Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

渋谷の奥には

2005-01-27 | できごと。
今日は帰宅時に仕事の都合で渋谷で降りました。
お届け物をお得意先に持って行くためです。

場所は、bunkamura(東急本店)の奥。
住所で言えば、松濤(しょうとう)です。
ズバリ、超!高級住宅街。
広い敷地で塀が高い家と、見るからに高そうなマンションが建ち並ぶ
閑静な場所です。

でもなんとなんと!ここは渋谷駅からわずか徒歩10分の圏内なのです。
初めて来たときは、驚きました。

渋谷といえば。
耳に五月蠅い喧噪、半端じゃない人混み、目を射るネオン...の街です。
はっきり言うと、僕は苦手!
でも、渋谷駅から109の前を通ってbunkamuraを
過ぎた途端、高級住宅街になってしまうのですから、
驚いてしまうのです。
わずか数百m先には「眠らない街」があるのに!

そのギャップ率、200%(渋谷区調べ←うそ)!

>>「松濤」...名前からして品がありますね(^^)
地名の由来を調べてみました。
「このあたりは、江戸時代、紀州徳川家の下屋敷でした。
明治初期、下屋敷の払い下げを受けた鍋島家では、ここに狭山茶を栽培し、
『松濤園』という茶園を開きました。

『松濤』とは、茶の湯の釜のたぎる音を、松風と潮騒にたとえた雅号で、
この銘の茶が生産されていました。松濤の名が地名になったのは、
昭和3年のことです」

ほほ~!鍋島家ゆかりの地!雅号が地名なんて、すてきですね。
でも僕には一生住めない場所です~(^^;
コメント (10)
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