通信機能を備え、インターネットなどに接続できる車のことです。
車が、インターネット等とつながり、双方向の情報やり取りが可能になることによって、自動運転の支援、非常時の緊急通報、車両の追跡、走行データ等の収集・共用、ナビゲーション・音楽・TV番組等種々の情報の提供などへの活用が期待されています。
コネクテッドカーは、通信機器を車に搭載するか否かにより2つのタイプに分けられるようです。即ち、前者に当たる「通信機搭載型(常時接続型)」と後者の「モバイル連携型(スマホなどで接続するタイプ)」です。
通信機搭載型は通信機や通信料金の低コスト化が課題のようで、現時点でモバイル連携型がより普及するのではと見られているようです。現在、モバイル連携型に対応したスマホアプリとして、米グーグル の「アンドロイドオート(Android Auto)」や米アップルの「カープレイ(CarPlay)」が知られています。
最近の自動車業界はコネクテッドカーの開発を急いでいるようで、新車販売に占めるコネクテッドカーの割合は、今後急速に増加していくようです。ある調査会社の予測では、世界市場について、29%(2017年)から93%(2035年)へ増加するとのことです。
関連ブログ(“コネクテッドカー”とは、2015.9.22)は、http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/f84ee5dc22dceab15e2f0bb513027b4bです。