ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1169、白人が少数派に

2011年05月29日 | Weblog
米国の2010年国勢調査によると、首都ワシントンやニューヨークなどの大都市ではこの10年間にヒスパニック系やアジア系の人口が急増しています。
これはアメリカ全体の傾向で全米366都市のうち、ニューヨーク、ワシントン、サンディエゴ、ラスベガス、メンフィスなど46都市で白人が少数派となりました。
1980年は9都市、1990年は10都市、2000年は32都市と、その数は増加しています。
白人は都市圏を離れて地方に移り住む人が多いのに対し、ヒスパニック系やアジア系の人たちは大都市圏にコミュニティを作って住む傾向があります。
大都市は仕事を得やすいからと見られています。

また、白人は人口の伸び率が低く、ヒスパニック系やアジア系は人口の増加が著しくなっています。
全米で白人の子どもの数は減少していますが、ヒスパニック系やアジア系などは増加しています。
中でもヒスパニック系の増加は著しいものがあります。
1人の女性が生む子供の数は、白人の平均約1.9人に対し、ヒスパニック系は平均3人です。

私はヒスパニック系の友人が何人かいました。
移民一世は英語が話せず、スペイン語で会話していましたが、その子供たちはアメリカの学校を出て英語を話します。
132、ニューヨークのお店
381、スパニッシュ・ハーレム」を参照

米国の人口は3億870万人です。
白人は1億9680万人で全人口に占める割合は69%から64%に縮小しましたが、白人が多く住む地域もたくさんあります。
187、ミネソタ・ファームガール」を参照