Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

モテモテ(死語)もつらいよ

2005-01-11 | にゃんこ。
...今日もあいつはおれを待っている。
おれがその通りを歩くと、遠くからでも優しい声で走ってきて、身体を寄せて甘えてくる。
かわいいヤツだ。
なかなか離れようとしない。相当おれのことが好きらしい。

その時、むこうから聞き慣れた声がする。
しまった、まずい場面を見られた。今度は、あいつが現れた。
少し小振りだがこいつも。同じように甘い声で、おれに身を寄せてくる。

牽制し合い、声をあらげて喧嘩をはじめてしまった。
おれはバツが悪くなり、逃げるようにその場を去った。
わかった、悪かった、おれが悪かった。

なんちゃって。もうばれてますね(笑
通勤の駅への通い道、僕にはちょっとした楽しみがあります。
そう、それは野良猫との戯れ。
その道は、細い路地でマンションの裏口なのですが、この階段に2~3日おきに座っています。
僕が歩いているだけで、遠くからにゃーにゃー言いながら身体を寄せてくるのです。
しかも階段に腰を下ろすと、この子(メス)はひざに乗ってきてゴロゴロ言うのです。
この時期は特に寒いので、なおさら乗りたがる(笑
すんごくかわいい。

ところが問題がひとつ。
この「懇意猫(笑)」、もう1匹いるのです。がーん。この子も同じ、甘えん坊(でもオス)。
困ったことに、たまに鉢合わせるのですこの2匹。
ええ、そうなると僕はモテモテ状態です。猫がにゃーにゃーと回りでうろうろして(^^;
でも、必ず喧嘩する。猫は嫉妬しますものね。
この子たちは特に嫉妬深くて、片方なでていると、もう片方は必ず怒る。
モテモテもたいへんです(笑
喧嘩をやめて~二人をとめて~私のため~に~あらそ~わないで~♪
って、誰の歌でしたっけ(汗


>>ところでこの猫2匹とも、どうやらこの通りを通るひとに
誰彼構わず愛嬌ふるってのがわかった時は、そりゃあショックでしたよ(-□-;)
でもみんなに愛されている彼らは幸せです。
なにしろ、餌はいろんなひとから貰っているので、特にオスの方はコロコロなのですよ!
もはや野良猫じゃなーい(笑

>>ちなみに僕が勝手につけた名前は、メスの方が片目が見えないので「隻眼(せきがん)さん」、
オスの方はマイケル色の縞猫で、小さくてコロコロゆえ
「チビコロ・バージョンM(マイケル...)」です。

...ネーミングセンスねえなぁ(涙
コメント (4)
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