最近、新型VMAXの記事が多いですが、基本的に担当している仕事を記事にしているので、どうしても新型が多くなりますが、旧型も引き続き作業を行なっていますので、よろしくお願いします。
新型VMAXのマフラー加工をVMG大原のカスタムメニューに加えることにしました。
金額は、チャンバー室加工が、¥73,500.-(税込)
サイレンサー加工が、¥78,750.-(税込1個)になり、
チャンバー室とサイレンサー2個の加工を行なうと、
全部で、¥231,000.-(税込)になります。
内容は下記の写真を参照して下さい。
左側が、逆車のチャンバー出口パイプで、右側が、国内仕様ノーマルです。
加工後の左側出口です。パイプ径拡大とバッフル除去です。この後、耐熱ペイントを行ないます。
加工後の右側出口です。パイプ径拡大とバッフル除去です。この後、耐熱ペイントを行ないます。
パイプ切断後、バッフルを除去します。
加工後の内部です。シームレス(繋ぎ目無)の引き抜き材を使用し、なるべく溶接痕が、内部に出ないようにしています。
サイレンサーについては、内部を作り変えないと逆車と同様の内径に出来ないので、新たに製作しました。サイレンサーカバーがチタン製なので、溶接を掛けるために、内部もチタン製の部材を使用し製作しています。
加工後のエンド部分です。
取り外した国内仕様の部品です。チタン製なので、もったいないですが、不要部品なので、廃棄です。1000km使用部品ですが、排気通路が分かれる部分は、排気が当たり、熱を持つので、焼けています。チタン製フルエキゾーストなどの、エキパイも曲がっている部分や、集合部分で、排気が直接あたる部分は、同様に焼けてきます。ちなみに、サイレンサーは加工を行なうと、排気効率は、逆車と同様になりますが、チャンバー室については、EXUPの径と長さが違う為、逆車仕様と比較すると、5%程度の出力減が予想されますが、排圧が掛かる為、トルク的には、上がると思われます。デモ車の出力については、前述の記事を参照して下さい。
新型VMAX パワーチェック 3
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