テニスのウィンブルドン選手権男子シングルス準決勝で第8シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)が第9シードのジョン・イスナー(米国)を7-6(8-6)、6-7(5-7)、6-7(9-11)、6-4、26-24で下し、初の決勝進出を果たしました。
同種目の南ア勢で決勝進出は97年ぶりです。
6時間35分の激闘は大会史上2番目の長時間試合となりました。
13日夜1時(14日午前)ごろまでテレビを見ていましたが最後まで見ずに、寝てしまいました。
朝起きてネットを見たら第5セットは26-24のスコアでびっくり。
ウィンブルドン大会のルールでは第5セットはタイブレークがないので、2ゲームアップまで続けます。
大会史上最長試合は2010年の男子シングルス1回戦でイスナーがニコラ・マウ(フランス)を破った11時間5分。
2度の日没順延を挟み、最終セットを70-68でイスナーが勝利しましたが、今回はアンダーソンに敗れました。
疲れ切った様子の両者で、右が勝ったアンダーソン(観客は健闘を称えました。)
2人は主催者に対して最終セットもタイブレーク導入などの、ルール変更を求めました。
最近は長身のテニスプレーヤーが多く、アンダーソンの身長203cm、イスナー208cm。
178cmの
錦織圭は体力的にも厳しいか?
アンダーソンはイリノイ大学、イスナーはジョージア大学出身で、大学時代からのライバル。
準決勝2試合目も2日間に亘り、第5セット10-8でジェコビッチがナダルを破りました。(昨夜)
決勝はアンダーソン×ジェコビッチ。
MLB(大リーグ)の試合は引き分けがなく、決着がつくまで行われます。(日本プロ野球は延長12回引き分け)
1984年5月8日から9日にかけてシカゴのコミスキーパークで行われたシカゴ・ホワイトソックス×ミルウォーキー・ブリュワーズ戦は 延長25回の末ホワイトソックスが7-6でサヨナラ勝ちしました。
試合時間8時間6分はメジャー史上最長試合時間記録。
MLBの場合ベンチ入りできるのはは25人です。
延長が長くなると、ピッチャーがいなくなり野手が投げることもあります。
夜中の零時を過ぎ2日間に亘る4時間、5時間の試合も時々ありますが、25人全員で戦います。
テニスの場合1人なので、
体力的負担は大きいものがあります。
全米オープンテニス以外の
グランド・スラム3大会(全豪、全仏、全英)では最終セットのタイブレークがありません。