ヤマハ専門に、30年間2輪業界に在籍、主にVmaxの整備中心です。意見感想は、個人主観です。連絡先はカテゴリに有ります。
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なぜか年明けからメチャクチャ忙しく、ブログの更新がなかなか出来ません。

スタータークラッチの交換が連続し、原因が同じだったので、載せてみました。

症状は、スターターモーターは回転するが、モーター音だけで、クラッチがまったく噛む様子がなく、始動不能。

クランクケースカバーを外し、表からローラーの位置を確認すると、通常ローラーが回転するギアに押され、前方に移動し、スタータークラッチアウターと噛んで、クランクが回りますが、ローラーが移動しないと空回りのみです。

通常見る構図でありませんが、上記写真のように、ローラーがスプリングで前方に押されています。

今回は、立て続けに、ローラーが上記写真の位置にはまってしまっており、前方に出てこない状況でした。

上記写真のローラーの位置が問題で、スタータークラッチ側は、左側に狭くなっています。通常は、ギアが回転するとセンターの部分が回転(左)し、ローラーが押し付けられ、噛みますが、上記写真をよく見ると、回転するセンターの部分の円周上の山の部分よりローラーが右側にあるため、ローラーが山を超えられず、センター部が回転してもローラーが右側に戻ってしまう為、噛まなくなってしまいます。通常は、この位置はありえないのですが、起こった原因は、スタータークラッチのボルト(3本)が緩み、さらに押しているスプリングもヘタリ、エンジンを止めた拍子に、この位置に収まってしまったことが原因のようです。

上記は、クラッチの反対側で、ボルトを入れる側ですが、今回全て、カシメが緩んでしまい、外側のカバーが回転しており(写真は取り外しの際、戻してあります)、本来ボルトを差し込むカバーの切り欠き(円形)が、ローラーの位置に来てしまい、ローラーが切り欠きにはまっていました。偶然でしょうが、困った状態でした。



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