ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

646、叫び声

2009年12月15日 | Weblog
最近テニスの試合を見ていると声をだしながらボールを打つ選手が目立ちます。
妖精”シャラポワもその容姿からは想像できない声を発し、雄叫びに近いものがあります。
その声は103デシベルありますが、ブリート(ポルトガル)は109デシベルに上りF1のレーシングカーが発する轟音(ごうおん)並みです。
これらの声は対戦相手を不愉快にさせることもあり、国際テニス連盟(ITF)は禁止を検討しているようですがどこまでがOKなのか難しいところもあります。
(*飛行機が離陸する際の騒音は120デシベル、ライオンの雄叫びは110デシベル、普通の叫び声は80デシベル。)
集中力を高めたり、全身の力を込めてショットを打つためですが、専門家によると肉体的にも力が入るそうです。
テニスは優雅なスポーツという印象があり、以前はあまり聞きませんでした。
男子では気合を入れて打つときに声を出す選手もいました(コナーズ等)が、女子はほとんど見ませんでした。
初めてそれを聞いたのはモニカ・セレス(ユーゴスラビア出身で後に米国籍を取得)でした。
フォア、バックとも両手打ちで、そこから繰り出されるショットは強烈でした。
1991年3月11日、史上最年少の「17歳3ヶ月」で世界ランキング1位の座につきセレス時代を築きますが絶頂期の1993年4月30日、試合中コート上で暴漢に背中を刺され2年以上試合から遠ざかります。
その後ツアーに復帰しますが以前の活躍はなりませんでした。
彼女はスタイルもよく、モデルとしても活躍しました。
現在の女子テニスに見られる、パワーテニス、叫び声、モデルなどの先駆者です。
You Tubeで見るシャラポワの雄叫び

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