、日本においての提供開始はNTTドコモがこの3月25日で最初であり、KDDI、ソフトバンクも3月25日の週内には開始予定のようです。
5Gの基地局(アンテナ)の全国的な整備は早くても2023年以降になりそうとのことであり、現時点でのサービス提供エリアは大都市を中心としてその一部にとどまるようです。
NTTドコモの情報では、3月末時点で、スタジアム・オリンピック施設、鉄道駅や空港などの交通施設、観光/商業施設、ドコモショップ、その他などとなっていますが、先端的な5Gのサービスについては、東京五輪・パラが1年程度延期となったため当初予定のものから変わるかも知れません。
5Gの通信サービスについては、スマホでの利用も然ることながら製造業や交通など産業分野への応用も広がっていきそうです。
また、一般の通信サービスのような全国規模での利用とは別に、企業、自治体、大学など限られた地域で活用する「ローカル5G」の形態が当面広がっていきそうです。
以下のNTTドコモのサイトでは、5Gサービスの提供エリア、対応機種、電波の周波数帯(3.7、4.5、28GHz帯)、ビームフォーミングと呼ばれる技術などを案内しています。
https://www.nttdocomo.co.jp/area/5g/
NTTドコモの報道発表資料(2020.3.18)のサイトは、https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2020/03/18_00.htmlです。
関連ブログ“ローカル5G”のサイトは、https://blog.goo.ne.jp/blspruce/d/20191226です。
ビームフォーミングに関連するブログ“マッシブMIMO”のサイトは、https://blog.goo.ne.jp/blspruce/d/20190202です。