最近、天候が良く変わり、1日のうち、1回程度は雨が降ったりしています。試乗等は、雨が上がってから行っています。
旧型Vmaxのお客様の車両で、DT230ランツァの12か月点検整備でお預かりです。いつも通り外装を外しますが、メインスタンドが無いので、オフ車用スタンドを使用します。
2スト用エンジンオイルのタンクですが、樹脂で黒いので、キャップを開けないと残量が判りません。センサーはあるのですが、無くなりそうな時に点灯するだけで、点灯しない時の量は不明です。バッテリーは、去年、ゲルバッテリーを装着しています。
電圧と容量の点検です。
エンジン始動前と始動後(ヘッドライト点灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。
ギアオイルは、量のみ点検です。クーラントのリザーブタンクの残量です。
オフ車系のラジエターキャップは、外に出ていることが多いので、ボルトとステーでロック機構になっていることが多いです。クーラントは、ギアオイルの混入や、漏れ等はないです。
エアクリーナーは、湿式です。今回は点検のみです。スパークプラグは、純正ですが、短距離通勤に使うことが多いので、番手を1番下げて焼け型にしてあります。
フロント&リアともスライド式のキャリパーです。フロントは、キャリパーが外れますが、リアは、ホイールを外さないとキャリパーが外れません。
最終チェックと試乗です。あまり距離は走っていませんが、製造後時間がたっているので、ゴム類の劣化はあります。油脂類はスペクトロ製を使用しているので、漏れやサビ等は今の所無いですが、外回りのゴム類の劣化は防ぎにくいです。リアサスのバンプラバーはすでに無いです。馬力規制のあるモデルなので、仕方がないですが、2スト230ccで40馬力は、もう少し欲しいところです。無事納車になりました。
2018.10.14 作業担当 ヤダ(矢田)