3782、日焼け止め規制

米ハワイ州のイゲ知事は3日、日焼け止めを規制するする法案に署名しました。
観光資源の一つであるサンゴ礁を保護する目的で、2021年１月1日から施行されます。
こうした法律が米国で制定されるのは初めてです。
紫外線カット成分のオキシベンゾンとオクチノキサートが含まれる市販の日焼け止めの販売や流通が禁止されます。
海水浴客の肌から流れ落ちたり排水処理施設を通じて海水に流れ込んだりして、サンゴの白化現象や遺伝子の損傷を引き起こす原因となり、サンゴを死滅させるという調査結果を一部の研究者が指摘しています。
市販の日焼け止めには上述の2つの成分が含まれるものが多いようです。
2成分を含まない日焼け止めについては禁止の対象ではありませんが、日焼け止めの選択肢が少なくなれば、日焼け止めの使用が減り、皮膚がんのリスクが増大すると危惧する声もあります。
ワイキキビーチの日差しは強いので日焼け止めは必需品です。
ハワイから帰ったばかりで、「ハワイ」の記事が目に入ります。