最近、天気が安定していなかったので、試乗がなかなかできません。
写真は、シリンダー横のクーラントのドレンプラグです。気温が下がり始めると、クーラント漏れ関係の症状が出てきます。
今回は、クーラントの交換時期ではなかったので、プラグのみ交換しました。クーラントの通路が負圧気味であれば、プラグを1個づつ瞬間的に抜き差しすれば、とりあえず、ほとんどクーラントの漏れがない状態で交換ができます。あとは、エンジン始動し、循環させて、エア抜き、適量点検です。
たまに、補充電した方が、バッテリーの状態が良くなります。
番外編というか、Vmax以外の車種も、修理可能であれば、作業を受け付けています。
12か月点検と油脂類交換です。
フルード交換後です。
ドラムブレーキの方が構造は簡単ですが、調整は難しかったりします。
タペット調整です。Vmaxと違い、ロッカーアーム式、シングルカムシャフトなので、シム交換はないですが、各部が摩耗していると、クリアランスが調整しずらいです。
1気筒あたり125ccなので、カバー類を外すと中身は、小さ目です。
晴れたので、試乗です。同じヤマハ車なので、ヘッドライトリレーキットと、イグニッションリレーキットは、装着済みで、バッテリーもゲルバッテリー搭載です。ただ、キャブレターが1個なので、Vブーストが付けられません。同形式エンジンのSRV(ルネッサ)は、ツインキャブなので、フルタイムVブーストを装着すると、結構面白いです。他に過去に、装着した車種は、XV400、ドラッグスター400(キャブレター車)、SRV250、ルネッサ、ロイヤルスター1300(キャブレター車)です。ドラッグスター400とSRV(ルネッサ)は、比較的やりやすかったのですが、XV400とロイヤルスターは、構造的になかなか困難でした。ちなみに、750や1100系のVツインのキャブレター車は、キャブレターの配置上、無理でした。
2014.10.23 作業担当 ヤダ(矢田)