Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

店長、どこ行った?

2005-01-26 | 思うこと。
会社の至近のほっかほっか亭で良く弁当を買います。
会社の界隈は大原予備校といった大きな専門学校が数多く、
さらには雑居ビルがひしめくエリアですから、
言うまでもなくこのお店は凄く混みます。

ところが、数ヶ月前に、異変が起きました。

店を改築したのは売れ行きが良い店だからだろうな、って理解しますが、
それよりもなによりも、従業員がすべて入れ替わってしまったのです。

それまで、その店にいた店長は、脱サラでもして弁当屋をはじめた(と勝手に思っている)
ちょっと腕毛の多いおぢさんでした。
多分、直営店ではなくて、彼がフランチャイズ権を買ってはじめた店でしょう。
従業員も、インドの人、中国の人などが多く、国際色豊かでした。
店内はお世辞にもキレイでは無かったけど、どこか暖かい感じのする店でした。

でも改築を境に、胸に名前を下げた若いお兄ちゃん店員がレジに立つように
なり、彼らは姿を消してしまったのです。
どう見ても幹部候補生の、現場研修。
そして明らかに変わったのは、すべて店員がマニュアル化された動きを見せること。
まるで教育の行き届いたマクドナルドのようです。
身なりもしっかりして、男/単髪・黒、女/黒髪で統一。
ちょっとばかりシステムライク。

で。
店は凄く売れる場所なので、
僕が思うに本部がこの店に乗り込んできて、
直営店化したのではないか(と勝手に思っている)。
それと、きっと前の店長時代が、彼らほっかほっか亭本部の
守るべき基準に準拠していなくて
追い出されちゃった...のかも(と勝手に思っている)。

というのも、前の店長時代は、
店内には誰も買わない自販機が置かれ(電気の無駄)、
ほとんど使っていないtotoの販売ブースもあり(無駄なスペース)、
カレーは、容器にレトルトの袋がそのまま入っていて(おざなり)、
韓国風の弁当の付け合わせに浅漬けが入っていて(いい加減)、
弁当の具は、いつも少な目で(せこい?)、
幕の内はお昼前でもいつも「売り切れ」で(面倒なので作ってない!)。
店員は自由気ままで、ちょっと見た目だらしなさげ(でも態度は良かった)。

と言いつつも僕はあの雰囲気好きだったんだけどなあ~。
別にカレールーがちゃんと容器に入っていなくてもいいけれどねえ...。

それよか、あの店長、今どこに!?


>>ところで、全国に拡がるほっかほっか亭の本部、実は1社ではないようなのです。
九州・山口・東日本エリアはプレナスという福岡の会社。
関西エリアは、ハークスレイという大阪の会社。
同じほっかほっか亭なのに、経営がプレナスとハークスレイでは、
メニュー・戦略・果ては器まで違う!
う~ん、奥が深い?????
コメント (5)
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