5315、フェデラー引退表明

テニス男子で四大大会通算20勝を誇るロジャー・フェデラー（スイス）が15日、自身のSNSで現役を引退することを表明しました。
史上最高のオールラウンドプレーヤーと呼ばれ、サービス、ストローク、ボレーなど、どれをとっても超一流でした。
全豪オープン６勝、全仏オープン１勝、ウインブルドン（全英）８勝、全米オープン５勝の四大大会計20勝で、特に芝で行われるウインブルドンでは無類の強さを誇り、〝芝の王者〟の異名。
現在41歳で、近年は膝の故障に苦しみ、昨年のウインブルドンを最後に大会出場から遠ざかっていました。
ロンドンで23～25日に開かれるレーバー・カップを最後の大会とするという。
ここ20年はラファエル・ナダル（スペイン）、ノバク・ジョコビッチ（セルビア）と3人で四大大会のほとんどを優勝してきました。
フェデラーの引退で、世代交代が進みそうです。
今年のUSオープンは第3シードのカルロス・アルカラス（19歳・スペイン）が第5シードのキャスパー・ルード（23歳・ノルウェー）を6－4、2－6、7－6、6－3で破り、グランドスラム初優勝を飾りました。
9月12日付けの世界ランキングでは、1973年に導入されたATPランキング史上初の10代の世界王者になりました。