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気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“ミラーレスカメラ”とは

2020-02-02 23:54:29 | PC・カメラ・他デジタル機器

ミラーレスカメラは文字通りミラーがなくレンズ交換式を特徴とするカメラです。一眼レフに使われているようなミラー(注:光を反射させ光路を変えるための鑑のことで“レフレクタ”と呼ばれる)がなく、対象物の確認が“光学ファインダー”の代わりに“電子ビューファインダー”や(コンパクトカメラについているような)“液晶モニター”で行われるタイプのカメラです。コンパクト型カメラとは異なり一眼レフカメラのようにレンズは“交換式”となっています。

入門者用のミラーレスカメラとして、最近、キャノン、ソニー、オリンパスの製品だけでなく、ニコンの製品も加わり、市場獲得争いが激しくなっているようです。交換式レンズは、標準のズームレンズと望遠ズームレンズの両方がセットされた“ダブルズームキット”が人気のようです。以下のような製品が知られています。

1)キャノン:「イオス キス M ダブルズームキット」(10万4000円前後)

=>プレスリリース(2018.2.26)のサイトは、https://cweb.canon.jp/newsrelease/2018-02/pr-kissm.htmlです。

2)ソニー:「α6400ダブルズームレンズキット」(14万4800円前後)

=>プレスリリース(2019.1.16、2019.6.13改)のサイトは、https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201901/19-0116/です。

3)オリンパス:「ペン E-PL9 EZ ダブルズームキット」(6万4000円前後)

=>ニュースリリース(2018.2.7)のサイトは、https://www.olympus.co.jp/news/2018/nr00696.htmlです。

4)ニコン:「Z 50 ダブルズームキット」(16万9800円前後)

=>プレスリリース(2019.10.10)のサイトは、https://www.nikon.co.jp/news/2019/1010_z50_01.htmです。 

なお、2月27日には、富士フイルムより、「X-T200 ダブルズームキット」(税抜11万9500円と想定)が発売される予定です。

=>プレスリリース(2020.1.23)のサイトは、https://www.fujifilm.com/jp/ja/news/list/2676です。


“UMPC”とは

2020-01-20 23:50:21 | PC・カメラ・他デジタル機器

Ultra-Mobile PC(ウルトラ・モバイルPC)の略称であり、画面が9インチ以下でOSのWindows10が動く超小型ノートPCのことをこのように呼んでいるようです。

元々は2006年頃にマイクロソフトやインテルが発表したタブレットPCのことをこのように呼んでいたようです。最近では、中国の新興メーカーから続々と発表され、日本国内でも隠れたブームになっているようです。

超小型、パソコンPCがそのまま使える、キーボード搭載、高解像度画面搭載、高性能、SSDやeMMCのストレージを搭載、USB端子あり、など、スマホやタブレット以上の使用価値がありそうです。

中国メーカー製の以下のような製品が知られています。

・OneMIX3(ワンネットブックテクノロジー製、8.4型画面、税抜8万4800円、代理店はテックワン)

・GPD Pocket2(シンセンGPDテクノロジー製、7型画面、実売6万円前後、代理店はリンクスインターナショナル)

・GPD MicroPC(シンセンGPDテクノロジー製、6型画面、実売5万円前後、代理店はリンクスインターナショナル)

その他にも、GPD MaicroPC(シンセンGPDテクノロジー製)、GPD P2 MAX(シンセンGPDテクノロジー製)、CHUWI MiniBook(ツーウェイ・イノベーション製)なども知られています。

例えば、GPD P2 MAXの紹介動画のサイトの一例は、https://www.youtube.com/watch?v=5WAUBoO_Wkc です。


“iNSPiC REC(キヤノンマーケティングジャパン)”とは

2019-11-25 23:28:27 | PC・カメラ・他デジタル機器

キヤノンマーケティングジャパンが、10月17日にクラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で限定1000台の予約販売を開始し(注:公開から12時間で完売)、一般販売を年内に開始しようと目指している、カラビナ型の小型ディジタルカメラです。有効画素数は約1300万です。「カラビナ」は開閉できる部品がついた金属リングで登山道具のひとつです。

手のひらに収まるサイズ(高さ110.5×幅45.2×奥行き18.5mm)で、重さが90gとのことです。カラビナの部分をバッグやベルトなどに取り付けて持ち運べるようになっています。

撮影した写真はmicroSDカードに記録され、スマホとBluetoothで接続し専用アプリにより確認することができるようです。

さらに、水深2mでも約30分間の撮影ができる防水性能や約2mからの落下にも耐え得る耐衝撃性を備えているとのことです。

サイトでの販売価格は、税込1万4850円とのことです。

マクアケのサイトは、https://www.makuake.com/project/inspic/です。


“Duo(マイクロソフト)”とは

2019-10-31 23:36:16 | PC・カメラ・他デジタル機器

「デュオ」と読みます。2020年にマイクロソフトが提供予定のスマートフォンです。10月2日、米ニューヨークで開かれた、マイクロソフトのハードウェア発表会にて最高製品責任者CPOから発表されたようです。

2つの画面(各5.6インチ)を搭載し、使わない時は折りたたんでポケットにも入る大きさとなっています。使い方としては、片方の画面で協業ソフト「チームス」を開き打ち合わせをしながら、もう一方の画面ではネットにアクセスして調べものをしたり、プレゼン資料を確認したり、といったことが想定されています。即ち、画面切り替えの手間が省ける点が特徴です。

搭載するOSは、グーグルの「アンドロイド」となっています。多くの顧客から支持され、数百万というアプリの多さが考慮されたようです。

マイクロソフトの今回のスマートフォンへの参入は、2010年、2014年に続く、3度目となるようですが、3度目の正直となるか、注目されるところです。

発表に関する記事のサイトは、https://blogs.windows.com/devices/2019/10/02/surface-reveals-new-holiday-lineup-and-introduces-a-new-category-of-dual-screen-devices-built-for-mobile-productivity/です。

発表の際のハイライト動画(YouTube)は、https://www.youtube.com/watch?time_continue=7&v=_xAv55RLnCcです。

 


“FUJIFILM X-A7(富士フイルム)”とは

2019-10-28 23:13:48 | PC・カメラ・他デジタル機器

富士フイルムが10月25日に発売した、ミラーレスデジタルカメラです。有効画素数は、約2424万です。

「動く被写体や顔・瞳を素早く正確にとらえるAFで決定的な瞬間を逃さない」「本格的な4K動画を実現!明るい大型ワイド液晶モニターで直感的な操作が可能」などのフレーズが付けられています。

新開発のイメージセンサーの搭載により、高画質と優れたAF性能が実現されているようです。背面には、アングルを自由に調整できる3.5型で16:9の大型ワイド液晶が搭載されています。

本体のサイズは119(幅)×67.7(高さ)×41.1mm(奥行)、レンズ抜きの重さは約320g(付属バッテリー、メモリーカード含む、従来機種X-A5の1割減)/約271g(本体のみ)、ボディカラーはシルバーとキャメルの2色が用意されています。

オープン価格ですが、交換レンズ付きセットで8万4500円(税抜き)と想定されています。

ニュースリリース(2019.9.12、10.14更新)のサイトは、https://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1467.htmlです。

製品の動画サイトは、例えば、https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=5Zb7pascShsです。

 


“インスタックス ミニ リンク(富士フイルム)”とは

2019-10-15 23:26:09 | PC・カメラ・他デジタル機器

富士フイルムが10月11日に発売開始した、インスタントカメラ「チェキ」シリーズの関連商品です。正式名称は、‟チェキ”「instax mini Link」となっています。

スマートフォンで撮影した写真(画像データ)を無線(ブルートゥース)でこの機器に送るとその場ですぐにプリントできるようです。

スペックは、使用フィルムが 富士フイルム インスタントフィルムinstax mini(別売)、プリント画素数は800 × 600ドット、インターフェースはBluetooth Ver.4.2(BLE)、プリント可能画像フォーマットは JPEG、PNG、HEIF、本体のサイズは90.3mm × 34.6mm ×124.5mm(突起部除く)、重さは209g(フィルム別)などです。

オープン価格ですが、想定では1万4850円(税込)で、従来のスマホ用プリンターの価格よりも安価になっているようです。

ニュースリリース(2019.10.2)のサイトは、https://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1474.htmlです。

製品紹介動画は、例えば、https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=KqLSfIryRWQです。

 


“PowerShot G7 X Mark Ⅲ(キャノン)”とは

2019-08-04 23:37:12 | PC・カメラ・他デジタル機器

キャノンが、8月1日に発売したコンパクト型ディジタルカメラです。有効画素数は約2010万、光学ズーム4.2倍ズームレンズを備えています。

「ライブ配信サービス対応」「4K動画や縦位置動画への対応など充実した動画性能」といったフレーズが付けられています。

カメラをWi-Fiに接続することにより、カメラ本体のみでYouTubeへのライブ配信ができるようです。ポケットWi-Fiなどを用いることで、外出先でもリアルタイムに配信できるようです。

本体のサイズは約105.0×約60.9×約41.4mm、重さ(バッテリーおよびメモリーカード含む、CIPA準拠/本体のみ)は約304g/約280gです。

直販サイトでの価格は92,500円(税別)とのことです。

ニュースリリース(2019.7.9)のサイトは、https://canon.jp/newsrelease/2019-07/pr-g7xmk3.htmlです。

紹介動画のサイト(キャノン公式)は、https://www.youtube.com/watch?time_continue=78&v=g3RlB52hkD8です。


“Osmo Pocket(DJI)”とは

2019-04-26 23:32:29 | PC・カメラ・他デジタル機器

DJIが2018年12月15日に発売した、ジンバルとカメラが一体化し、アクション撮影に適した、ポケットサイズの超小型カメラです。オズモポケットと読みます。有効画素数は1200万で、4K動画撮影も可能です。

「ジンバル」とは手ぶれ防止装置のことで、元々映画制作のための機械であったようです。カメラに外付けの形で使用されるため、カメラ内蔵に比べ、大きな揺れにも追随できて滑らかで流れるような撮影ができるようです。

スマホと接続して使用するスマホ専用のジンバルもこれまで発売されてきたようですが、今回のように一体化されたものは初めてのようです。

「DJI史上最小の3軸スタビライザーを搭載する高性能でコンパクトサイズ」「すべてのシーンを輝く瞬間として記録するハンドヘルドカメラ」「手ブレを抑えた4Kカメラで、映画のワンシーンのように日常を撮影できる超小型4Kジンバルカメラ」などのフレーズが付けられています。

被写体を自動で追尾する「アクティブトラック機能」なども登載されています。

本体のサイズは121.9×36.9×28.6 mm、重さは116 gと小型軽量です。切手大のモニターが付いていますが、スマホと接続して使うとスマホ画面で映像を確認しながらの撮影も可能なようです。

その他、バッテリー駆動時間が公称最長約140分、レンズが80° F2.0、撮像素子が1/2.3インチ CMOS、動画撮影は4K(60fps) MP4/MOV、記録メディアはmicroSD(最大容量:256 GB)、ジンバルは3軸などです。

価格は、下記DJIストアで44,900円(税込み)です。

https://store.dji.com/jp?gclid=EAIaIQobChMIiLf77Ynw4QIVxgYqCh10AwEnEAAYASAAEgJvBPD_BwE

メーカーの製品情報サイトは、https://www.dji.com/jp/osmo-pocketです。

製品紹介の動画は、例えば、https://www.youtube.com/watch?time_continue=16&v=jS-7aSIEJ3Mです。

 


“XJ-S400UN(カシオ計算機)”とは

2019-03-21 23:56:02 | PC・カメラ・他デジタル機器

カシオ計算機が、2019年6月に発売予定の、学校の授業などでの使いやすさが考慮された新型プロジェクターです。我が国よりも授業でのIT活用が進む欧米などは、この4月より売り出されるようです。

「ワンクリックで簡単に無線投映できる水銀フリープロジェクター」「ICT教育を支援するエデュケーショナル・ソリューション機能を搭載」といったフレーズが付けられています。

ICT活用が進む教育現場での使いやすさを考慮した9つのES(Educational Solution)機能が搭載されているとのことです。

例えば、以下のようなものです。

「ワンクリックコネクション」:パソコンに専用ソフトをインストールし、ワンクリックコネクションファイルをダウンロードしておくと、後者のファイルを開くだけで、パソコンとプロジェクタとが接続され、パソコン画面を無線投映できるようです。ケーブル接続や無線設定の時間が必要ないようです。

「モデレーター機能」:PC、タブレットやスマホなどを最大40端末分同時にプロジェクターに接続でき、この機能を利用することにより、どの端末の画面を投映するかを選べ、また一度に最大4画面を並べて投映して比較・検討することもできるようです。

「PCリモート」:パソコンの画面を手許のスマートデバイスにミラー表示する機能であり、この機能を利用すると、パソコンのある教壇にいちいち戻ることなく、室内のどこからでも資料の切り替えやページめくりが可能となるようです。なお、パソコンおよびスマートデバイスには事前に専用ソフトのインストールが必要です。

このプロジェクターは、学校の授業での利用が想定されていますが、もちろん企業での会議やプレゼンなでにも効果的に利用できるようです。

その他、仕様としては、投映方式がDLP、表示解像度が1920×1200ドット、輝度が4000ルーメン、画面サイズが30~300型、装備されているインターフェイスが、HDMI×2、アナログRGB×2、コンポジットビデオ×1、有線LAN×1、USB2.0ポート×2、本体サイズは357(幅)×124(高さ)×337(奥行)mmで、重さが約5.9kgなどです。

製品紹介の動画サイト(9分35秒)は、https://www.youtube.com/watch?time_continue=242&v=J34e_ydtq3Uです。

価格はオープンです。

ニュースリリース(2019.2.21)のサイトは、https://www.casio.co.jp/release/2019/0221_dpj/です。


“ルミックス DC-S1R/DC-S1(パナソニック)”とは

2019-03-01 23:22:26 | PC・カメラ・他デジタル機器

パナソニックが、3月23日に発売予定の、大型センサー(35mmフルサイズCMOSセンサー)を使用したミラーレス一眼カメラです。有効画素数は、S1Rが4730万、S1が2420万です。

『LUMIX初、フルサイズミラーレス一眼カメラ「Sシリーズ」誕生』、『妥協なき高画質・操作性、Lマウント採用のプロシステム仕様』といったフレーズが付けられています。

フルサイズセンサーのミラーレスカメラは2018年にニコンやキャノンから発売されていますが、この2社を追いかけて、パナソニックからもこのタイプの製品が発売されるようです。

高画質や高い操作性を売りにしており、プロのカメラマンが主要なターゲットになっているようです。

オープン価格ですが、市場想定価格は、本体のみで、S1Rが46万4000円、S1が31万4000円(いずれも税抜)と想定されています。

プレスリリース(2019.2.14)のサイトは、https://news.panasonic.com/jp/press/data/2019/02/jn190214-1/jn190214-1.htmlです。