ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

661、2つの笑顔

2009年12月30日 | Weblog
2人の女性アスリートがバンクーバー五輪出場を決めました。
スピードスケートの岡崎朋美選手(38)が代表選考会500メートルで2位に入り代表に選ばれました。
38歳で5大会連続の五輪出場を決めたのは見事です。
肉体の衰えは確かにあったと思いますがハードなトレーニングを重ね、重心を低くするフォーム改造に取り組み、執念で掴んだ五輪切符です。
「朋美スマイル」は健在です。
フィギュアスケートの浅田真央選手は4年前のトリノ・オリンピックは年齢制限で出場できませんでした。
次のバンクーバー五輪出場は確実と見られていましたが、今シーズンはまさかの不振で、彼女から笑顔が消えていました。
今回の全日本選手権は最後のチャンスで、彼女のプレッシャーは想像を絶するものがあったと思います。
事実、26日のショートプログラム(SP)の滑り出しは固さが見られましたが、最初のジャンプを決めてからは固さもとれ、彼女本来の伸びやかなスケーティング、軽快なステップが甦りました。
すべり終わった瞬間のホッとした顔、その後の満面の笑顔は苦しかった日々を物語っていました。
演技後の「うれしいのと、ホッとしている気持ちです。」というコメントは彼女の心を表しています。
日本中が待っていた瞬間で、27日のフリーは平均視聴率(関東地区)が28.9%だったことが期待の大きさを物語っています。
日本選手権4連覇と五輪出場を決めました。
2人の笑顔が輝いています。