ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1162、新3種の神器

2011年05月22日 | Weblog
まだ5月だというのに一昨日、昨日とわが町は真夏日になりました。
今日も30度を超す予報で、今年の猛暑が予想されます。
電力不足が懸念される今夏は「クールビス」が合言葉になっています。
政府首脳の服装を見ていると「ノーネクタイ」がクールビスのようです。
「涼しい」という意味のクール(cool)と、ビジネス(business)を合わせた造語です。
仕事もノーネクタイで涼しくという発想です。
半袖の背広が販売されたこともありましたが、定着しませんでした。
私はこの10年、冠婚葬祭以外でネクタイをしたことは、ほとんどありません。
万年クールビスです。

こうなったら、アロハ・シャツで涼しく夏場を乗り越えましょう。
気分も明るく、ハワイに行った雰囲気を味わうことができます。
でも、無理かな。
日本でアロハ・シャツで仕事をしていたら、不謹慎だと思われてしまいます。
まず、菅総理に見本を示してもらいたいと思います。
Aloha (アロハ)とは好意、愛情、慈悲、優しい気持ち、思いやり、挨拶などの意味があります。
アロハ・シャツの起源については諸説ありますが、明治初頭にハワイに渡った日系移民委によって開発されたようです。
980、大政奉還成る。」を参照
日本から持参した着物をヨーロッパの船員たちが着ていた上着(バラカ)を参考に、作業着や子供服などに仕立て直したものと言われています。
擦り切れるまで着た着物を再利用した、日本人の「もったいない」という心から生れたそうです。
着物の美しい柄が現地の人に好まれ、カラフルなアロハ・シャツが広まったようです。
アロハ・シャツは今ではオフィスやレストランなどでも着用され、式典や冠婚葬祭でも着られる「男性の正装」として認知されるようになっています。
写真はアロハ・シャツを着たエルビス(映画「ブルー・ハワイ」より)


今夏の猛暑は「アロハ・シャツ」、「グリーン・カーテン」、「うちわ」で乗り切りましょう。
新3種の神器です。