セイコーエプソンが、2014年4月24日に発売予定の、シースルータイプの眼鏡型の両眼式ヘッドマウントディスプレイ(スマートグラス)の新機種です。”MOVERIO”は、”モベリオ”と読みます。
2011年11月に発売した初代機「BT-100」の後継機種で、重さが初代機の約1/3(88g)に軽量化されているようです。最大320型相当の画面で映像が楽しめるとのことです。
また、GPS機能やAR(拡張現実)技術の採用により、現実の風景に様々な情報を重ねて表示できるようになっているようです。Android 4.0プラットフォームが採用され、カメラやジャイロ、加速度、地磁気などのセンサー類なども搭載されているようです。
オープン価格ですが、6万円台後半と想定されています。
製品紹介の動画は、例えば、以下です。
https://www.youtube.com/user/MoverioChannel
関連のニュースリリースのサイトは以下のとおりです。
●新型スマートグラスのアプリ開発者向けサイト「MOVERIO Developer Site」を仮公開~ アプリ開発に必要な情報の入手や、制作したアプリの登録が可能 ~(2014.3.4)
→http://www.epson.jp/osirase/2014/140304.htm
●新国立劇場のオペラ公演内でエプソンの新型スマートグラス「MOVERIO BT-200」を用いた実証実験を実施~ シースルー字幕表示の実用可能性を検証 ~(2014.2.25)
→http://www.epson.jp/osirase/2014/140225.htm
●エプソンの新型スマートグラス「MOVERIO BT-200」を用いて「古墳バーチャルガイド」の共同実証実験を実施~ 明日香村、東京大学、(株)アスカラボと、石舞台古墳で2月22日から ~(2014.2.17)
→http://www.epson.jp/osirase/2014/140217.htm
●新たな世界が見える。あなたとともに動き出す。320型相当※の大画面映像やアプリによる楽しみが新しい世界を提供(2014.1.28)
→http://www.epson.jp/osirase/2014/140128.htm
グーグル・グラスを身につけて利用する、グーグル・グラス専用の応用ソフトです。最近、続々と開発されつつあるようです。
例えば、「フィールドトリップ」、「ゴルフサイト」、「キッチミー」などがあります。
フィールドトリップは、スマホ向けアプリをグーグル・グラス用に展開したものですが、近くの名所旧跡を表示し観光案内をしてくれるようです。
ゴルフサイトは、ゴルフコース上で、現在地からピンまでの距離を、(キャディーに代わって)表示してくれるようです。
キッチミーは、料理をしている時に調理法が表示されるようです。レシピを音声で検索することもできるようです。
グーグル・グラスや対応するアプリの利用により、生活の仕方が変わる可能性があります。また、レストランやカフェなどにとっては、グーグル・グラスが広告配信用の格好の媒体となる可能性もあるようです。
また、一方で、プライバシーの侵害を懸念する声も少なくないようで、導入に際し、その辺の論議も交わされるのではないかとも思われます。
米グーグルが開発を進めているヘッドマウントディスプレイ型のウェアラブル端末です。眼鏡型で手に持つ必要はありません。
音声入力に対応していたり、内蔵カメラのシャッターはウインクをすることで可能であるなど、人間の自然な動作で操作できる点が魅力となっています。音声入力では、「OK、glass、・・・・」などを発音することで指示できるようになっています。例えば、単なる言葉の検索の場合は、「OK、glass、google、(言葉)」と発音します。また、画像の検索の場合は、「OK、glass、google、photo of (画像)」となります。
「グーグル・ナウ」(※)と連携させることにより、例えば、グーグル・グラスを身につけて歩いている時に、欲しいと思っている情報が先読みされ、近くの人気レストランが文字と写真で案内されてしまうようです。
※ OSであるAndroidの一機能であり、利用者の位置と時間に応じて最適な情報を配信するもの。スマホで既に利用されている。
ポスト・スマートフォンとして、ディジタルライフを一変しそうな状況になってきています。
現時点の価格は、1499ドルとのことです。
関連ブログには以下があります。
●“Google Glass(米グーグル)”とは
→http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/a165973a115f89dbb9a5bd0b450214ce
●“ネット対応メガネ(グーグル)”とは
→http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/5c8fc2c6e112cb4bbbf1eca7ff230093
セイコーホールディングスの子会社の「セイコーネクステージ」(2001年~)が、2013年12月上旬に発売予定の、ランニング用腕時計です。
ランニング用腕時計ソーマ(SOMA)シリーズの新モデルで、GPS機能が搭載されているとのことです。これにより、走行距離、スピード、ペースなどをリアルタイムに計測し、表示することができるようです。
クリップ式のUSBケーブルを用いてパソコンと接続すると、専用のアプリを利用して収集したデータを管理することもできるようです。
サイズは外径が 50mm、厚さが16mmとなっており、重さは 62gです。3種類の色(ブラック/レッド、ブルー/レッド、ブラック/ゴールド)が用意されています。
価格は、1万9950円(税込)です。
ニュース/プレス(2013/.11.29)のサイトは、http://www.seiko-nextage.com/jp/news/2013/11/29/1443/です。
ベンチャー企業の「ログバー」(東京渋谷)が2014年の夏に発売予定の、指輪型のウエアラブルコンピュータです。
これまで、メガネ型、腕時計型のウエアラブル機器が登場していますが、この機器は指輪型となっています。
機器にはボタンやタッチパネルなどは付いてなく、各種のセンターと無線通信機能(ブルートゥース)を備えて、指のジェスチャーにより家電やスマホなどを操作できるとのことです。
ジェスチャーとしては、指で文字を書いたり、指を曲げたり、手首をひねったりするようです。「TV」という文字を書くとTVのスイッチが入ったり、指を左右に振るとチャネルを切り替えられる、といった具合です。
プロモーションビデオ(48秒)のサイトは、http://vimeo.com/74626545です。
PRTIMESのプレスリリース(2013.10.8)のサイトは、
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000007194.htmlです。
ソニーが2013年10月25日に発売予定の、ウエアラブル携帯端末です。メガネ型、腕時計型などのウエラブル端末が知られていますが、この製品は腕時計型です。
スマートフォン(スマホ)の「エクスペリア」との連携が可能になっていて、通話の着信を確認したり、メールの受信一覧を確認できるようです。また、スマホ側に保存の映像や音楽を再生することもできるようです。
Bluetooth標準規格3.0が装備されており、スマホとのNFC対応の通信が可能なようです。
前機種(注:2012年4月に発売した「SmartWatch MN2」、約1.3インチ画面)の後継モデルで、液晶画面のサイズが2割大きくなり、約1.6インチです。
ソニーのオンラインストア「Xperia Store」で販売し、価格は1万4800円(税込み)です。
ニュース&トピックス(2013.10.17)のサイトは、http://www.sonymobile.co.jp/company/press/20131017_sw2_ipt-ds10m.htmlです。
NTTドコモが開発を進めている、メガネ型のウエアラブル端末です。
2013年10月1日から千葉の幕張メッセで開催されているCEATEC JAPAN 2013で展示されており、そこには長蛇の列ができていたようです。
「見るだけインフォ」、「なんでもインターフェイス」、「空間インターフェイス」などが展示されていたようです。
「見るだけインフォ」は、顔認識や文字認識の技術を用いてメガネ(内蔵のカメラ)を通して見た相手の情報を表示したり、外国語で書かれたメニューを日本語に翻訳したりできるようです。人の名前が思い出せない時、海外のレストランで現地語で書かれたメニューの意味がわからない時、などに便利です。
また、「なんでもインターフェイス」は、例えばノートなど周辺にあるものにメニュー画面を表示し、加速度センサーを付けた指でそれをタップすることで操作可能になるとのことで具体的なものを触りながら操作できる点がメリットのようです。
「空間インターフェイス」は、メガネを通して見た現実お空間が、そのまま仮想空間のインターフェイスになるようです。例えば、空間上にドコモダケが現れ、それを手で受けたり触ったり操作できるようです。
紹介の動画が色々アップされているようですが、例えば、http://www.youtube.com/watch?v=zpNxqN-uEFIなどにあります。
韓国のサムスン電子が、2013年10月中旬に発売予定のウェアラブル端末(腕にはめて腕時計を操作するように利用するタイプの機器)です。Galaxy Gearと綴ります。サムスンでは、「スマートウォッチ」と呼んでいます。
ドイツ・ベルリンで開催されたエレクトロニクス・ショー「IFA2013」に合わせ、現地時間の2013年9月4日に、サムスンが市内のイベント・ホールで発表会を開催しそこで発表しました。
当社のスマートフォン「ギャラクシーノート3」と連携させて使用することができ、この機器を利用して電話の発着信やメール受信の確認ができるようです。
スマホとの情報通信は、WiFiやBluetoothを利用します。
画面は1.63インチのタッチ式です。
海外では、9月25日より58カ国で販売されており欧米での価格は約3万円とのことですが、日本での価格は未定のようです。
機器の機能などを説明している動画が多数アップされていますが、例えば、https://www.youtube.com/watch?v=C8MOSti8Gp0、などです。