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BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

ドライブ・マイ・カー

2022-03-14 15:27:29 | 映画・TV・観劇

アメリカのアカデミー賞に作品賞ほか4部門(監督・脚色賞など)にノミネートされた、

「ドライブ・マイ・カー」が地元の映画館にて公開されたので、早速行ってきた。

オール日本語(つまり非英語)で作られた日本映画なのに、

アカデミーの外国語映画部門ではなく、作品賞に選ばれるのは前代未聞の快挙。

海外で人気の村上春樹作品が原作だからか、なんなのかとくかく気になってた。

原作は文庫本で読んでたので、ああ、あの話か、あれを映画にするの?って思ったくらい、

いつも思うけれど、村上春樹の作品って長編はすごく長くて映画のし甲斐があるのに、

短編が映画にされやすいよね、、、なんでなんだろうね。

IQ84とかねじまき鳥クロニクルとか、映像化が難しのかな。

で、みた感想なんだけど、、、ネタバレですが、

思った以上に長い映画だった(終わったら予想よりも1時間時計の針が進んでいた)。

3時間ぐらいあります。

バットマンやタイタニックのようなアクション満載の映画でないのに、

3時間近くは正直きついです。。。

でもドライブのシーンが多くて、そういう流れる動く景色のシーンが多いのは救いかな。

あと役者の演技が良かった。

特に運転手役のみさき(三浦透子)がよかった。

運転技術が(主人公に車に乗っているのを忘れるほどスムーズな運転技術と賛辞される)素晴らしいのに、おそろしいほどの無表情。

若いのに年齢を感じさせない、まるで空気のような存在感。

お気に入りの場所に連れて行ってといわれ、連れて行ったのがごみ処理場。

もう、こういう娘がすごく好き。

ごみ処理場から見た海の景色と向こうにある平和公園。

海を渡る風が映画のスクリーン越しに感じられてすごく好きなシーン。

 

もうひとりキーマンとして出てくるのが、岡田将生です。

この人の顔がけっこう好きなのだが、最近ドラマでもあまり見かけないのでどうしてるかなと思ってた。

どこか危うさのあるような不安定な性格の役どころで、

役が俳優なだけの本人と年齢とかが重なって見えてしまった。

この人と主人公の後半の車での問答がかなり気に入っている。

岡田将生の演技がめっちゃいい。

その熱量にちょっと胸がしびれた(とうか感動した)。

この演技を見るために3時間我慢する意味あったといっても過言ではない。

 

彼の言いたかったことは、要は、妻の不倫に気が付いた時点で、

変な気を回すのではなく、ストレートに妻へ問いただせばよかったという話。

実は妻も旦那に気付いてほしかった(気が付かせようとしていた)かもしれないし。

 

他にも魅力的なキャラはいっぱい出てくるけれど、

逆に気にくわなかったのが広島の国際演劇祭(か何か?)の実行委員のおばちゃん。

あの人の口調というか、言葉のリズムがほんとに受け付けれなくて気持ち悪かった。

すごくゆっくりで翻訳音声マシーンが話しているかのような声。

あれも意図した演技なんだろうけど、なんであんな風にしてるのか意味が分からなかった。

広島及び瀬戸内の島々を巡るドライビングシーンはとてもきれいです。思い出しながら。

広島へは数年前に行ったとことがあるだけに、広島っていいとこだよなーって

対照的に後半の北海道の寒々しいことと言ったら!

GWに西へ旅行いきてー!!と思わずにはいられなかった。

今のコロナ状況じゃ、なかなかまだ難しいとこですが。

 

 


映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021

2022-03-10 13:57:17 | 映画・TV・観劇

小さいころから、私の春休み映画といえば=ドラえもん。

ドラえもんが好きでアニメも見てたし、コミックスも集めていたし、

大長編ドラえもん(映画原作)も大好きだった。

映画館の大画面で始まりの冒頭ピンチに陥ったのび太が、空に向かって「ドラえもーん」って叫ぶ時。

その声にこだましてあのおなじみの音楽が流れてくる(アンアンアン、、、)。

もうここで泣いちゃうんですよ。

映画が始まるんだーって嬉しくて、うれし泣きしちゃう。

 

大人になってもまたドラえもんが見に行ける機会が与えられてほんとに幸せ。

先日公開されたばかりの「ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」を家族で見てきた。

小さい子(特にすばる)にとってはまだ長すぎる映画だったかもしれないが、

始まってみれば私のほうがもう話に夢中。

「のび太の宇宙小戦争」はリメイクで、1985年に上映されたオリジナルはもう何回見たかわからないくらい見たことがある作品。

脳にしっかり記憶された話ではあるけれど、

改めて現代のアニメ技術で作られた話はよくできていて、

特に戦闘シーンの迫力がすごかった!!

個人的にスターウォーズよりもいいんでない?と思うくらいに。

一番心が打たれたのは少年大統領であるパピの演説でしょうか。

とらえられたパピが国民に対して大統領として呼びかける場面があります。

ドラえもんとはいえ、この映画は戦争映画であります。

ちょうどこの映画が公開された同じ週に、ロシアがウクライナに侵攻。

まさに映画の外の現実世界でもまさかの戦争が起こってしまった。

そんな中でのこの映画の公開、偶然とはいえ恐ろしい。

今の世情だからこそ、パピの言葉が胸に刺さった。

たとえどんな状況になっても自分に嘘はつかないパピ。

ほんとにかっこいいです。

そして自分だけ逃がされたことによって地球にたどり着き、

そこで異星人であるのび太たちと出会う。

本来は別の星の問題であるのにも関わらず、彼らは危険を顧みず自分に手を貸してくれる。

他者を思うやるという心に触れるパピ。

シンプルだけどとても大切なメッセージを訴えてきます。

 

今回は特にスネ夫としずかちゃんの活躍がすごい。

敵の大群に恐れをなして隠れてしまうスネ夫。

10歳の子供なら怖がって当たり前です。

むしろ子供から大人にステップアップしている証拠(恐れを感じ取る)といえる行動。

対するしずかちゃんはそんなスネ夫をいさめるわけでもなく、

そっとして置いてたった一人で戦車に乗り込み戦闘へ向かっていく。

1985年のオリジナルでも同じシーンがありました。

「私だっって怖い。だけど何もせずにやられるなんてあんまりみじめじゃない。」

あの頃からみんなのアイドルである紅一点のしずかちゃんだけど、

いざとなったら強くて優しくて行動力のある女の子なんです。

リメイク版も子供のころに見たオリジナル同様に感動しましたね。

このように爆笑シーンがありつつ、涙腺を崩壊させる場面も多々あり、とにかく素晴らしい映画だった。

やっぱりドラえもん。

勇気と友情と感動を十分に与えてくれる。

子供に見せたいアニメ、映画であり、大人だって見るべき映画である。

 

 


鬼滅の刃 遊郭編

2022-02-24 16:07:37 | 映画・TV・観劇

先日青森県でも「鬼滅の刃遊郭編」の最終回(BS)が放送されました。

うちの子供達も無限列車編から毎週欠かさず見ていてとっても楽しみにしていたアニメだけあって、

終わってしまったのはとっても寂しいけれど、

次回「刀鍛冶の里編」が決まり次への期待度もあって良かったです。

最終話が放送されたのでネタばれしてもいいかなぁと感想を述べることにしました。

 

まず、遊郭編ですが、原作の中でも1.2位を争うほど好きなエピソードであります。

なんというか敵キャラの鬼がイイ。

堕姫と妓太郎兄妹。

同じく兄妹である炭治郎と禰豆子との対比表現もいい。

前半は妹の活躍が目立ちますが、後半から兄妓太郎のすさまじい強さが描かれていて、

特に絶望の9話など迫力がすごかったです。

そして音柱の宇随天元さまの魅力。

いやー、見た目も中身もかっこいいですよね。

派手派手と言ってますが、仲間(嫁も含む)思いであるし、

神回10話での「譜面が完成した、勝つに行くぞ」の台詞はめっちゃしびれます。

そして忘れちゃいけないのが、炭治郎・善逸・猪之助のかまぼこ隊の成長ぶり。

無限列車編で煉獄さんの死を経験した3人。

何のためにあんな辛い思いをしたのか、

各々が特訓を経て、身体は死ぎりぎりのボロボロになりながらも、できる技をすべて繰り出し協力し合う。

煉獄さんの死が無駄ではなかった。

 

クライマックスの8-10話の戦いぶりは目が離せません。

特に宇随と妓太郎の息をつかせぬ接戦バトル。

劇場版呪術廻戦のバトルシーンも大画面で見るのにふさわしいハイクォリティだったのですが、

鬼滅の刃は民法のアニメでそれを上回るハイレベルな戦闘シーンで私たちの度肝を抜いてくれた。

あのレベルの映像をを地上波で見れてしまう日本のアニメの質が良すぎて驚いてしまう。

とにかく期待以上に素晴らしかった。

 

主人公・炭治郎の勝負をあきらめない不屈の精神。

たとえ身体がボロボロになっても、心だけは決して折れない。

あきらめないあきらめない。

考えろ、身体を動かせ、役に立て。

どんなに窮地に立っても折れることなく、立ち向かっていく。

今までのジャンプの主人公って戦うときにこういうふうに自分を奮い立たせて戦う主人公っていなかった気がします。

主人公はどこか並外れて強くて当たり前みたいな。

それに比べると炭治郎は己の弱さを悟り、一生懸命悩み、時には弱音を吐き、それでも自分に今できることを探そうと奮闘する。

そんな姿にすごくすごく共感できるんですよね(勇気をもらう)。

 

個人的には鬼化が進んだ禰豆子の堕姫とのバトルシーンが一番見たかった。

禰豆子がこの姿で戦うのは後にも先にもこの時だけです。

原作時からかっこよくて、ぞくぞくしてましたね。

最終話はなぜ妓太郎兄妹が鬼となったかが描かれています。

鬼を倒してそこで終わりではなく、

鬼滅の刃では元々人間であった者がなぜ鬼となったのかが毎回丁寧に描かれる。

ほんとに切ない。

妓太郎が「いいことも悪いこともかわるがわる来いよ。」という台詞。

ほんとにこの世の中は不公平でできています。

生まれた時から何も持たない人からさらに何かを奪うのか。

こんな不幸で不公平なことが日常的に平等に訪れるのが世の中。

鬼滅の刃はそういうこともちゃんと描かれてるのがなおよい。

鬼の兄弟愛に涙なしには見れないシーンでしたね。

 

劇場版無限列車を見た時にも思いましたが、やはり子供に見てほしい、見せたいアニメです。

炭治郎のあきらめない不屈の精神と、他人を自分のように思いやるやさしさ、

そして鬼が生まれる世の不条理さ。

うちに子どもにはまだ理解するには難しいテーマかもしれないですけれど。

 


呪術廻戦0

2022-01-20 11:22:07 | 映画・TV・観劇

 お正月明けの週末、見たかった劇場版「呪術廻戦0」を見てきました。

原作は漫画を読んでて知っていたのでストーリーはわかるとして、

それを上回る画力の素晴らしさに圧倒されてました。

見終わったあとは感動でしばらく腰が動かんかったくらい。

TVアニメも少しは見てるのですが、映画だとやっぱり画面のきれいさや迫力が違いますね。

特に東京・京都での百鬼夜行バトルシーンは見もの。

作画がめちゃくちゃきれいで、日本のアニメはやっぱりすごいよな。。。と感心せざるを得ない。

呪術廻戦はいいセリフがいっぱい出てくるんだけど、

一番の決めセリフはやっぱり乙骨くんのコレですかね。

敵のラスボス夏油さんの「この女ったらしめ!」のセリフに対する「失礼だな、純愛だよ」って。

誰もがきゅーんとしたでしょう。

怨霊となってしまった里香と乙骨の純粋な関係にすこしときめいてしまった。

他にも「 若人から青春を取り上げるなんて許されないんだよ 何人たりともね 」とか好きです。

 

が、それ以上に悪役の夏油さんの声に魂を持ってかれてしまった。

あの見た目(長髪の坊さん)と色気のある声ですよ。

声優さん(櫻井孝宏)ってすごいねーー。

原作漫画の過去編で夏油が闇落ちするストーリーが切なくて好きだったので、

今回は悪役ですがバリバリ動いて戦う夏油さんがめっちゃかっこよすぎ。

主人公の敵ながら袈裟姿に足袋と草履で戦うってすごい強いな!!(さすが特級)って。

テレビシリーズも二期を早く見たいので期待しています。

それにしてもMAPPAは素晴らしい。

こんな素敵な映画を作ってくれて感謝ですね。

エンディングテーマ曲の逆夢がまた切なくてよかったです。

 

 

 

 


消えた初恋

2021-11-17 15:15:46 | 映画・TV・観劇

今季はまったドラマ「消えた初恋」。

あまり期待せず1話目を録画してみたら、

30分でお手軽で、そのくせテンポよくコメディで面白い。

続きを見たら2話目であれ、なんか「キュンキュン」くるぞー。

主演の「なにわ男子」道枝クン演じる青木がかわいすぎる。

でもって、W主演のSnowMan目黒クンの井田もかっこいい。

イケメン同士の恋愛にあっという間にはまってしまいました。

3話目も切なくてよかったーーー。

となれば、原作にこのドラマの続きが気になる。。。

ということでまた大人買いしてしまいましたよ。

今時のドラマは少女漫画原作が多いですね。

しかもこれ別マじゃないか!!

懐かしい(高校生の頃、ずっと読んでた別冊マーガレット)。

アレコさんの漫画を買うのは「俺物語」以来ですよ。

しかし俺物語の時も衝撃的だったけれど、今回も衝撃的です。

別マで男子高校生同士の恋愛か。

今の時代、恋愛は多様性社会(LGBTQ)なのでこれもありだよな。

さすが別マ、時代の先を突き進んでるな。

しかも漫画もまた絵がかわいくて、めっちゃキュンキュンするんです。

こりゃ立派な少女漫画ですよ。

最新刊7巻まで買ってしまい、

ドラマがどこまで実現してくれるかなぞだけど、

かっこいい男の子の恋愛は目の保養以外に何者でもないので、楽しませてもらいます。

 


竜とそばかすの姫

2021-10-04 15:40:04 | 映画・TV・観劇

先日映画館で観てきました。

スタジオ地図の最新作「竜とそばかすの姫」。

とにかく絵が圧巻の美しさで魅了されました。

これは映画館などの大画面で見るのをお勧めします。

ストーリーは簡単に言うと、

仮想現実であるU(スマホのアプリで起動)を舞台に、

自分の分身アバターを使って、女子高校生が歌姫ベルとして活躍する。

このベルの衣装や歌を歌う時の演出がとてもきれい。

そしてそばかすのある顔がまたチャーミング。

歌もなかなか素晴らしい。

ちょっとアナと雪の女王を思い出してしまいました。

スマホにアプリをダウンロードして、

自分のアバターを作り上げてUの世界で新しい人生を生きるなんて、

今のインターネット上の世界でもありそうな話。

竜と姫のシーンでは監督がオマージュして作っただけあって、

まさに美女と野獣の世界そのもの。

竜を演じる佐藤健君の声がまたかっこよくて素晴らしいのです。

その正体はとても意外でしたが、児童虐待という現代社会の闇を、

映画を使って赤裸々に訴えているような気がしてなりません。

竜の正体を知ったうえでまた映画を見るとストーリーがまた違うものに感じるかも。

ネットの中傷で深く傷つく人が多いのも今の現状。

人は誰でもネットの上では正体がわからない第三者になれるので、

現実の世界では表に出さないような性格が出たり、言動に現れたり。

そんな中、敢えてUの世界で自分の正体をさらす(アベイル)する行動に出た主人公の、

葛藤と勇気に心を打たれます。

自分の子供を傷つける親がいる一方で、

他人であれ小さきものを守ろうとする善意のラスト。

この後の展開がわからないけれど、

たくさんの人がこの映画を見て何かを感じてくれたらいいのではと思います。

 


天国と地獄

2021-02-25 14:06:38 | 映画・TV・観劇

久しぶりにドラマにはまっています。

日曜劇場の「天国と地獄」がオモシロい。

サイコパスな殺人鬼とそれを追う女性警察官が入れ替わってしまうという、

なんともユニークな展開のドラマ。

何がすごいかって主役の二人の演技が良すぎる。

まずは何といっても高橋一生。

初回のクールな会社経営者で殺人事件容疑者から、

身体の中身が綾瀬はるか演じる女性彩子に変身するシーン。

目覚める瞬間からセリフを言わなくても完璧に女子にしか見えない。

瞬きの仕方、立ち上がるそのしぐさ、歩き方、すごいです!

さらに女子言葉に声のトーンがもう上がっててかわいらしいったら。

ここでぐっと引き付けられましたね。

とにかく高橋さんの演技が素晴らしすぎてため息しか出ない。

それに対する綾瀬はるか。

化粧っ気もない熱血警察官がサイコパス殺人鬼になった途端、

声色しぐさ視線、めっちゃクール美人に。

さらに化粧映えがすごくて、ドルチェ&ガッバーナの黒のドレス姿で歩く姿はまさに女優そのもの!

部下に対するカッコイイ壁ドンもまるで少女漫画のようにドキドキする男っぷり。

ミステリーなんで先の展開が全く読めなくてはらはらします。

恋愛要素ゼロに近いですが、それでも二人が絡むとキュンとしますね。

ああ、春が来てこのドラマが終わるのが残念過ぎる。


鬼滅の刃 無限列車編

2020-12-02 13:40:55 | 映画・TV・観劇

 

さて、漫画は5巻くらいまで読み終えたとき、

映画版「鬼滅の刃 無限列車編」を見てきました。

こちらは原作本の7-8巻あたりに該当します。

6巻まで読んでから行けば話に間に合ったんだろうけど、

実際はそんなに変りなく楽しめました!

すぐ近くの地元の映画館で見れるっていうのが嬉しいですよね。

これだけの人気作品ですから、公開から1か月半も過ぎているのにほぼ満席。

コロナ対策で前後左右の席を間引きしているせいもあるんでしょうけれど、

30から60分おきに上映してるにもかかわらず、です。

親子連れから大人率もすごく高いです。

アニメで大人が多いってなんか新鮮。

で、映画を観た感想ですが・・・

映像がとにかくきれいです。

映画だからか?でも鬼滅はアニメ化されて人気に火が付いたと聞きますから、

テレビ版のアニメも多分映像がきれいなんだろうな。

炭次郎の放つ水の型と煉獄さんの炎の型が対照的でした。

でもって、敵の鬼の繰り出す技も描写が素晴らしく、

これは漫画では味わえない迫力、アニメならではです。

すでに漫画の方でちらりと内容は見ていたので、

ラストの話は知っていたのにもかかわらず、自然に涙がはらはら出てくる。

炭次郎の優しさと癒しと、煉獄さんのなくすには惜しいキャラクター。

こんなに胸を打つアニメがあるんだろうか(ドラえもんも泣けますが)、、、と思いました。

PG-12扱いですが、子供に是非見せたいアニメです。

いじめとかハラスメントとかマウントとかそんなのどうでもよくなる。

煉獄さんのお母様の言葉も素晴らしい。

残された弟君や父君の今後が気になります。

こうなったらテレビ版アニメも全部みたいですねー。

 


アンという名の少女

2020-10-29 15:51:51 | 映画・TV・観劇

NHKで放送されている「アンという名の少女」。

気が付くのが遅れて4話から見ています。

あの赤毛のアンのドラマ版と聞いて!原作ファンとしてはうれしい限り。

赤毛のアンは小説はもちろん読んでいますが、

ミーガン・フェローズが演じた過去の映画版や、日本のアニメ、

「花子とアン」の連続テレビドラマ小説でずっと触れてきましたが、

やはり実写ドラマのアンはいいですねー。

しかもキャストが最高にイイ。

アンを演じている少女の華奢な容姿に振る舞いが、ほんとに原作から抜け出てきたかのよう。

こんなにぴったりな子をよく見つけ出してきたもんだ。

また養母のマリラもこれまたしっくりくる女優さんなんです。

オープニング映像もかわいいし、出てくる服や小物やインテリアなんかも素敵。

 

週1の楽しみが出来てすごくうれしい。

これみると2011年に行ったプリンスエドワード島への旅行を思い出します。

まだその時のガイドブックや地図、お土産など家のあちこちにあります。

あれは思い立って行ってよかった。

欲を言えば繁忙期前に行ったために夏限定のミュージカルが見れなかったのが残念。

いつかルピナスの花が咲く夏にぜひ再訪したいと思うけど、

今はドラマを思う存分楽しみたいです。


窮鼠はチーズの夢を見る

2020-09-25 14:54:30 | 映画・TV・観劇

先週末久々に映画を見に行きました。

「窮鼠はチーズの夢を見る」

不思議なタイトルの映画です。

たまたまツイッターで話題になっていて、別に主演の二人のファンでもないのですが。

このポスターの雰囲気がすごく気になって。。。

案の定、すんごい切ない恋愛映画でしたね。

同性愛で片思い?でとにかく、成田君の表情が痛々しい。

目ですべてを物語るような間のとり方とか、

役のために10kgも減量したそうですが、

細身で椅子の上にちょこんと座る姿がかわいらしくて、とてもチャーミングです。

それに比べると関ジャニ大倉くんがかっこいい。

優柔不断な優男で女性にモテルモテル。

奧さんいるのに不倫しまくり、言い訳が適当すぎてむかつきました。

こういう男性は嫌だなー(好きになると大変そう)と思いつつ、次々と女性が登場するあたり、女はほっとけないのでしょうね。

元彼女と成田君とのバトルは見がいがありました。

終盤いなくなった成田君を思って大倉君が泣く場面はもらい泣きしそうなくらい切ない。

恋愛は男も女も関係ないのだと改めて考えさせられる。

当たり前のことなんですが、だれを好きになるのも付き合うのも自由。

日本だとまだまだLGBTが認識されない世の中なので、余計そう思う。

でも戸惑う大倉くん側の気持ちもよくわかり、

それを超えて好きになるのは本物なんだなぁと思った。

しかしソーシャルディスタンスのため、

前後左右空けて席を配置しているとはいえ、ほぼ満席に近い状態でした。

もちろん若い女性が多かったですが、男性も見に来ていました。

めっちゃ人気の映画なんですね。