ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

692、北ウイング

2010年01月30日 | Weblog
104、ニューヨークの灯台」で1974年から1985年頃まではよく旅行にいった、と書きましたが、バスや電車で全米を回りました。
アメリカは広いので次の町に行くのに何時間もかかります。
70年代は本を持っていきましたが、1979年にウオークマンが発売されるとすぐに購入しました。
80年から85年にかけて大陸横断鉄道でアメリカ一周しましたが、このとき持っていったのがウオークマンにプレスリーと中森明菜のテープです。(意外な組合せ)
東京書店でたまたま買った彼女のテープを聞いてすぐにファンになり、その後5~6本買いました。
夜行列車の窓から移り行く景色を見ながらスローモーション、少女A、セカンド・ラブ、飾りじゃないのよ涙は、北ウイング、・・・を聞いていました。
これらの曲は今も歌詞を覚えていて、曲を聞くと大陸横断鉄道の電車の窓から見たアメリカ大陸の雄大な景色を思い出します。

中森明菜は82年「スローモーション」でデビュー、その後次々ヒット曲をだし、85年に「ミ・アモーレ」、86年に「DESIRE」で2年連続日本レコード大賞を受賞しています。
これは女性ソロ歌手としては史上初の快挙でした。
ドラマではシリアスな役もコミカルな役もこなし、非凡な才能を発揮していました。
92年に70年代~80年代の名曲をカヴァーしたアルバムが注目され、現在のカヴァー・ブームの火付け役とも言われています。
以降も「歌姫」シリーズを次々出し、演歌、フォークなども歌い精力的に活動しています。

1973年に羽田空港からアメリカに発ち、1985年に一時帰国するまで日本に帰りませんでした。
成田空港を見たことがなかったので「北ウイング」ってどんなとこなんだろう、と思いながら聞いていました。