「パルシステム生活協同組合連合会(※)」が、2014年6月に提供開始した、専用のスマホアプリです。このスマホから簡単に宅配の注文ができるようです。
※ 首都圏を中心とする「地域生協」と「パルシステム共済生活協同組合連合会」が加盟する連合会組織で、食を中心とする商品供給事業、共済・保険事業、福祉・電力事業などを展開しているようです。なお、「パルシステム」はpal(友達)+system(制度)の造語。産直牛乳の産地である根室と釧路から「こんせんくん」(牛のようなアイコン)がブランド・キャラクターになっているようです。
生協は、週1回の頻度で組合員宅への宅配を行っていますが、組合員との距離を縮め若い単身者や共働き世帯の新たな需要獲得を狙って、このようなアプリを開発したようです。従来は、紙の注文カタログを配布して注文を受けるやり方が主流でした。
専用のスマホアプリを用いると、スマホ画面上に商品カタログが表示され、その詳細内容やレシピなども参照できるようです。注文も、従来は商品名の書かれた注文用紙上で欲しい商品を探し行う必要があったようですが、アプリでは、スマホ画面にタッチするだけでOKとのことです。また、スマホアプリなので外出先のどこからでも注文が行えるメリットもあります。
ネットスーパーの食料品宅配と競合しつつある中、勝ち残りをかけての対策のようです。