ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

652、非常事態宣言

2009年12月21日 | Weblog
アメリカの東海岸が18日夜から19日にかけて記録的大雪に見舞われ、各地で交通網は混乱し、停電など大きな被害が出て非常事態宣言が出されています。
首都ワシントンDCでは40cm以上も積り、ボルティモア、フィラデルフィア、ニューヨークなどの東海岸一帯に大雪警報が発令されました。
外出を控えるようにとの勧告が出され、クリスマス商戦真最中のこの時期の大雪は商店にとっては大打撃です。
空の便も空港が閉鎖され、欠航が相次ぎクリスマス休暇を控えて旅行客や帰省客の足に影響が出るものと見られています。
米首都圏では2003年2月に60センチを超える積雪を記録して以来の大雪で、12月の積雪量としては観測史上最高になります。
このブログでも何度か書きましたが、ワシントン、ニューヨークなどの東海岸では時々大雪が降ります。
89、庭でソリ遊び
117、1993年のスーパーストーム」を参照
写真は雪に煙る国会議事堂(ワシントンDC)

ヨーロッパも寒波が襲い道路が凍結、事故が多発して空港の閉鎖があいついています。
日本も寒波で北海道から東北、北陸などの日本海地方を中心に12月としては記録的な大雪が降っています。

100カ国以上の首脳が一堂に会して行われた地球温暖化対策、「COP15」は先進国と発展途上国が対立し成果はほとんどありませんでした。
それをあざ笑うかのような寒波襲来です。
温暖化対策も非常事態宣言が必要。

651、ふつうのおばさんが

2009年12月20日 | Weblog
普通のおばさんが突然有名に。
スーザン・ボイルさんはスコットランドの公営住宅に猫と暮らす普通の女性でしたが、今年4月に行われたイギリスのオーディション番組「Britain's Got Talent」に出場し、その容姿(失礼)からは想像できない美声で一躍世界中の注目を集めました。
そのボイルさんのデビュー・アルバム「I Dreamed a Dream」(夢やぶれて)が、発売1週間で全世界で300万枚を売上げました。
各国でNO,1を記録し、アメリカでも1週間で70万枚以上を売上げ、2週目には123万枚とミリオンを突破し売上はさらに伸びています。
アルバムのタイトル「I Dreamed a Dream」はオーディションで歌ったミュージカル「レ・ミゼラブル」の曲、「夢やぶれて」からとったタイトルです。
アルバムに収録されている曲は、
1、ワイルド・ホース
2、夢やぶれて
3、クライ・ミー・ア・リヴァー
4、偉大なるかな神(輝く日を仰ぐとき)
5、愛をこえて(ユール・シー)
6、デイドリーム・ビリーバー
7、アップ・トゥ・ザ・マウンテン
8、アメイジング・グレイス
9、フー・アイ・ワズ・ボーン・トゥ・ビー(スーザンのために書かれたオリジナル曲)
10、プラウド
11、この世の果てまで(ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド)
12、きよしこの夜
日本盤Bonus Track
13.翼をください(Wings To Fly)
YouTubeによると、2009年に最も視聴された動画は、オーディションに登場したときの動画で、1億2000万回を超えたそうです。
You Tube「オーディションの映像

650、経済効果

2009年12月19日 | Weblog
松井のロサンゼルス・エンゼルス入団で周辺は活気付いているようです。
エンゼルスの本拠地エンゼルスタジアムには、広告代理店を通じて看板掲示を希望する日本企業が相次ぎ、球場内とその周辺には日本レストランの進出も計画されているようです。
最も活気付いているのは旅行業界で、ビッグチャンスと捕らえているようです。
アナハイムはロサンゼルスの南東約45kmに位置していて、ディズニー・ランドがあるので野球とのパック旅行など早くも動き始めているようです。
昼はディズニー・ランドで遊び、夜はMLB観戦。
ロスにはサンタモニカ、ハリウッド、ユニバーサルスタジオなど日本人の好きな観光地も多くあります。
さらにラスベガス、グランド・キャにオンも近く、来シーズンは日本人観光客がロスとその周辺に溢れるのではないかと予想されます。
北にはサンフラン・シスコシアトルがあり、来年は西海岸が注目です。
イチローが所属するシアトル・マリナーズはエンゼルスと同じアメリカン・リーグ西地区に所属しているので直接対決も9試合から19試合に増えます。(同一地区は試合数が多い)
両者が対戦する日は、日本人応援団で球場は盛り上がるでしょう。
その他、さまざまなビジネスが期待され、経済効果は100億円を超えると予想されています。
ロスは日本から飛行機で約10時間(ニューヨークは約14時間)で観光客も気軽に行くことができます。
ニューヨークに行くとき14時間も飛行機に乗っているとかなり退屈で「長ーい」と感じますが、西海岸は10時間足らずなので、食事をし映画を見て一休みすると着くのでそんなに長いと感じません。
647、ニューヨークと訣別
649、赤いゴジラ誕生

648、今年最初のカード

2009年12月17日 | Weblog
15日、今年最初のグリーティン・カードが届きました。
今アメリカはホリデー・シーズン真っ只中でこの時期、日本の年賀状のように友人、知人にカードを送ります。
上のカードはシアトルに住む友人からのもので、シアトル中心街の写真です。
以前も書きましたが、最近は「Merry Christmas」というカードは少なくなっています。
世界中から移民が集まるアメリカは宗教も多様で、Holiday Seasonという言い方が一般的で、上のカードも「Holiday Greetings From Seattle」になっています。
2枚折りのカードで中に家族写真、あいさつ文が書いてあります。
封筒の消印は10日になっているので5日で届いています。

グリーティング・カードは毎年15通ほど届きます。
75、グリーティング・カード
252、クリスマス・シーズンとホリデー・シーズン」を参照

647、ニューヨークと訣別

2009年12月16日 | Weblog
ヤンキースからフリーエージェントとなり、去就が注目されていた松井秀喜選手がエンゼルスと1年契約を結ぶことで基本合意しました。
2003年以来7年間在籍したヤンキースに対する愛着が強く、残留を希望していましたが再契約はなりませんでした。
「自分を必要とするチームでやりたい」、という本人の意思で決めたようです。
メディカル・チェックが済みしだい正式契約になるようです。
エンゼルスの本拠地、カリフォルニア州アナハイムは、寒暖の差が激しいニューヨークに比べ、年間を通して温暖な気候なので、ひざに故障のある松井にとっては良かったかもしれません。
ロサンゼルス・エンゼルスとして知られていますが、正式名は「ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム」で、アナハイムを含むロサンゼルス地域を本拠地に観客動員数も平均4万人を超え、メジャーでも上位の人気を誇っています。
2004年以降6年間でリーグ優勝5回を誇る強豪チームですが、ワールドシリーズ優勝はワイルドカードから勝ち上がった2002年の1度だけです。
来年、2010年シーズンは松井の加入で8年ぶり、2度目のワールド・チャンピョンに輝いてもらいたいものです。
1997年から2001年にかけて長谷川滋利投手が在籍していました。
エンゼルスはイチローがいるマリナーズと同じ、アメリカン・リーグ西地区所属なので両者の対戦が楽しみです。

646、叫び声

2009年12月15日 | Weblog
最近テニスの試合を見ていると声をだしながらボールを打つ選手が目立ちます。
妖精”シャラポワもその容姿からは想像できない声を発し、雄叫びに近いものがあります。
その声は103デシベルありますが、ブリート(ポルトガル)は109デシベルに上りF1のレーシングカーが発する轟音(ごうおん)並みです。
これらの声は対戦相手を不愉快にさせることもあり、国際テニス連盟(ITF)は禁止を検討しているようですがどこまでがOKなのか難しいところもあります。
(*飛行機が離陸する際の騒音は120デシベル、ライオンの雄叫びは110デシベル、普通の叫び声は80デシベル。)
集中力を高めたり、全身の力を込めてショットを打つためですが、専門家によると肉体的にも力が入るそうです。
テニスは優雅なスポーツという印象があり、以前はあまり聞きませんでした。
男子では気合を入れて打つときに声を出す選手もいました(コナーズ等)が、女子はほとんど見ませんでした。
初めてそれを聞いたのはモニカ・セレス(ユーゴスラビア出身で後に米国籍を取得)でした。
フォア、バックとも両手打ちで、そこから繰り出されるショットは強烈でした。
1991年3月11日、史上最年少の「17歳3ヶ月」で世界ランキング1位の座につきセレス時代を築きますが絶頂期の1993年4月30日、試合中コート上で暴漢に背中を刺され2年以上試合から遠ざかります。
その後ツアーに復帰しますが以前の活躍はなりませんでした。
彼女はスタイルもよく、モデルとしても活躍しました。
現在の女子テニスに見られる、パワーテニス、叫び声、モデルなどの先駆者です。
You Tubeで見るシャラポワの雄叫び

645、10年目の第九

2009年12月14日 | Weblog
昨日ベートーベンの第九を歌いました。
2000年に初めて歌ってから今年で10年目です。
私の住んでいる県は第九大好き県で各市に合唱団があります。
「○○第九合唱団」、「△△第九を歌う会」などがあり、毎年演奏会を開きます。(頭に都市名をつけるところが多い)
その他にも適時第九を歌う合唱団があり、12月には10回くらい第九演奏会行われます。
12日(土)はある合唱団の第九を聴きに行き、昨日は自分が歌い、19日は別の第九を聴きに行く予定で、毎年12月は4~5回第九を聞きに行きます。
私が所属する合唱団は、毎年違うマエストロ、ソリストを招いて歌いますが、今年のマエストロはドイツ、イタリアの歌劇場などで総監督を努めるなど世界的に活躍する指揮者です。
このマエストロが言うに、ドイツではめったに第九は演奏されないそうです。
ベートーベンの第九は指揮者にとっても特別の曲で「60歳になるまで第九は振らない」という人もいるそうです。
第九が最も多く演奏されるのは日本かもしれません。
しかも素人(失礼!)が多く、ドイツ語の意味も分からず歌っています。
私も10年間歌ってきましたがいまだにその意味をよく知りません。(勉強不足)
153、合唱」を参照

644、私事ですが

2009年12月13日 | Weblog
10月に日本に来ていた長女とフィアンセが9日、シアトルで結婚しました。
友人数人を招いた簡単な式のようでした。
来春、パーティーを計画しているようなので私達夫婦も参加しようと思っています。
575、身長差33cm
576、すべてがビッグ
592、Windows 7
594、拡大するキャンパス
595、ジブリ美術館
596、軽井沢
600、シアトルに帰る

643、タイムズ・スクエアで白昼の銃撃戦

2009年12月12日 | Weblog
10日午前、ホリデー・シーズンでにぎわうタイムズ・スクエアで銃撃戦がありました。
観光客相手に押し売りを繰り返していた2人組を追っていた警察官が職務質問しようとしたところ1人が逃げ出し、拳銃を警察官に向けて2発発砲しました。
1発目は付近の劇場窓口の窓ガラスを突き破り、2発目は土産品店に命中、これを受けて警察官が男を銃撃、男は病院へ運ばれましたが死亡が確認されました。
この時期ニューヨークで最も人出が多く日本人旅行者も必ず訪れるところですが、幸い怪我人はいなかったようです。
写真は進入禁止の黄色いテープが張られた現場付近。(CNN.comより)
434、タイムズ・スクエア
436、ブロードウェイ(Theater District)
619、あの映画館」を参照