イギリスのラズベリーパイ財団 (Raspberry Pi Foundation) によって開発された、ARMプロセッサを搭載したシングルボードコンピュータです。
ボード上の部品がむき出しになっていて、そのサイズは手のひらに載るほどのコンパクトさです。CPUがARM系、主記憶容量は512MBとなっていて、スペック的には通常のパソコンよりも劣ります。
低価格で購入できる点がひとつの特徴です。最もハイスペックな「ラズベリー・パイ Model B+」でも約4000円と入手できるようです。通常のパソコンで使用していたディスプレイ、KB、マウスなどを接続して使用できるようです。
また、「GPIO」と呼ばれるインターフェイスを具備し、そこに発光ダイオードやモーターなどを接続し、電子工作ができるようになっているようです。センサーから入力した情報により、ライトをコントロールしたり、カメラの撮影をしたりなどの応用が可能なようです。
さらに、「Scratch」と呼ばれる、簡単にプログラムを作成できる言語が搭載されていて、初心者でも簡単にプログラミングが楽しめるようです。このScratchでは、命令の書かれたブロックを配置することによりプログラムを作成するようです。
ラズベリー・パイは、Amazonや若松通商などのネット通販で入手できるようです。
オリンパスが、2015年2月20日に発売した、デジタル一眼ミラーレスカメラです。有効画素数は1605万です。
「シャッタースピード5段分の補正性能をもつ強力なボディー内5軸VCM手ぶれ補正(※)」、「防塵防滴・小型軽量のボディーとレンズシステム」、「シネマ品質の動画を手持ち撮影できる"OM-D MOVIE"」の3点の特徴を有しているとのことです。
(注)5軸手ぶれ補正の技術については以下の記事で解説されています。なお、VCM(Voice Coil Motor)は撮像素子のアクチュエーターです。
江澤 寛:OM-D E-M5 の開発(5 軸対応手ぶれ補正システムの開発),日本写真学会誌 76 (3), 264-267, 2013, https://www.jstage.jst.go.jp/article/photogrst/76/3/76_264/_pdf
上記1点目の特徴にあるように手ぶれ補正機能を強化したため、装着するレンズに関係なく美しく撮影できるとのことです。
オープン価格ですが、11万円前後(本体のみ)と想定されています。
ニュースリリース(2015.2.5)のサイトは、http://www.olympus.co.jp/jp/news/2015a/nr150205em5mk2j.jspです。
キャノンが、2015年2月19日に発売したコンパクト型デジタルカメラです。有効画素数2030万、光学30倍ズームレンズ搭載です。
「スリムボディーに光学30倍ズームレンズを搭載」といったフレーズがつけられています。
高い画素数、高倍率ズーム、さらに手ブレ補正機能の向上などにより、スマホ搭載のカメラとの差別化を図る戦略の製品のようです。
オープン価格ですが、3万3000円前後と想定されています。
ニュースリリース(2015.2.6)のサイトは、http://cweb.canon.jp/newsrelease/2015-02/pr-pssx710hs.htmlです。
富士フイルムが、2015年6月25日に発売予定のミラーレス一眼カメラです。有効画素数は1630万です。
『動いている被写体に強い「新AFシステム」と世界最短表示タイムラグの「リアルタイム・ビューファインダー」搭載』といったフレーズがつけられています。
高速AF(自動焦点)性能が特徴で、最速で0.06秒とのことです。動きの速い動物やスポーツの撮影にも対応できるようです。本体の上部には3つのつまみがついていて直感的な操作を楽しめるようです。また、液晶モニターは可動式となっていて様々なアングルからの撮影が可能とのことです。
本体サイズは、(幅)118.4mm×(高さ)82.8mm×(奥行き)40.8mm (奥行き最薄部31.9mm)、重さは、約381g (付属バッテリー、メモリーカード含む)となっています。
オープン価格ですが、店頭では、本体のみが9万円前後(税抜き)と想定されています。
ニュースリリース(2015.5.18)のサイトは、http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0977.htmlです。
日本マイクロソフトが、2015年6月19日に発売予定のタブレット(多機能携帯端末)です。
高速通信サービスLTEに対応しているようで、これは世界で最初のようです。
画面サイズは、2014年に発売された「サーフェスプロ3」の12型に対し、10.8型と小型化されているようです。
CPUはインテルの「アトム」、OSは「ウィンドウズ8.1」とのことです。
ソフトバンクモバイルと戦略提携し、ソフトバンクモバイルが通信回線と一緒にこのタブレットを個人や法人に販売していくとのことです。個人向けはワイモバイルが販売、法人向けはソフトバンクが販売するとのことです。
価格は、個人向けが8万8344円(税込み)~となっています。
プレスリリースのサイト(2015.5.19)は、http://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2015/20150519_09/です。
マスプロ電工(注:コダックブランドの販売権を持っている)が米コダック社から輸入し、2015年4月16日に発売した防水・耐衝撃性能を備えたスポーツカメラです。画素数は約1600万です。
「レジャーやアウトドアスポーツに特化したタフネスカメラ!」といったフレーズがつけられています。
水深約5mの水圧に耐え、地上約1.2mからの落下にも耐える構造になっているとのことです。電源は単3乾電池2本で大丈夫のようです。海水浴や雨天時の野外での使用も想定されているようです。
本体サイズは107.1(幅)×59.8(高さ)×28(奥行)mm、重量は約130g(本体のみ)となっています。
オープン価格ですが、税別で1万5500円と想定されています。
プレスリリース(2015.4.2)のサイトは、http://www.maspro.co.jp/new_prod/wp1/index.htmlです。
ソニーが2015年2月14日に発売した、ハイレゾ対応のウォークマンです。高級・高音質モデルの第2弾です。
ハイレゾらしく低音域から高音域までキレがよく音像が明確で音の立体感を味わえる、との専門家の評もあるようです。
内蔵メモリ容量は128GB、音楽再生時間はハイレゾオーディオで33時間・MP3で60時間、などとなっています。マイクロSDカードのスロットもついているようです。
本体サイズは65.1×131.2×18.5mm、重さは235gとのことです。
オープン価格ですが、13万円前後と想定されています。
プレスリリース(2015年1月15日)のサイトは、http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201501/15-0115/です。
ニコンが、2015年4月23日に発売予定のミラーレス一眼カメラです。有効画素数は2081万です。
「本格仕様を小型・軽量ボディーに凝縮したレンズ交換式アドバンストカメラ」といったフレーズがつけられています。
独自の画像処理エンジンを搭載し、動く被写体にピントを合わせながら、1秒あたり約20枚の連続撮影が可能とのことです。AF追従で世界最速とのことです。
オープン価格ですが、レンズ付きで6万円前後と想定されています。また、通常のレンズ以外に明るい単焦点レンズもついたセットが7万3000円前後と想定されています。
プレスリリース(2015.4.2)のサイトは、http://www.nikon.co.jp/news/2015/0402_nikon1_01.htmです。
オリンパスが2015年4月17日に発売予定の、スティック型のICレコーダーです。
「あらゆるシーンでスマートにさりげなく録音」といったフレーズがつけられています。
ペン程度の大きさ(17mm×130mm×17mm)で、重さが37.5g(電池込み)で、手帳に挟んだり、ポケットに入れたりして、相手に意識させずに自然に録音することができるようです。
雑音と音声とを区別できるような機能がついていてポケットに入れた状態でも鮮明な録音が可能であり、マイクはあらゆる方向からの音を拾える全指向性タイプのようです。
オープン価格ですが、1万円前後(税別)と想定されています。
ニュースリリース(2015.4.10)のサイトは、http://www.olympus.co.jp/jp/news/2015a/nr150410vp10j.jspです。
NECパーソナルコンピュータ(NECPC)が2015年2月5日に発売したパソコンです。名前のフリスタ(Frista)は、場所を選ばず使える”フリースタイル”から来ているようです。
横から見るとL字型をしていて、奥行16cmで、狭い場所にも置きやすい点が特徴のようです。省スペース性や操作性の点でノートPCよりも優れている、との見方もあるようです。
ディスプレイは15.6型のタッチパネルタイプです。キーボードは無線で接続するタイプで、使用しない時は本体に格納できるようです。
その他、CPUはCore i7 5500U(Broadwell)、メモリー容量は8GB、HDD容量は1T(テラ)B、OSはWindows 8.1 Update 64bitなどです。
オープン価格です。店頭では、20万4800円前後と想定されています。
プレスリリース(2015.1.20)のサイトは、http://www.necp.co.jp/press/ja/1501/2001.htmlです。