ウイズコロナ時代に食料品などを扱うスーパーへの来店客が安心して買物ができるようにするための技術です。接触を減らすものや感染のリスクを減らすものなど新しい技術が色々と開発され利用されつつあるようです。
例えば、接触を減らすものとして、消費者の店内の動きをデータ解析しそれに基づいて消費者が店内を回りやすくするように通路や商品の位置を変更したり、需要が急拡大しているネットスーパーの配送センターを大型にしそこへロボットを導入したり、画面にタッチする代わりに非接触の通信で決済が行えるレジを導入したりしているようです。また、商品陳列棚の在庫をドローンで確認したり(注:スタートアップの米ペンサシステムズ社)、棚に取り付けたカメラで確認したり(注:スタートアップの米フォーカル・システムズ)できるものが登場しているようです。
その他、感染リスクを減らすものとして、利用客がショッピングカートを押してトンネル型の機械を通過するとそれを自動的に消毒したり(注:米サニタイズイット社)、買物カゴをホース状の器具で消毒したりするものが知られているようです。
日本でも近いうちにこのような技術が導入されていくものと思われます。