BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

新年茶会2022

2022-01-28 15:50:33 | お茶

1月の中国茶会はお待ちかねの洋館で!

12月の洋館茶会はお遊戯会で行けなかったので、

1月が今年初の洋館での茶会です。

あー、今年もこの時期が来た。

師走から続いた大雪で藤田記念庭園の正面入り口も高い雪の壁ができていて、洋館も雪にすっぽり囲まれて入るっぽい。

だからこそ洋館の中に入ると、頭上にシャンデリアが輝くキラキラぶりにテンションが上がる!

席に着くと今年の干支をまとったこけしちゃんがテーブルの上でお迎え。

かーわーいー、、、黄色も華やかでいいな。

寅だもんね、黄色だよね、茶杯も黄色で合わせてあってなんだか金運アップしそう。

今回は岩茶の新茶(2021年)尽くし。

3種の岩茶の新茶を頂きました。

うれしいことに一年で一度飲める(ここでしか私は飲めない)大紅袍が目の前に。

まだ箱の中に入ったまま。

これを先生が箱から出して袋にはさみを入れる瞬間がたまらない。

めっちゃ高級なお茶ですからね。

なんだか緊張してしまう。

でもって、飲むとやっぱり芳醇な香りと味が口の中にぶわわわぁぁぁーって広がって、

さすが岩茶の王様だーと、何杯も飲みながら皆でぽーっとする時間がまたたまらなく好き。

思った以上に急激にオミクロン株のコロナが広がってきてるんで、

この日のお茶会もできるのが不安だったけど(今の時期なら完全にアウト)、

開催できて岩茶たくさん今年も飲めてほんとにほんとによかったーーー。

デザートはいちごのショートケーキ(イングラス)。

フレッシュ生クリームがたっぷりで甘くてめっちゃおいしーい。

しかも上に乗っている大き目のいちごは「あまおう」だそうです。

あまおうも自分じゃぜってー買えないからなぁ。

この華やかな雰囲気が洋館とマッチしててよかった。

テーブルの上には茶道具の岩木山が(冬バージョン)。

わぁ、ひさしぶり。

もう、岩木山も雪が続いていて(この数週間ほど)ずっと見れてない。

すぐそばにいるのに冬は全く視界不良で姿が全然見えないのよね。

岩木山に会えないと津軽の人々はパワーをもらえないのよ。

来月の洋館茶会も開催されるといいけれど、弘前周辺のコロナ拡大がすごすぎて先が見えないなぁ。

 


Seven spice chai

2021-11-19 13:21:34 | お茶

寒い時期になると圧倒的に飲みたくなるのが紅茶。

特にミルクティー。

数年前に買ったTEAPONDのミルクティーバックがお手軽で気に入っている。

なんといっても電子レンジで簡単に作れるのが、忙しい朝に最適。

ティーバックが大きいので、一度ならず二度目もかなりおいしい。

最近はチャイにもはまり、今年はセブンスパイスチャイを頼んでみた。

一袋に10個しか入っていないので、あっという間になくなってしまうのだけど。

ここ毎朝スパイシーなチャイで朝の忙しい時間を乗り切っています。

西目屋のはちみつを入れて少し甘いぐらいがいい。

あと1個で無くなるので、そのあとは何を飲もうか。。。

選ぶのも楽しいが、ほうじ茶ミルクティーもいいかも。


11月の中国茶会

2021-11-15 13:45:02 | お茶

藤田記念庭園低地部でのお茶会も今月が今年最後。

今月のお茶会はお天気も良く、紅葉した庭園散策に持ってこいの日和でした。

しかも近くの弘前公園内で紅葉祭りを開催してるため、

庭園の入場料も無料とまたまた弘前市ふとっぱらです。

なんといっても紅葉・カエデが色づいています。

遠くからでもその真っ赤な色が目につきます。

 

みてみて、ほんとに真っ赤でしょ。

青空だとその赤さが際立っていました。

落ち葉も思わず貰っていきたくなるよね。

しおりとして本に挟もうかなーと一枚持ち帰りました。

 

茶席にもその葉っぱを並べてお茶会に参加。

これが一枚あるとぐっと秋めいて見える。

いつも飾られているお花ではなく、この日は紅葉した庭木の枝。

この日のお茶は軽い焙煎の春のお茶から始まり、

重い焙煎の冬茶、

珍しい国産の紅茶(ファーストフラッシュ)、

国産緑茶の特別焙煎した世にも不思議な味のするお茶と、

どれも特色のあるお茶ばかりでとても飲みごたえありました。

お茶請けのカボチャプリンも秋らしく濃厚でおいしかった!

茶席から見るお庭も紅葉しているでしょ。

無料開放日とあって、窓から見る庭園のお客さんがいつもよりもたくさんで、

なんだか賑やかな風景でした。

今度ここに来るのは来年の春。

来月からは私の大好きな洋館でのお茶会が始まります。

短いシーズンですが、冬の洋館茶会は大好きなので楽しみです。

次のお茶会には雪が降っているんでしょうかねぇ。

 

 

 


10月の中国茶会

2021-10-22 15:15:04 | お茶

 

10月の中国茶会に参加してきました。

9月はコロナの感染拡大の影響で、利用する施設が閉鎖。

当然お茶会も中止でしたので、2か月ぶりでした。

季節はすっかり秋模様。

紅葉こそまだでしたが、カメムシが姿を現したりと、

蝉の声が聞こえなくなったりと季節の移ろいを感じます。

床の間と各茶席の上に添えられたお花は「秋名菊」でした。

白や淡いピンク色の花弁がかわいらしい。

そういえば我が家のお向かいの家の庭にも植えられています。

 

茶席のクロスも鮮やかなオレンジ、紅葉色ですね。

ハロウィーンカラーともいうな。

この日は珍しくウーロン茶ではなく、緑茶メインの茶譜でした。

岩手の焙煎工房しゃおしゃんさんの気仙緑茶が年代別に3種。

私の母の実家である岩手県大船渡市近辺で主に栽培されたお茶。

普段日本茶をあまり飲まない私にとって、

あんなにたくさんの緑茶を飲むことはそうそうないことです。

そーいえば、いつもおばあちゃんの家では食後に、

白米を食べた後のお茶碗で急須で入れた緑茶を全員で飲んで一服するのが習慣でした。

子供の私も緑茶をいつも飲んでました。

それが当たり前の風景としてあったのを思い出しました。

祖母の実家ではお茶作りはしていなくてスーパーで普通に買っていたようですが、

周りには農家(牛や鶏など飼っている家も)多かったので、

自家用でお茶を栽培している家があってもおかしくないです。

摘取した年代や焙煎の回数で変わるお茶の味をゆっくり楽しみました。

その後は青プ―アール茶。

こちらも久しぶりにおいしくて、一緒に出された栗のデザートによく合いました。

この栗餡は先生の手作りですが、味がとても濃厚で甘くておいしかったです。

これを書いているとモンブランとか食べたくなっちゃうなぁ。

この日は庭園へ早めに着いたので、お茶会の始まる前に少しお散歩しました。

春と秋の時期は特に庭園内の植物の変化が目覚ましいので、

お庭の物色がすごく楽しいのです。

秋晴れにアカマツの緑がすごく美しい。

お茶会の舞台となる低地部の庵の垣根の「チャノキ」の花が咲いていました。

緑茶、紅茶、ウーロン茶などお茶の原料となるチャノキの樹。

ここでお茶の花を見るのは初めてだったかも。

白くて可憐でかわいらしい。

 

まだ紅葉もしていない庭園の中で真っ赤な葉っぱにひと際目を引いたのが、

庵の入り口横にあった「なつはぜ」の樹。

黒い実がたくさんなっていますが、実は食べられるそうです。

酸味があるのでジャムにしたりするようですが、スグリっぽい味みたい。

久々の庭園散歩楽しかったですが、来月だとどのくらい紅葉しているのかが楽しみです。

 


8月の中国茶会2021

2021-09-13 15:48:08 | お茶

8月の中国茶会に参加しました。

お盆に帰省できなかったおかげで、参加できたのである意味感謝。

部屋に入ると先生の席にはいつものテーブルは無く、畳の上に直に掛け軸をしいて茶席が設けられています。

その上に江戸からかみをテーブルクロス代わりに敷く。

なんとも涼しげなかんじ。

こちらは私の席。

淡い水色のからかみ。

茶譜が書かれたポストカードも海の写真が。

夏ですねー。

グラスで飲む高山茶(梅山烏龍茶)がさわやかでおいしいです。

この日も先生秘蔵の東方美人とグリニッシュ・シャンピン(東方美人の発酵の浅いもの)を頂きました。

透明なこの茶盆?(道具の名前がわからない)に載せられたこの日のお茶。

お茶を飲む前に一度みんなに回して、色や形、匂いを確認するのですが、

いれる前からとてもいい匂いで癒されたりします。

この日もあまりにいい匂いで、ああ、茶香炉にしたいと思ってしまった。

飲まずに香炉ってもったいないというか贅沢すぎる。

でもうちは猫がいるのでアロマポットは禁止なんですが、

お茶なら猫にも大丈夫かなぁと考えてみたり。

お茶請けは、、、ふっわふわの「台湾カステラ」でした。

実は見るのも食べるのも初めてです。

確か前に出張販売で駅で売られているのを見たことあります。

冷やして出されたのでしっとりして甘くておいしく、この日のお茶にぴったりでした。

それにしても、江戸からかみの上に乗せると何ともかわいらしい見栄えだこと!


7月の中国茶会

2021-07-21 15:07:03 | お茶

お庭の緑もすっかり夏模様の7月の中国茶会。

この日のお茶会は、まず各テーブルの上に飾るお花の飾りつけから。

お皿の上に薔薇たちを並べていきます。

浮かべるといった感じかしら?

花の生け方も知らないのであたふたしてしまいます。

先生のお庭から持ってきたかわいらしい薔薇たち。

色とりどりの姿に心が和みます。

お花を見ながらのお茶会がスタート。

やっぱり女性は花が目の前にあるとそれだけで気分が上がりますよね。

それが薔薇ならなおのこと。

生茶や清香などさっぱり系の香りのいいウーロン茶が続きます。

そのあと恒例となった秘蔵の陳年東方美人が登場。

やはりその存在感のすごさにハッと目が覚める思いです。

今回は最後に今まで飲んだことがない岩茶の種類が出てきました。

矮脚という短い(背が低い)岩茶の種類らしいのですが、

これも岩茶らしい味わいでとてもおいしかったです。

 

この日のお茶請けは前半の煮茶梅(ウーロン茶で煮た梅のお菓子)2種。

私も先日作りましたが、やっぱりこの時期食べる梅はおいしいですね。

つやつやで歯ごたえのある皮は食べがいがあります。

後半出てきたのが白きくらげと杏仁豆腐のデザート。

夏向けのおやつで、白きくらげのコリコリ感がたまりません。

東方美人や岩茶との相性もばっちり。

涼しげなガラスの器(花を生けたのも)にも癒されました。

 

 


6月の中国茶会

2021-06-23 15:27:09 | お茶

庭園の緑もますます元気な6月。

枝の先でぐんぐん外に伸びるモミジの新緑、青空に映える。

そんな梅雨入り前の中国茶会です。

茶席には先生がお庭から持ってきたバイカウツギが飾られていました。

マスクを外して近くにいくと、とってもかぐわしい。。。いい匂い。

思わずため息が。

そんな香りに癒されながらのお茶会でした。

 

床の間には東京国立博物館で開催中の「国宝鳥獣戯画展」の図録が!

わぁ、これ行きたかったんだよね。

緊急事態宣言が緩和されて展覧会も再スタートされています。

ま、東京だし今は見には行けないですけど、

先生が取り寄せた図録を見させていただき、かなり見ごたえありました。

今回は日本最古の茶園がある京都の高山寺から新茶(緑茶)を取り寄せて、

そちらを初めに飲ませていただきました。

高山寺は鳥獣戯画で有名なので、それにちなんでこの図録も持ってきてくれたそう。

この茶缶も淡い黄緑色で素敵です。

 

新茶と言うだけあって、ガラスの急須越しに見る茶葉が緑色が爽やかでとてもきれい。

思わずみんなでキレイキレイと眺めあう。

その割に茶の色は淡い黄色で、味もどこまでも優しい。

まるでこの茶缶のようだ。

まろやかで美味しくて何倍も飲めてしまう。

日本茶ってこんなにおいしいのか~。

次に飲んだ台湾の文山包種茶の新茶も香りがよくて、

机上のバイカウツギと匂いがクロスしそう。

文山包種茶にしろ、新茶が飲める頃って暑くなり始めの時期だから、

緑茶やさっぱりめのウーロン茶等はほんとのど越しがいいです。

 

お茶菓子も今回は夏っぽかった。

珍しく和菓子の水ようかん。

羊羹は濃くて苦手だけど、水ようかんはまださっぱりしてて食べやすい。

しかもなんだか最近あんこ好きになってきたので(20-30代は苦手でした)、

水ようかんもするするとあんこを味わえました。

さらに毎年作る煮茶梅のシロップを使った梅ゼリー。

これが激ウマでした!

そうか梅シロップもこういう味わい方があるんだなーと学んだお茶会でした。

そろそろ梅がおいしく感じる時期になってきましたものね。

お茶と梅で今年も暑い夏を乗り切ろう。

 

 

 


5月の中国茶会2021

2021-06-09 16:25:07 | お茶

さわやかな5月の中国茶会。

八十八夜も過ぎて新茶シーズンです。

中国茶も新茶が入り、ほぼ一年ぶりに中国緑茶の新茶頂きました。

龍井(ロンジン)茶。

毎年春にこのお茶を飲むと「春が来たー」と思う。

少し苦みがあるようでさわやかな甘み。

とんがってた茶葉がお湯を継ぎ足すとどんどん柔らかく開いていく。

それを茶碗に入れてみながら楽しむ春のお楽しみ。

 

この日も飲みたかった東方美人が再び。

先生秘蔵の東方美人はとてもおいしくて、

用意されたデザートにも合います。

お茶請けはチーズフロマージュ。

ふわふわでおいしい。

でもって、そえられたクッキーはハンガリーのものだそうです。

なんとなく絵柄が民族っぽくてかわいらしく、

味はスパイスがすごく効いていてパンチがありました。

最後にのませていただいた岩茶の肉桂とも相性ばっちりでした。

床の間にはとても気になるものが。

かわいい猫さんの張り子です。

しかもチャと描かれたヤカンを持っているではないか。

なにこれ、めっちゃかわいい。

張り子が収納されていた箱の絵柄もかわいい。

起き上がりこぼしになっているらしい。

福島県の民芸品かと思いきや岩手県で作られたものらしいです。

表情がなんともいえずユニーク。


魅惑の紅茶マルコポーロ

2021-06-02 15:54:54 | お茶

 

ディーンアンドデルーカのポップアップショップにて購入した、

マリアージュフレールの代名詞といえる「マルコポーロ」。

たっかい紅茶だなぁ・・・

なんて言いながら躊躇していたのですが、

やはり期間限定のお店があると次はいつ観れるのかと思い、

ついに買ってしまいました。

30袋入りで3000円越え。

ということは、1パックが100円以上するんですね。

箱を開ける前から透明フィルム越しに何とも言えない濃厚な香りが漂う。

今どきのフレーバーティは匂いがきつくてちょっと。。。

と思ってたのですが、これは嫌な臭いじゃありません。

濃厚なんですが、甘いバニラのような華やかな果物のような。

開けるとびっくり、紙での個包装していません。

モスリンコットンがいきなり目に入るので、だからこんなに匂いが濃厚なのかぁ。

この布で包まれたティーパックというのは初めて見るので、やっぱり高級なんだな。

味もくどくなくておいしいので、お休みの日の朝の定番に大事に飲んでいます。

休みの日の朝からこんないい香りをかぐと、ウキウキしてなんだかテンション上がりますよね。

 

 

 


4月の中国茶会

2021-05-11 17:04:02 | お茶

 

4月の中国茶会。

この日のテーマはずばり「木」。

各テーブルには先生が持ってきた流木で作られた花瓶が置かれています。

これにお花を生けられるんですって。

形も様々面白いですね。

脚の繊細さがまた何とも言えません。

テーブルクロスも春らしい緑色を選んでみました。

 

茶譜には春らしいお茶が並びました。

最近飲みたくてたまらなかった東方美人も最後に登場。

あー、やっぱりおいしい。

とても嬉しくなって、この日は珍しく「東方美人」をお持ち帰りに買って帰りました。

お茶請けデザートはお豆腐の白玉ぜんざい!

最近「ぜんざい」が好きな私にはありがたい。

旬の真っ赤なイチゴを使ったソースがたっぷり。

イチゴの酸味とあんこの優しい甘さがおいしすぎです!!

 

弘前公園の桜の満開宣言とドンピシャリな日程だったこの日のお茶会。

しかし風の強い日だったので、

藤田記念庭園の大きな枝垂桜が赤ちゃんをあやすメリーのごとく、

くるくる回っている姿が窓から見れてとても楽しかった。