BMCオーナー、アンディ・リース永眠

昨日、なくなられたそうです。75歳でした。




https://www.matosvelo.fr/index.php?post/2430/le-patron-de-bmc-andy-rihs-s-est-definitivement-echappe

言わずもがな近年のBMC躍進の原動力となった人です。

BMC自体はアメリカ人、ボブ・ビゲローがラレーの組み立て販売をするために1986年に立ち上げた会社が大元です。その後、契約の終了により立ち上げたのがBMCです。さらにそれを買い取ったのがスイスの大富豪、アンディ・リースが2000年（2001年？）に経営参加し、そして数年後完全に買い取ったという形になります。

BMCはMTBがその原点ですが、現在のように世界有数のハイエンドバイクメーカーとして認知されたのは紛れもなくロードレースに勝利したからでしょう。その中でもツール・ド・フランスは最大のモノであったのでしょう。カデル・エヴァンスの総合優勝時には自身も現場に駆けつけ、喜びもあらわにしていました（フロイド・ランディスのことはなかったことに……）。

ちょっと早い逝去ですが、最大の勝利は手に入れることが出来ていたので、結構素敵な人生だったのではないでしょうか？

冥福を祈ります。