ここ、二日間の作業です。
フロントフォークオイルシールの交換ですが、インナーチューブに縦キズがあったので、表面修正です。また、上部の方に、サビがあるので、組み立て時、要注意です。
クーラント交換で、全量交換中です。最近、ここのゴムキャップから漏れているケースがあります。
サーモスタット部の蓋ですが、変形していることが多くなっています。ここは、Oリングの掛かりが浅いので、変形していると、漏れやすいです。交換しました。
サーモスタット周辺で、水漏れがある場合、その周辺は、セットで交換しています。
別の車両ですが、クラッチフルードは、最近交換された形跡がなく、マスターに、劣化物が結構、溜まっています。
クラッチ側は、直接エンジンの熱を受けるので、劣化が早く、色が濁ったら、交換をお勧めします。右タンク内が、抜いたフルード、レリーズから立ち上がっているパイプ内が新品フルードの色です。
フロンントブレーキフルード交換です。マスター内部変質していますが、常時、熱はかからないので、クラッチ側よりはましです。
リアブレーキフルードも、変質していますが、フロント側と同じぐらいです。油脂類は、定期交換した方が良いと思います。
バッテリー交換時に、イグニッションコイルからプラグコードを抜いてしまう方が多いようですが、内部が、テーパー勘合なので、外すと接触不良になることが多く、今回は、明らかに外れていたので、錆が発生し、プラグコードもダメになっていました。
年式が古いので、プラグコードは4本とも交換しました。
この状態だと、イグナイターごと外した方がやりやすいです。
国内仕様のイグナイターです。
配線を先に、加工しています。シフトランプと点火系のバイパス配線は装着し、電動ファンスイッチも、装着しました。
各車両、順次作業中です。
2014.6.7 作業担当 ヤダ(矢田)