2010 シンプロン

ワタクシ、ドイツ語読めません。

従って細かなスペックは分かりませんが……。

しかしこのブランドがよいバイクを作っているということは分かります。

シンプロン

です。

カーボンの時代になって、ドイツはその技術力を遺憾なく発揮しています。今までの自転車作りで先頭を走っていた国たちは、様変わりしました。職人的技術ではなく、その国に流れる工業力の底力が問われるようになったのです。

そう言った意味でドイツ、スイス、アメリカのブランドが台頭してきたのは当然のことかもしれません。アメリカはどうしてもビジネスが絡んで、思うように伸びてきませんが。

本来は日本もそこにいていいはずです。今の状況は私は非常に歯がゆいです。元々のカーボン繊維のほとんどを日本製が締めているとは言え。














ロードです。

月並みですが、個性があります。同じような素材を使いつつ、同じようなロジックに基づいているのに不思議です。





シクロクロスです。ヨーロッパブランドは必ずと言っていいほど準備していますね。






ここら辺は通常の4バーリンクです。

XC用途です。トラベルは100ミリほど。ドイツというお国柄なのか、80ミリではなく100ミリというトラベルを生かす設計なんでしょう。





ですが、ここら辺から変わってきます。

エルヴォックス

は3Dリンクというダブルリンク形式を取っています。トラベルはおそらく150ミリほど。

良くできています。ちゃんと世界の潮流を見ています。付け加えると、ユニットを両側から挟み、フローティングさせてありますので、独自の形式になっています。マンドレイクとよく似ています。
















リジッドも良さそうですね。

カーボンバイクが光っています。