前回の作業の続きです。オーナーの方と連絡が取れたので、作業を進めます。最近、3台立て続けにクラッチレリーズ交換です。ほぼ3台とも1998年式あたりです。
プラグキャップの状態がよくないので、新品に交換します。部品で注文すると先端部分のゴムが違い、穴を塞ぐように、リブがあります。エアクリーナーは、洗浄します。
フルードの漏れていたクラッチレリーズを交換中です。フルードで塗装が剥がれています。プッシュロッドのオイルシールも交換します。今回、交換した部品類です。クラッチレリーズとプラグキャップ、キャブレターのドレンボルトOリング、クラッチベアリング等です。
最終チェックと試乗中です。プラグキャップが新品なので、点火は安定しているように思いますが、6万キロ近い走行距離なので、燃焼室の状況が良くなるにはしばらくかかると思います。冷間時、の吹き返しについては、おそらくバルブ周りにカーボンが付着していますので、改善の余地はあります。また、チョーク使用時の排気音の件ですが、チョークを戻すと止まるので、チョークの作動時の追加混合気と燃焼温度によるものですので、しばらく様子見です。詳しくは、納車時に、ご説明いたします。クラッチレリーズの件は、治っております。よろしくお願いいたします。
2018.11.15 作業担当 ヤダ(矢田)