BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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医龍2-Team Medical Dragon- LIFE or MONEY ?

2008-01-23 17:04:18 | 映画・TV・観劇
遅ればせながら昨日やっと見終わりましたっ
お正月明け初の青森放送のドラマストリートは「医龍2-Team Medical Dragon-」です。
前作「医龍」はNY留学中にあちらで週一度の日本語放送のとき欠かさず見てました。ま、日本語に飢えてるってとこもあるんですけど、面白かったですよね。はまりましたよ。
次の日、日本人のクラスメイトの子とドラマの話で盛り上がり、野口教授のものまね「君、八橋好きだったよねぇ(ニヤリ)」をよくやったものです。
今回は初回が2時間放送の特別番組で豪華でしたね。
もう私は2時間夢中で見てました。
古いメンバーとこれから来るであろう新しいメンバーがちょこっと主演してて、手術シーンは時間との戦いでハラハラですわ。
でもって最後に霧島が登場したのは予想外でした。さすが特番だけある!!と、、、ね。

ドラマの2は原作の漫画にはないストーリーだったみたいですけど、かなり面白かったですよ。
病院経営で内田由紀が絡んでくる外資系会社との融資合戦とか、最先端医療を目指す鬼頭先生(夏木マリがかっこいい)と地域医療や目の前の患者にすべてをかける朝田の対比がまた面白かったし。
麻酔医の大塚寧々が中でも良かったかな?阿部サダオに負けず劣らず、やっかいぶりの演技がすばらしかった。
助手やMEとか、個性はキャラもいいね。MEの中村靖日さんは前から映画とかで演技がけっこう好きだった人なので、ドラマで見れてうれしいです。
ま、一番はやっぱり悪役の野口先生です。
悪役といいながらあの口調はにくめません。
名台詞が「のど元過ぎればなんとやら・・・ボク、人よりのどが短いみたいぃ」
うーん、ナイスキャラ☆ですね。
野口のいない医龍はさぞつまんないでしょう。
岸部さんに拍手ですわ!!

今まで医者系(手術系)のドラマでは外科医(執刀医)ばかりが目立ってあまり感じなかったのだけど、医龍を見てるとチームというのがすごく強調されてると思う。
もちろんチームを引き入る執刀医の統率力があってこそなのだが、それをサポートする助手がいて、麻酔医がいて、オペ看護師がいて、臨床工学技士がいて、そして内科医がいて、病院側の理解が必要で、一人の人間の手術のためにたくさんの人がかかわって支えあってるのだなぁと。
だから手術もけしてよい外科医だけでは成功には導けるものではないし、朝田はいつもそれを心からみなに感謝し信頼してるシーンが出てきます。そういう意味でただの派手な心臓外科手術だけではなくて、人人との支えあうつながりをよく表現してるドラマだと思いました。
それに比べるとチーム鬼頭の外国人医者チームはなんか笑えました。なんか変。
けっこうお気に入りなのが第6話の「もう一人の天才医師」で、朝田の助手になる血管外科医の外山先生が、まだ朝田にライバル意識を持って対抗してた頃、手術した患者に「人は一人では何もできない」と諭すシーン。
このドラマの後になって、その言葉の本当の意味をじわじわとを感じますね。
それにしても朝田=坂口憲二はかっこいいですね。
ワイルドでなんか野戦上がりの医者って言う雰囲気が似あいます。笑顔が優しくて癒されたわ。
最終回で野口がNYで怪我して運ばれてるシーンがあったのですけど、、、あれってまた外国に戻った朝田にめぐり合う伏線なんだろうか?最後まで気になるシーン満載のドラマだったな。