BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

夕刻の過ごし方

2005-06-29 11:38:00 | NY留学生活+α
夏至が過ぎたとはいえサマーシーズンのNYCは日が沈むのがとってもおそい。
8時を過ぎてもまだまだ明るい。
6時に寮で夕ご飯を食べてから、グランドセントラル前から出てるM42のバスに乗ってハドソン川へ行きました。
42stを西まで突っ切った12番街でバスを降りてハドソン川岸へ行きました。
ちょうどサークルライン社の埠頭がみえて、
夕刻のクルーズを楽しもうと並んでる人達がいっぱいいました。
いいなぁ、夜の夜景を見ながらのディナーとか憧れちゃうけど。
とりあえず川岸に見晴らしのよいところを求めて、アップタウンへと向かいます。
ハドソン川沿いは自転車やローラースケーター用の通路があって、
ジョギングする人やサイクリングする人などたくさん通ります。
歩いてる人のほうが断然少ないくらい。
今日は蒸していてすぐ汗が出てきて疲れてしまいました。
大きなインピレット博物館を過ぎてやっと公園らしきものが。
ハドソンリバーサイドパークです。
小さめの公園ですが、
川岸にはウッドデッキがありベンチもあり休んでる人やたたずんでる人もいました。
また中心に大きな芝生の広場があって、早速そこで寝転びました。
とにかくこれが気持ちいい。
お決まりのように靴を脱いで裸足になり、芝生の感覚を味わう。
そして寝転んで体を伸ばしながら、しばし空を見つめてたたずむのがすごく好き。
雲がきれいで、少し夕焼けかかった空がすごくきれい。
太陽の光を反射して雲がきれいだ。
しばし眺めてから、目をつぶり思う存分寝ると不思議と一日の疲れも取れる。
日が沈むのが遅いから、7-8時でもたくさんの人が公園に来て夕刻の時間を味わってる。
太極拳をしている中華系のおじさんから、
子供連れの家族まで様々な人が楽しんでて素敵な夕刻の過ごし方だなぁとほんとに思う。
これが平日の夜だなんて考えられないくらいだ。
公園には1時間ぐらい寝たり本を読んだり夕焼けを見たりして過ごした。
これもここにいいるからできることかもしれない。日が沈んでハドソン川がきらきらしててそれはきれいでした。
また行こうっと。

NYで迎える誕生日

2005-06-28 09:05:00 | NY留学生活+α
ついに20代最後の年を迎えてしまった。
19の頃とは訳がちがって、微妙な反応をうける29歳。
若いというわけでもないが、だからといってまだまだ20代と余裕を持ってしまう複雑な年齢。
だからこそ、この貴重な29歳の誕生日をNYで迎えることができて、
これからの一年を過ごせてとても幸運に思う。
さて、私の誕生日6月26日はNYでも異色の名物「GAY PRIDE」(ゲイ&レズニアンパレード)が開催された。
たまたま重なったのだが、これもNYからの贈り物と思いせっかくだから見に行った。
NYはサンフラスシスコについでゲイが多い都市である。
クラブで見かけた素敵なハンサムGUYSがゲイだったなんてよくあることで、
ダウンタウンなどではよくゲイのカップルを見る。
そんなゲイたちが自分たちの主張や権利を堂々とアピールするのがこのゲイプライドパレード。
いまや立派なNYの観光フェスティバルで国内外からも多数の観光客や参加者がやってくる。
またこの日に自分の嗜好をカミングアウトする人もいるのではないだろうか。
そんなパレードを見にお昼の5番街へ。
NY市立図書館前に特設ステージが設けられていて、
5人のキュートなゲイ達がお揃いのチアガール姿で司会を勤めていた。
その後ろで私と友達は直射日光の中で3時間もパレードを見てました。
オープニングはハーレムに乗って何百人ものゲイ達がタンデムで登場。
その数にも驚いたがこんなの序の口で、
その後いかにもパレードな鼓笛隊とマーチング集団が登場
、NYPDにNYFDも登場。
そして次から次へとありとあらゆる飾りをつけたオープントラックに乗ったゲイ達と、
フラッグやプラカードを持ったゲイの集団がいくつも登場。
見ていると色んなゲイのコミュニティがあって、
まるでねぶた祭りやよさこいの集団を見てるかのようだ。
ちがう点は彼らの衣装がそろってたりばらばらだったりすること。
とにかく奇抜で度肝を抜く衣装やらかわいらしい女性そのまんまの男たちや自分の肉体美をさらけ出す集団、
ありとあらゆるゲイが次から次へと来る。
中にはアジアンコミュニティ、
日本の浴衣姿の人達やブラジル・プエルトリコなどたくさんの国のゲイのコミュニティも参加していてその数に驚くばかりだ。
パレードは3時間立っても終わらず、
さすがに炎天下の下で長時間いたためにみんな疲れてしまい、
途中でスターバックスで休むことに。
でもゲイパレードはそれから1時間以上も続いたそうだ。
いったい何万人のゲイの人々が参加したのか。。。
とても把握できないがとにかく巨大な数であろう。

スタバで一休みした後ディナーを食べにグラマシーパークのタイ料理レストランへ。
私がトムヤムクンを食べたかったので、
友達のガイドブックに載ってるこの店を選んだ。
NYのいいところはその気になればいつでもありとあらゆる国の料理を選ぶことができるところだ。
ディナーはそれぞれ1品ずつ好きな食べ物を選んでみんなでつまむことに。
これがまた寮の友人と学校のクラスメイトを誘ったら、
友達が友達を呼び最後には7人に膨らんだ。
ということで私達は7品のタイ料理をを楽しむことができた。
とってもおいしくて念願のトムヤムクンが食べれて幸せ。
面白いことにカエルの足を頼んだ人がいて初めて食べました。
から揚げでしたが、鳥の味に似てすごくおいしい。
妙に骨が多いなぁと思ったら、まさかカエルだとは私も思わなかったよ。

その後は本日のメインイベント「エンパイアステートビルディング」へ夜景を見に行きました。
付いたのは8時前でもちろん全然明るい。
NYの今の日の入りは8-8時30分。
入り口でチケットを買いエレベーターへ。
明るい時間だったためにすいててすぐ行けました。
1分間で80階までたどり着くという超高速エレベーターで頂上へ。
あまりに早いために少しゆれて怖かった。
上に行くとたくさんの人がいたのですが、
それでも空いてるスペースを見つけれて、
NYで一番高いとこからのすばらしい眺めを見ることができました。
やっぱりとても気持ちがいい!!
何で高いとこってこんなに気持ちがいいのでしょう。
上からものを見下ろすことの快感といったらないですね。
この景色を前にしたら自分の存在がちっぽけなものに感じられてしょうがないと私の友達は言っていました。
そのとうりです。
イエローキャブが米粒のような大きさに見えて、人間の存在すらわからない。
マンハッタンの東西南北すべてが見下ろせるすばらしい景色です。
西の空には赤い夕焼けが見えて、
セントラルパークの向こうブロンクスの向こうが霞かかって見えました。
尚且つ南のバッテリーパークの向こうスタテン島も霞がかかってる。
NYは今夕焼けを迎えて夜に向かってゆっくり歩き出していました。
私と友達は北のほうでしばし暗くなるまで色んな話をしました。
やがてあちらこちらから少しずつビルに光がともりだしてきて、
やはり夜の景色は宝石です。
ランドマークのクライスラービルにタイムズスクウェアのスクリーン、
ヤンキースタジアムの明かりにクィーンズの住宅街の明かりがとてもきれい。
遠くにはアッパーウェストとNJをつなぐジョージワシントン橋も見えます。
また南サイドにはバタービル(正式名所は知らない)のライトアップ、
ブロードウイの明かり、ブルックリン・マンハッタン橋の明かりがとてもきれい。
いくら時間をすごしても飽きないところだと思いました。

実はこの後おまけが付いていて、
10時30分頃に寮へ帰ったのですが、
花火がやってると友達が教えにきてくれたので寮のルーフガーデンへ行きました。。
するとさっきまでいたエンパイアの向こうからあがるたくさんの花火が見えるのです。
びっくり。何の花火だろう。
ゲイパレードのためかな?
とにかくビルの谷間から見える花火はとてもきれいだった。
なんだかさらにプレゼントをもらったみたいでうれしかった。
花火は11時ごろから11時30分ぐらいまで上がってた。
いくら日の入りが遅いといってもこんな時間に花火を揚げるなんてNYはすごい街だと思った。
日本なら騒音公害になりそうだ。

クリントン大統領 IN Queens!!

2005-06-26 13:00:00 | NY留学生活+α
今日は先週に引き続き別のアパートを見に行きました。
場所はクィーンズのサニーサイドとウッドサイドの中間あたり。
グランドセントラルターミナルから7番線で25分ぐらいの「52st」。
7番線はタイムズスクウェアからクィーンズのフラッシングまで通じてる路線で、すごく便利な路線。
とても素敵なことに、マンハッタン内では地下鉄なのですが、
クィーンズに入ったとたん地上に出だし高架線を走ります。
まるで東京モノレールのよう、ぎこちなくゆっくり高架線を走り、
目の前にはクィーンズから見るマンハッタンのすばらしいランドスケープが望めます。
一目で気に入った7番線!
お目当てのアパートは52stの駅から1ブロック、
徒歩5分もかからないところにあり、3階建のアパートメント。
その1階に今回ルームシェアでメールをくれた方のお部屋があります。
とても広いリビングにキッチンも大きくてきれい。
第一印象というか勘でここならやってけるかな?と思い、
7月分の家賃(7月24日から)を払って決めちゃいました。
シェアメイトとなる方も気さくでNYに長く住んでるだけあって色々教えてくれてとても親切でした。

夕方はフラッシングのコロナパーク(とても大きな公園)で、
Billy Grahamという有名なキリスト教の伝道師の人が中心となったコンサートに行ってきました。
私はクリスチャンじゃないし、興味はなかったのですが、
午後のクラスメイトのアフリカ人のウィルマに誘われて予定がなかったし、
せっかくだから行くことにしました。
それとロシア人のイリアナも一緒です。
二人はもちろんクリスチャン。
日本人以外の知り合いと遊びに行くのは初めてなので、わくわくしました。
英語だけの時間、あまりよく話せなかったけどやっぱりすごくよい勉強になる。
このビリーグラハムという人はアメリカおよび世界ではけっこう有名な人らしく、
NYおよびその他の州、そして他の国から多くの人がコロナパークへ集まってました。
まるでイスラム教のメッカのよう!
とにかくすごい人で、メイン会場はもう満席で、
公園内のあちこちに巨大スクリーンを備えたサテライト会場がたくさんあり、
私たちもその内のひとつに落ち着くことができました。
といっても堅苦しい雰囲気などは特になく、初めはブルーバーグ市長の挨拶があり、
そのあとエアロスミス系のバンドの歌があり、このバンドがすごくよかった。
メロディがとても気持ちよくて歌詞わからなくても私はすごーーく楽しめた!!
歌ってる内容はジーザスとかいってるのでキリスト教のことなんだろうけど。
その次にHIPHOP系のダンスグループが出てきて、のりがよくて最高でした。
さすがNY。歌も本場RBという感じでよかった。
最後にまたあるバンドのライブがありました。大体の時間は2時間ぐらい。
最後にそのBilly Grahamのお話があったのですが、
なんとクリントン前アメリカ大統領とその婦人ヒラリーが隣に座ってるではないか!!
どこかで見た顔だなと思ったのですが、
会場のどよめきもすごくて私もびっくりして興奮しました。
これが一番今日の大事件かも。
フェスティバルのHPhttp://www.billygraham.org/NYCrusade_Cover.asp

NYアジア映画祭OPEN

2005-06-25 10:54:00 | NY留学生活+α
先週からNY市内でアジア映画祭が始まった。
日本・韓国・中国(香港を含む)が多いのですが、
タイ、フィリピンなどなかなかお目にかかれない国の映画も上映されます。
私は日本で見過ごした「下妻物語」(英語名KAMIKAZE GIRLS)と、
「茶の味」(英語名THE TEAST OF TEA)が見たかったので、
昨日ちょうどダウンタウンの映画館で上映されるので2本立てと思い見てきました。
場所はダウンタウンの 32 Seecond Ave 2th street にある『Anthology Film Archives』です。
レンガの壁の大きな3階建ての映画館。
歴史が感じられおしゃれで気に入りました。
前売り券を買ってなかったので、
直接会場窓口で買おうと思い30分前に映画館へ向かったのですが、
まだ窓口は空いてませんでした。
それでも25人くらいの人の行列ができてました。
もちろん日系人ばかりかと思いきや、
以外にアメリカ人が多いのに驚きました。
映画はひとつの映画で9ドル。
映画館のスペース自体は狭く、イスもかなり古いもので、
もちろんドリンクホルダーなどないし、
いかにも昔からの映画館というレトロな雰囲気。
始まる前に入り口で紙を配っててそれに名前を書いて係員が集めています。
何かと思ったらこの後主催者の軽い挨拶があって、
映画関連商品を映画を見に来てる6人ぐらいにそのときさっき集めた紙の中からランダムに選んで名前を呼び、
呼ばれた人は前に出て好きな商品をもらえるという具合でした。
商品もスポンサーとTシャツからポスター、DVD、本など色々です。
私の見た映画は二つとも日本映画でもちろん日本語で放送します。
英語の字幕が付いてます。
私は字幕無しでももちろんわかるのですが、
この映画がどちらもコメディでかなり笑いました。
特に茶の味のほうは皆さん爆笑で、
あまりにみんなが笑うために日本語が聞き取れなくて英語の字幕を見ることもしばしばでした。
日本の映画のギャグをこっちの人がわかって笑ってくれるのがうれしかったです。
NYアジア映画フェスティバルのHP http://www.subwaycinema.com/

Love and Hate

2005-06-23 10:24:00 | NY留学生活+α
LOVEは日本人でもよく使う言葉だがHATE(=憎む・大嫌い)のほうはそうそう聞きなれない言葉。
NYCといえば良くも悪くも、何事においても【love hate】なところだと思ってます。
授業でも日常でもけっこう使うのがhateのほう。
とにかくみんな憎しみをこめて言います。
その時はおもいっきり顔をゆがめて!!
私はこの表現がなぜか好きだ。
こうもはっきり自分の意思を伝えられる言葉があるだろうかと思うくらい
。もちろんloveだって好きです。
しかし、日本語にはあいまいにいやな部分を避ける部分があるので、
英語のようにはっきりと嫌いだっていえることがすごく新鮮に思える。だからでしょうか、
使えるときにはここぞとばかりに口に出してますが。

ところで今週からまた新しい先生に変わりました。
普通先生が変わるときはレベルが変わったときぐらいなのに、
7週目にして3人目の先生です。
今度の先生はジョエルという男の先生。
初日に友達からプレゼントされたというイタリアサッカーチームのユニフォームを着てたのですが、
彼の顔がイタリアサッカー選手のトッティに似てるために、
違うレベルに移った元クラスメイトのイタリア人が休み時間に「君のクラスの新しい先生はイタリア人じゃないか?」って聞いてきた。
イタリアンの彼から見ても相当似てるらしくアメリカンだよって教えるととにかく驚かれた。
今度の先生もなかなか授業が楽しくてあたしは好き。
今のとこ午前の授業は当たりばかりで当分上には行きたくない気持ちだ。
そしてイタリア人のクラスメイトが上に上がって、
今度台湾人が入ってきたために、
わがクラスはオールアジアンクラスになってしまった。
日本4人コリアン3人台湾1人。
しかし、午後クラスは新たにロシアンとアフリカ(ガンボ出身)人がきて、ますます多国籍に。
いろんな国の話しが聞けるのはけっこう楽しい。

昨日の感想

2005-06-22 07:00:00 | NY留学生活+α
今日もまたまたブライアントパークに来ています。
昨日とはうって変わって今日は静かな公園です。
今日の新聞に5時の開演にあわてて走る人々の写真が載ってました。
昨日の映画は「追憶」という有名な映画でした。
こちらでのタイトルは[ THE WAY WE ARE ]で初め見たとき何の映画か実はぴんときませんでした。
しかし、映画が始まって軍服姿のロバート・レッドフォードが登場すると会場からは歓声が!!
これにはびっくりしたけど、たしかにめちゃくちゃかっこいい。
私はここでもまだ気がつかなくて、有名な俳優さんかな?と思ってみてたら、
ふと彼がブラピに似てるということに気がついて、
そこでブラピがロバート・レッドフォードの再来と言われたことを思い出して気がついたのです。
映画での彼はとにかくかっこよくて英語がわからずとも見てるだけでよかった。
時々現れるニューヨークの景色に反応し、
きわどいシーンでは見てるみんなのやじが面白かったりする。
終わったのは11時半ぐらいでした。
初めにルーニーティーンズ?の映画があったので。
さすがに10時ぐらいからは寒くなったけど、
毛布にみんな包まって寝転がりながら見るのはけっこう楽しい。

ブライアントパーク野外映画祭

2005-06-21 09:37:00 | NY留学生活+α
ただ今ブライアントパークにいます。
今日からこの公園で無料の映画祭りが開催されます。
8月まで私たちはこの公園の特設スクリーンで無料で古い映画を楽しむことができます。
この公園はNY市立図書館の裏にある小さめの公園ですが、
都会のオアシス的存在で好きです。
ここでは無料のワイアレスインターネットがあり、
というわけで、映画が始まるまでの間の暇つぶしを今してる感じです。
公園は午後5時開放なのですが、
席を確保しようとする恐ろしいうほどの人が押し寄せます。
30分遅れてたどり着いた私も何とか小さなスペースを確保できました。
映画の始まるのが9時・・・
それまでみんな寝たり、食べたり、ネットしたり、本を読んだり楽しんでるみたいです。
必需品はブランケットに暇つぶしの道具。
食べ物におやつにキャンドルでしょうか。
もうすぐ始まります。
とても楽しみです。
そして英語がわかるのか疑問だけど、
今回は雰囲気を楽しむためにもいいかもと思ってます
。来週は「ハエ男の恐怖」だそうで、それもおもしろそう。。。
ブライアントパークHP
http://www.bryantpark.org/calendar/film-festival.php

今素敵なことがありました。
私たちの座ってるところから10Mぐらい右側で誕生日の人がいたらしく、
バースデーソングを歌うグループの歌が聞こえてきて、
それに反応した周りの人が歌いだして大合唱になりました。
とっても素敵な合唱です。
主役の男の人はみんなの前でたくさんのローソクのついたケーキの灯を消してました。
HAPPY BIRTHDAY!!

アメリカ式映画鑑賞

2005-06-20 09:34:00 | NY留学生活+α
またもや映画を見てきた。
タイムズスクウェアにあるシネコンの「Loews 42nd Street E-Walk Theatre」である。
ひときわ明るい42STの吉野家の隣にある大きな映画館。
入り口でチケットを買って3階へ。
私が見に行ったのは先週話していた「マダガスカル」というドリームワークスのアニメ。
日本ではこの手の映画は子供向けという感じだけど、
こっちでは大人同士でも普通に見に来てるという感じで、
家族連れも当たり前のごとく多いけれども大人も目立ってる。
まずシートのすわり心地がめちゃめちゃいい。
こっちの人向きなので大きいせいもあり足が余裕で伸ばせるのが涙が出るほどうれしい。
おまけにリクライニングで角度も思いのまま!!
アメリカは映画中でもおしゃべりしてるとかものすごく大きな声で笑うとか聞いてたのだが、まったくその通りでした。
予告中もみんなぺちゃくちゃしゃべるし、
話が始まってもみなの笑い声で聞き取れなかったりする。
でも特に不快感も感じず逆に面白かったりする。
とにかくみんなの反応がいい!
英語で映画を見てるせいか、
ジョークに対してダイレクトに観客が爆笑するさまはとても愉快で,
こっちまでつられておかしくなってくるから不思議である。
はっきりいって英語はそんなにわからない私でも日本で見るより楽しいと思えました。
雰囲気ですかね。
私の隣には子供をひざに乗せたお父さんが座っていた。
しかし子供より彼のほうが映画に夢中になっていて、めちゃくちゃ笑ってた。
それに不快感を感じた子供がむずがるとその父親は「ソーリー、ソーリー・・・」と子供に謝りながらも笑うことをやめない。
今「ハウルの動く城」が公開になりました。
これもまた見に行きたいのでぜひこっちで行ってみようと思います。
英語がわからなくても見れるしね。
アメリカ人の反応はどうなんだか知りたいのもある。

マダガスカルはセントラルパークの動物園の話だったので、
試しにどんなとこか今日行ってみた。
こんな風に映画を味合うなんてなんて贅沢なんだと思う。
映画の主人公たちの動物は残念ながらペンギンやサルくらいしか居なかった。
ライオンやカバならブロンクス動物園でしょう。
とても小さい動物園ながらも展示のよさは日本の動物園よりはるかにすばらしく驚いた。
都会のど真ん中にある動物園。
後ろに見えるスカイスクレイパーとの対比が映画そっくりの雰囲気だ。
さて、動物園はパークの南東の端にある。
料金は6ドル。
アシカやレッサーパンダ、タマリンなどのサルもいますが、人気者はシロクマでしょう!!
ここの動物園の作りは先ほども述べたとおりとにかくすばらしい。
檻もなく、人と動物の距離がとても近い。
上からも見れるし、下からも水槽の壁越しに優雅に泳ぐ白熊の姿がほんとに間近で見ることができて感動である。
日本で言うと一番新しい横浜ズーラシアあたりが一番近いスタイルであろうか。
でもはたして日本の動物園に行って,
まっ昼間からこんなに生き生きした動物が見れるのであろうか?
たいていは寝てる姿を見るだけな気がする。
さすがアメリカと思わずにはいられない。
また南側に面してる子供動物園も夢いっぱいのつくりで、大人でも十分楽しめる。
ヤギや羊に餌もやることができる。

ルームシェア探し!

2005-06-19 13:00:00 | NY留学生活+α
今現在住んでる寮との契約は7月30日まで。
それまでに次の住むところを探さなければならない。
寮でもいいのだが(1ヶ月10万くらい)、
やっぱり決まった時間に食べるご飯ではなく自分で作ったご飯が食べたい。
ああ、納豆が食べたい。
ということで、そろそろ次に住むアパート探しを始めた。
とにかく地価が高いNYに一人でアパート住まいをすることは、はなからあきらめてる。
そこでルームシェアです。
これだと何とか住めそうだ。
しかしそれでもマンハッタンは高い。
安くて800ドルぐらい。
それ以下だとものすごく狭かったり、治安が悪そうだったり、なんかありそうだ。
そこで今考えてるのがクィーンズ。
マンハッタンやブルックリンのような華がなく地味な印象だが、安全だという話で物価が安い。
アジア系やヒスパニック系などありとあらゆる移民が住んでるクィーンズに物件を探してるこのごろ。
ネットの掲示板にも毎日色んな情報が出る。
今はほんとに便利な世の中だと思う。
実は今日1件物件を見に行った。
アパートの半地下部分を3人でシェアしてるアパートで光熱費込みで560ドル。
すごく安い。
部屋も家もとてもきれいだったが、やはり半地下というのが気になった。
とにかく窓があるのだが薄暗く圧迫感を感じずにはいられない。。。ということで断ってしまった。
寮を出るまであと5-6週間。
決まるのかなぁと不安な日々。
まぁ、がんばります。

DONATION DAY

2005-06-18 11:42:00 | NY留学生活+α
入学してからずーと同じクラスのスペイン人のルイサが、
6週間の滞在を無事終えて今日スペインへ帰っていった。
昨日はルイサの最後の登校日だったのだが、
やっぱり初めから一緒のクラスメイトが居なくなるのはとっても寂しい。
ルイサはとてもおしゃべりで英語がものすごく早口。
スペイン語なまりが初めはものすごく聞き辛く、
それでも最近やっとなれたころだった。
いつも積極的に授業でも話してた人なので、いないと少し教室が静かだ。
まぁ、NYではこんな別れがたくさんあるのだろう。

金曜日はNYにある多くの美術館などの料金が任意か無料になる。
(美術館によっては他の曜日のところもあるが、金曜日が圧倒的に多い)
任意の場合はお客はDonation(寄付)のみなので、
自分の好きな額を入り口で払って中に入れる。
私はたいていいつも1ドルで入る。
もちろん50cでも5ドルでもお好きなように。
これを覚えると金曜の美術館めぐりがやめられなくなる。
なんといってもほとんど「ただ」同然で一流美術館を楽しめるのだ。
特別展をやっていようが関係なく楽しめる。
今日は午前の授業でマンハッタンの北の端にあるクロイスターズ美術館へ行ってきた。
ここは中世の教会をそのまま残したメトロポリタンの別館美術館で、
いつでも入場は寄付のみではいれる。
入り口でもらうバッチはメトロポロタンと同じなので、
そのバッジをもってその日のうちにメトロポロタンへ行けばこちらもただで入れる。
ここの美術も大変すばらしいが、
今回は授業で行ったので今度個人的に行こうと思う。
美術館のある場所はハドソン川の上流で風景がとにかくすばらしい。
夕方は「MOMA」へ行ってきた。
普段は15ドルぐらいするのだが、
金曜の夕方4-8時まで無料になる。
去年リニューアルオープンしたMOMA(近代美術館)はとにかく建物そのものが芸術でかっこいい。
そしてこの建物を作ったのが日本人アーティストというのもうれしい。
近代美術館だけあって、ピカソやマチスから建築芸術や彫刻、モダンアートまで様々。
メトロポリタンもすばらしいが、
MOMAは何か斬新な気がしてとても楽しいところだ。
およそ理解できないデザインや彫刻などがあったりして、
それが何を意味するのか考えるのも面白い。
私のお気に入りはコンテンポラリーギャラリーだ。