BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

チューリップを愛でる

2006-02-28 12:15:00 | のほほん日記
3月も目の前と言う、暦の上では春そのもの。。。
街頭の花屋さんにチューリップが並びだすと春を感じずにはいられない春と言えば私の中では断然チューリップ。もちろん桜もそうだけど、早春はやっぱチューリップだな。
ついつい今日見かけて買ってしまった。NYは花が安い、、、と思う。薔薇でも何でもたいてい1ダースで6$ぐらい。
しかしここにここに来てNY1の最低気温を記録した(私の中で)。
昨日はフルタイムでバイトだったのだがお客さんがさっぱり来なかった。
空は目も覚めるような青空。。。なのだが、これが恐ろしいほど寒いのである。
NYのような北国になると雪が降った日のほうが寒い。晴れると寒い。という感覚になる。普通は雪が降ったほうが寒いのじゃないか、、、って思いがちだが私は北海道に住んでたことがあるので十分にわかってる。雲がない青空と言うのは恐ろしい。見た目はきれいなだけにその寒さは格別だ。放射冷却というのだそうだ。雲が空にあると私たちの熱を雲が守ってくれるが、雲ひとつない青空だとすべての熱が大地から奪われてしまう。空に吸収されちゃうのである。
だから昨日などは風邪も強かったのでもう戸口からシンシンと冷気が漂ってくる
NYのたいていのレストランはできるだけ外の空気を入らないようにするために冬になると外側に電話ボックスのような囲いが扉にできるのだが、うちのレストランはそれをやらない。。だから入り口付近に近づくとちょっと寒い。
ちなみに朝のニュースでは気温は15Fだった。-10℃ぐらいだろうか。しかし昨日のバイト帰りはたぶんそれ以上だったと思う。絶対-10℃以上はあったって。私の体が知っている。肌を突き刺す痛みのような空気、そして足元からじわじわ来る寒さ、あれは北海道の冬と一緒だ。
3月になったらダウンはいらないのかなぁと思ってたけど、まだ手放せなさそうだ。今更帽子と手袋をなくしたのが悔やまれる。あー、ばかばかばか。。。

アニマルシェルター

2006-02-24 14:13:00 | のほほん日記
Kitty!Kitty!Kitty!
私は猫好きである。犬よりも圧倒的に猫が好き。犬だってかわいいと思う。だけど生まれ付いて猫しか人生で飼ったことがないのだ。だから犬のよさは正直よくわからない。
しかし猫のことはよくわかる。癖のようなもので猫には非常に弱い。どんなに汚い猫でかまってあげたくなる。キティ(子猫)など見てしまった時には倒れそうになる。
あの小さな手に大きなお目目、丸めたからだがめちゃくちゃかわいい。もう涙が出てくるくらい狂ってしまう。
さてさて、よくマンハッタンの街中を歩くと猫のアダプション(里親)を呼びかけてる団体に出くわす。
募金を募りながらアダプションをアピールしてるのだ。
よく見るとケージに居いれられた猫がさらされていたりしてこれはちょっと猫のストレスになるまいか。。。と思ったりもするのだが。でもボランティアの方々には頭が下がる。
ペット王国NY。もちろんペットショップもあるが、こちらでは「アニマルシェルター」と呼ばれる施設がある。そこはアダプションを待つペットたちの保護施設だ。
こちらではアダプションもとてもよくあることだ。日本で言う保健所のような施設なのだろうが、けして駆除のために連れて行って殺すようなものとははるかにかけはなれてる。何かの理由でペットの買えなく人が持ち込んだペットたちが次の飼い主が見つかるまで世話してもらう場所だ。
日本にもこのシステムがあればいいのに、、、と思う。もちろん関東などの大都市にはないことはないが、どちらかと言えば保健所にみんな連れて行ってしまうだろう。
それに比べるとこちらのアニマルシェルターは寄付金やボランティアなどの非営利団体が運営してたり、ペットショップが運営してたりする。もちろんNY市民もおしみなく寄付をする。おもうにこの寄付制度がNYのほうが考え方的に進んでると思うのだよね。
私も何件かアニマルシェルターを見に行った。ボランティアもやってみたかったが、ボランティアになるためのプログラムまであったり研修も合ったりとなかなかすごい。残念ながら最低でも6か月必要とかで諦めた。いつか機会があればやってみたいなぁ。犬の散歩もいいがやっぱり猫がすきなんで猫の世話がしたい。ようは家のペットが恋しくなってきてるのだ。だからせめてシェルターの猫ちゃんと触れ合いたいと思ったりしてる私。不純かなぁ?でも不遇な猫のためにはやはり何かせずには居られない、、、できればアダプションしてあげたいけど、長くこちらに住むわけでもないのでそれもできない。できることといったら寄付ぐらいだ。
誰か猫がほしい人はまずペットショップに行くより、シェルター(日本で言うなら保健所)に行ってほしいと切に思う。

NYのアニマルシェルター
http://www.aspca.org/site/PageServer(ASPCA、、、日本にもこの団体はあります)
http://www.kittykind.org/index.html(ペットエコ内にある猫専用シェルター)

プレゼンテーション

2006-02-23 13:52:00 | のほほん日記
会話のクラスで毎週木曜日にプレゼンテーションをやる。
テーマはあらかじめ決まっていたり、決まってなかったり。先生は割りと生徒の自由にやらせる人なので、気は楽だけど毎週考えるのが大変。
ちなみに今まで私が発表したテーマはシックスセンスにマダガスカルの旅行のこと(これはかなり好評だった)、ホームレスボランティアだ。
先週は私の発表したのは色彩人格判断。ようは好きな色でその人のパーソナリティがわかると言うもの。
赤が好きな人は情熱的とか、青が好きな人は抑制的とかそういうの。
ほんとは風水を取り上げたかったのだけど、これはテーマが大きすぎてうまくまとめられなかった。
ちなみに私が面白いと思ったのは韓国人の生徒が血液型占いを発表したことだ。韓国では今けっこうポピュラーで(日本でもけっこう信じてる人が多いが)あるらしい。
私も血液型占いは好きではあるが、、、たまに惑わされるので気をつけてる。初対面の友達にはできるだけ血液型を聞かないようにしてる。なぜかというと、先の相手の血液型を聞いてしまうとその人の人格を血液型のものと思い込んでしまうのだ。我ながら思い込みの激しさにはあきれてしまう。だからできるだけ知らないようにしてる。
さてその彼女が言うには、NYに語学学校に来てる学生で一番多いのはB型である。そういえば私の周りに居るのもB型ばかりだ。たまたま・・・?
でもなんとなくB型が多いのもわかるような。自由で派手でアートとファッションの街でよくも悪くも全てがあるNY。刺激はどこの街にも負けない。個性派で芸術派のB型には好みの街かも。
フランスで留学してたY子が言うにはパリは圧倒的にA型ばかりだったそうだ。おしゃれでどこか落ち着いたパリの街(少しアンニュイ)なあの雰囲気はA型好みか。ふむふむ、こういう面から見ると血液型占いも面白いかも。かって独断ですが。
ちなみに日本人や韓国人はほとんど全ての人が自分の血液型を知ってますよね?
ところがニューヨーカーや他の国の人達はほとんど自分の血液型を知りません。輸血をした経験(献血も)がある人は知ってるのでしょうが、血液型というのはあまり重要ではないのですよね、彼らの人生で。
私などは輸血が必要な事態になったらどうするの?と思うのですが、実際そのときにすぐに調べられるのであらかじめ知る必要はない。。。らしいです。
もちろん私の先生(イギリス出身)も友人(中国やロシア)も自分の血液型は知りませんでした。
日本人はA型が多い。大まかにA40%、O30%、B20%、AB10%ってな感じです。これがアメリカ全体だとなんとOが50%になってしまいます。いやぁびっくり。大雑把でお祭り(イベント)好き、議論好きなアメリカ人の性格ってこの辺から来てるのかしら。。。
さて明日のプレゼンテーションを今から準備せねば。今週のテーマはアメリカ人にとってポーチ(テラスのようなもの)は家族の安らぎの場であり、近所の人達との出会いの場であり大切なコミュニケーションの場であるということ。日本でもそう言うものがあるか?っていう話です。
それで思いついたのはお花見。。。花見の時の宴会のコミュニケーション(いわゆる飲ミニケーション)を発表するよ

Lovely Book Cafe

2006-02-22 12:51:00 | のほほん日記
NY=Cafe だとつくづく思う。
日本に居いたときもスタバやドトールなど気軽によれるカフェはたくさんあったが、NYはその数が半端じゃない。
マンハッタン自体がとても小さな島なのに、それに対してこの比率はなんだ?と思うくらいのカフェが点在してる。
デリ式のカフェ、ベーカリーストア的なカフェ、そしてスタバなどのチェーン店。
ミッドタウンのガーネットエリアはビジネス街なだけあってもうカフェ同士がひしめき合ってる。スタバにスタバにスタバ・・・こうあると拒否りたくなる
そんな私が一番お気に入りなカフェは本屋の中にある。
NYは本屋とカフェが合体してる店が圧倒的に多い。その筆頭が「バーンズ&ノーブル」。NY中にたくさんあるが私の勧めはユニオンスクウェア店!
3階に上ると南側一面が広いカフェになってる。窓からはユニオンスクウェアが見渡せて光がいっぱい!とても気持ちがよい。そしてここは壁一面に作家の壁画が描かれてる。アメリカの作家が多いのだろうが、シェリーやディケンズなど同じみな名前も発見できる。机の上にたくさんの本を積み重ねて思い思いに読む人、宿題に追われてる学生、おしゃべりに楽しむカップル。午後のカフェほど幸せな雰囲気な場所はない。
もうひとつ私が個人的に大好きなカフェが、ブライアントパークの北側にある「COLOSSEUM BOOKS &CAFE」だ。1週間に一度、多い時は2度3度と足を運んでしまうカフェ。どうにも冬は長く外を出歩いていられないと理由でカフェは日常茶飯事ではあるが、特にここはいい。
場所柄入りやすい上に目の前に私の利用する7番線の駅があり、私はここのカウンターに座り本を読みながら外を歩く人間観察をするのが好きだ。NYはほんとに色々な人間が歩いてるので見てるだけで楽しいのだ。だから本の合間に外をぼーと眺めるのも面白い。あとここの本屋の雰囲気もかなり好きだ。バーンズ&ノーブルほどメジャーではなくさほど込んでおらず、だけど写真集やハードカバー系の素敵な本が多い。逆に雑誌や週刊誌は置いていない。自分の本に飽きたら店内をぐるりと回りながら面白そうな本を探すのも楽しいのである。
ちなみに私がバーンズ&ノーブルでびびったのは床にたくさんの人が転がりながら(座っている)本を夢中で読んでるのを見た時だ。胡坐をかいて本を膝の上に乗せてみんな夢中になって読んでる。
そして日本の本屋のような床ではなく、こちらはちゃんと考えてるのだろう、カーペット敷きなので座っても辛くないし汚いとも思わない。いくらでもくつろいで自分の好きな本をゆっくり読めるし、もちろんハタキで追い払うようなおかしな店員も居ない。
ちなみにNYの男女の出会い率NO・1に輝くのがブックストアだ。もちろんバーンズ&ノーブルなどのカフェ&ブックストアが貢献してるのだろう。次がスーパーマーケット。いやぁなんだか意外だけど、、、笑えるNY★
http://www.coliseumbooks.com/coffeeshop.htm(コロセウムBOOKストアのHP)
http://www.barnesandnobleinc.com/(バーンズ&ノーブル)

韓国スパ

2006-02-21 14:01:00 | のほほん日記
外国に生活していて恋しくなるのはやっぱり日本のお風呂!特に冬はゆっくり湯船に浸かりたい。
そういう事情はお隣韓国も同じとみて、韓国人がたくさん住んでるNJのパリセイドパークに最近韓国式スパができた。
3連休の最後は(今日はプレジデント・デーでお休みさ)スパでゆっくりしようと行ってみた。
ポート・オーソリティーバスターミナルからバスで向かった。20分ほどで最初の停留所で降りる。目指すスパは1ブロック。すぐそこ。大きな3階建ての大きな建物の
正面には感じで大きく「火」と書かれている。SAUNAという大きな文字と、横には韓国おばちゃんの大きな写真にサウナの前で寝っころがる人々の写真(広告だと思われる)がある。
しかしその建物の中に入ってびっくり。ものすごい人でフロントデスクがあふれかえっており、従業員はお客の対応に戦争状態だ。
みんな整理券のようなものを持っている。
私も受付で整理券について尋ねると2番と書かれた紙を渡された。
呼び出してる番号は30何番、、、どうやら別の人束を呼び出した後私の整理券の束を呼び出すらしい。
いったい、いつになったら呼び出すのか。。。と20分ぐらい待った。どうもおばちゃんが韓国語で番号を呼び出すので自分の番号がわからない。しかし私と同じ紙を持ってるのが見えた。ふう、やっと番が、回って来た。私のIDと引き換えにロッカーの鍵が渡された。なんだか日本の健康ランドと全く同じ仕組みだ。
値段は30$とすごく高いのだが、このスパは一度来ると次回の半額割引券をくれる。だからほとんどのリピーターのコリアンたちは15$で入ってるのだが、おばちゃんは私が半額券を持ってないのを知ると、今日は忙しいから半額にしてあげる。と15$に負けてくれた。やさしい!!またさせたお詫びなのか親切じゃん。
タオルにサウナのユニフォームを持って早速中へ洗い場と3種類のお風呂がある。まずは体を洗い早速湯船を目指す。
ひとつは緑色の冷たいお風呂。もうひとつは暖かい透明なお湯のお風呂。そしてもうひとつは茶色の薬草風呂。日本でもこの手の大風呂に入ったことあるよなぁと懐かしい気持ちでいっぱい。何より裸で湯船に疲れるのが非常に気持ちがいい。やっぱりアジアン文化かなぁその横にはミストサウナがあってここは蓬の蒸気がいっぱいである。足元は熱くないのだが上半身が熱くて汗が吹き出てくる。蓬の匂いが気持ちがいい。ふと足元をみるとサウナの真ん中に木でできたま四角な枠組みの中にある玉石が見える。なんだろう、、これ?何に使うのだ?と考えてると後から入ってきた人がその上に乗り出して足踏みしだした。なるほど、足裏マッサージだったのである!これは気持ちよさそうだ。私もやってみたがなかなかうまくいかなかったりする。
次にここで渡されたユニフォーム半そでと半パンに着替えて2階へ行く。ここからは男女一緒である。2階は大きな食堂があってその周りが休憩所になってる。たくさんのソファーやテーブルがあってみんながくつろいでいる。皆さん辛くておいしそうなものを食べててみてるこっちもお腹がすいてきそう。
その周りに何個かのサウナがまたある。中は低音のものもあれば高温のものもあり、共通して言えるのはみんあが寝転んでいるということだ。下にタオルのようなものを敷き、板の枕のようなものをしいて寝てる。この熱い中でよく寝れるなぁと感心する。サウナの中には程よい温度の場所もあってそこに寝てるとじっとりと汗が少しづつ噴出してくる。中にはいびきをかいてる人まで居るのがすごいとこだ。
ここは3階もあって同じように休憩室のような場所とサウナがいくつか。テレビでは韓国ドラマが放送されてるし。
もう目線の先に大の大人がその辺でごろごろ横になって寝てる姿はすさまじい。それだけみんながリラックスしてる姿も見てて面白くもあるのだが。
一番面白かったのが女性専用スパの横にあった石でできたお釜のようなサウナ。
中は円形状になっており、真っ暗で薄暗い明かり一つに壁際に女達が寄りかかり洞窟の中のよう。
この雰囲気はまるで古代の神聖神事をしてるような錯覚に陥りそうである。
中に入る時は麻の毛布を持ってそれに敷いて座る。私が中に入った時は満杯で座るところがなくて入り口付近に腰掛けてたのだが、円の中央に座っていた人が隣に座りなさいと手招きをしたのでその隣に腰掛ける。するとその人は韓国語で演歌のような不思議な歌を歌いだした。この熱さの中歌を歌うなんてなんてすごい人なんだ。しかも誰も何も言わず彼女の歌に聞きほれてる。なんだ、、、ここはほんとに韓国ってこうなのか。としばしば韓国モードに浸る。おばさんはその後も2曲韓国民謡を歌ってた。あの熱さの中感心しちゃう。
何打かんだいって3時間ぐらいはいただろう。汗もかいたしきゅうりのパックもしたし、身もスベスベになった気がした。サウナに長く居たおかげで体は今日一日ポカポカしてた。家に帰るとまだ夕方なのに眠くなったりして。サウナの威力はすごい。それにしてもあのスパ、、、サウナだらけだったなぁ。

HPでたくさんのサウナが見れます↓
http://www.kingsaunausa.com/japaneseindex.html


Jazz教会

2006-02-20 14:51:00 | のほほん日記
ミッドタウンにちょっと変わったミサをする教会がある。名前は「St.Peter's Lutheran Church」
神父様がJAZZ好きでミサも葬式もぜーんぶジャズでしてしまうというもの。
ほんとかな?と思い、この間行ってみたのでご報告を。
場所は54丁目とレキシントン街の角。地下鉄51st駅にも繋がっている。
しかしこの教会プロテスタント系なのだが、教会の外見が教会らしくない。黒いガラスとピラミッドのような形のシンプルなデザインで傍目に見ても教会には見えがたい。
カトリックのゴシック調の派手な教会がNYにはたくさんあるので、始め私はそこが教会だとは思わず見落としてしまった。
教会は地下に埋まってるような形で入り口に入ると受付がありミサの事を聞くと下に下りろという。
毎日色んなミサがあるのだが、毎週日曜日の夕方にJAZZミサ・サービス(コンサート)をしてるのだ。
地下に降りると休憩所のような場所があって無料のコーヒーやお茶のサービスがある。ううん、すばらしい。
その奥にはミサの会場となるホールがある。そこはあの外から見た三角のピラミッドの地下部分だ。
この作り、、、まるで地下に埋まったヒピラミッド型の美術館ルーブルとまるで同じではないか。。。ホールは中心にいくつかの礼拝用のイスとその空間を取り囲むかのように周りの壁に、階段状にウッドスタンドのような形でイスが並んでいる。
不思議な教会だ。
やがてきれいな衣装を来た神父さんたちやJAZZミュージシャンがやってきた。
神父さんが少し挨拶すると早速演奏が始まった。
ピアノにコントラバスにギター、ドラム。。。ほんとにジャズの生演奏だ。
こういうところで聞くとまた雰囲気がある。
ミサはJAZZを2,3曲演奏しながら、聖書の項目を読んだりの繰り返しで進んでいく。
途中ジャズシンガーが出てきたりとなかなかバラエティ豊かだ。1時間半のミサなのに、そんな堅苦しくなくすごく楽しい。さすがに手をたたいて音楽に乗ることはできないけれど。
ちゃんと教会の儀式も途中でやるし、なかなか神聖なものを見せてもらった。神に食事を捧げる場面があるのだよ。ワインに少しの菓子を教会の人が配るとか。
この教会では毎週のように、このJAZZミサのほかにもジャズに関する様々なサービスをしてるらしい。(ミサは無料です)
詳しくはHPに書いてるのでチェックしてみてね。ちなみにトップページに教会の外観が写真で見れます。

http://www.saintpeters.org/

ブルックリンブルワリー

2006-02-19 12:52:00 | のほほん日記
あなたがビール好きならぜひNYの地ビールを味わってほしい。
NYの有名な地ビールと言えばブルックリンビール!
マンハッタンのスーパーなどでは気軽に買えるのでぜひぜひ試してほしい。
とにかくラベルがおしゃれで素敵だ。
私は飲めないがうまいとの評判のビールである。
そのブルックリンブルワリーが毎週土曜日に一般に開放されてるので行って見た
さて、今をときめくBedfordにあるのだが、クィーンズから地下鉄で行くと一度マンハッタンまで出て、Lラインに乗り行かなければならずちょいと不便である。しかも私はこの辺りに住んでる友人が居るのだが、Lラインはこの所毎週末工事のため止まってることが多いという。
しかし私にバイト仲間YがクィーンズからB61のバスで行けると教えてくれた。
このバスB61よく見ると、グリーンポイント、ダンボやダウンタウンブルックリンまでいけるので非常に便利でなかなか使えそうだ。
よし!今日はバスの日にしよう、、、と思い家からQ32に乗り、クィーンズボローでB61に乗り換えバスの旅を楽しんだ。
Q32の時はインド系やアジア系ヒスパニック系が多かったのに、B61に乗り換えてから徐々にユーロ系が増えてきた。まずはポーランド・イタリア系移民の町グリーンポイントを通り抜ける。マンハッタンからは不便な場所だがこの辺はすごくナイスエリアだ。町並みが美しい。
バスはそこを抜けてBedfordへ。倉庫とブテッィクが並ぶおしゃれな街。その片隅にひっそりあるのがブルックリンブルワリー。住所を調べていかないと目立たないので非常にわかり辛い。
レンガの倉庫の中には扉をくぐってすぐに大きなビールのタンクが見える。玉色の光を放ちきれいだ。受付では、このブルワリーのロゴマークを扱ったグッズが売られてる。このロゴマーク、緑にBをあしらったものなのだが非常におしゃれだ。それもそのはず。実はいまやNYのお土産にかかせない「INY」をデザイナーなのだ。
その受付の上では名物の三毛猫がお客を向かえる。棚にはビール瓶のコレクションが飾られ、ビールのホイップも展示されてる。
右手の奥のホールではビールの味見ができる。時間はお昼。みんなビールを飲みつつのほほんとツアーを待つ。
午後1時。アナウンスが流れ見学ツアーの始まりだ。ブルワリーの職員が奥へとお客を案内する。入ってすぐにビール特有の匂いが鼻を突いた。お酒が弱い私はこの匂いだけでなんだか酔ってしまいそうだ。奥の広い倉庫ではビールを蒸留する大きな機械にタンクがいくつもある。そこに職員が立ちこのブルワリーができる歴史や過程などをギャグを混ぜつつ丁寧に説明する。
ブルックリンビールのお味は全部で6種類。そのほかに季節限定でチョコ味なんていうのもあるらしい。ぜひHPをチェックしてみて。
http://www.brooklynbrewery.com/(ブルックリンブルワリー)

さて、次にB61で向かうはDAMBO(ダンボ)。マンハッタン橋のたもとに広がるエリア。Yorkストリート沿いに最近アートで有名になりつつある場所。ここにジャックスというチョコレート工場がある。実はマンハッタンに支店があってそちらには以前行ったことがある。そこに行こうと思ったのだが思い付きだったために場所がわからず2回ぐらい人に尋ねてしまった。けっこうわかりにくい場所にあるのだ。しかも今日はものすごく寒いので歩き続けるのも大変だ。10分くらいさまよってやっと見つけた。はずれにあるにもかかわらず店はたくさんの人で繁盛。こんな辺鄙な場所なのに、有名だからかみんな考えることは同じなのか。狭い店のテーブルはすでに満杯だったのでカウンターで「Wicked」という味のを注文。やはりチョコレート屋さんのホットチョコは濃厚でうまい!
B61の旅。この辺りからバスは圧倒的に黒人ばかりになる。アジア系はます見当たらない。しかしバスの旅というのもなかなか地下鉄と違った味がある。


Wicked

2006-02-16 15:17:00 | のほほん日記
2月のミュージカルは『Wicked』
その人気はライオンキングを勝るかもしれない。それくらいチケットが取りにくいといわれるミュージカル。少なくとも数ヶ月前から予約しないといけないという噂だ。
しかし観光客の少ない2月なら狙いめかなーと思い、1月にBOXオフィスへ行き可能な日を聞いてみたところ、ちょうど今日席が空いてたと言うわけだ。
2月後半でも良かったのだが聞いたら全然空いてなかった。
このミュージカル、ブロードウェーの他のミュージカルに比べると異色っぽい。なぜかというとファンタジー系のミュージカルなのだ。ディズニー以外でファンタジー系のミュージカルはまずない。
しかも話がアメリカの童話「オズの魔法使い」の知られざるストーリーと言うのだ。
私も勉強のためブックオフでオズの魔法使いの文庫本を買って読んでみたのだが、今までストーリー自体よく知らなかったので、こんなお話だったんだなーと改めて感心しながら読んだ。
実は有名なのは第一話なのだが続編がたくさんあって作者は全部で14話書いてる。
その中で登場する魔女に焦点を当てたのが今回の「Wicked」だ。
劇場は51st。ものすごく凝ってる劇場だと思った。何よりキレイで新しい雰囲気がある。
入り口には時計とドラゴンの大きな飾りや正面の壁に書かれたエメラルドの国の地図、係員もタキシードやメイド服のような衣装でものすごく雰囲気がある。
席は思ったより良かった。1階席の前から20席目ぐらいのど真ん中!!
しかもこの会場はシートも新しくゆったりしてる作りになってるので、前に居る人間もさほど気にならず、最高の眺めである。
緞帳の上には大きなドラゴンの人形が飾られてすごく素敵である。
さて肝心の舞台であるが、噂とおりすばらしかった。なんといっても歌唱力がすごい。舞台装置も負けずにすごい。衣装の華やかさもライオンキングに引けをとらず、舞台のすごさは美女と野獣以上。
もう始めってすぐにこのミュージカルは何かが違うとぴんと来た。もう始めから面白いのである。
中心になるのが緑の魔女エルファバと白の魔女グリンダ。この二人の友情物語だ。
いかにも女の子が好きなかわいらしい雰囲気が漂ってる。歌もダンスも衣装も舞台セットもロマンチックですごくファンタステッィク。
二人の魔女が魔法学校で出会い、同じ部屋のルームメイトになり、恋をしあい成長しながら友情を育てていく。ガールズストーリーだ。
緑の魔女グリンダはその緑色の皮膚のため父親には愛されず、もちろんクラスメイトからも受け入れられず、暗い性格の女の子。しかしほんとの彼女は賢く聡明で実はかなりの美人だ。
一方学校一番の人気者のグリンダ。明るい金髪に真っ白なワンピース、明るくお茶目な性格はものすごく魅力的。いかにもアメリカ的なおしゃまさんってな感じで、彼女の声もわがままぶりもまた際立ってすばらしい。
始めは対立する両極端な二人。しかしグリンダの恋の相談を聞くうちに仲良くなっていく。ところがエルファバもまたグリンダの恋人に恋をしてしまうのだ。
グリンダがすんごくかわいい。わがままだけどとても正直でまっすぐ。人気者で友達もたーくさんいるわ!なんて言うくせに、彼がほしいの!!ってはっきり言って猛烈アタック。こんな彼女に押されたら男は断らないでしょう。声がすごくかわいらしい女優さん。
一方のエルファバ。彼女が舞台に登場したとたん会場からは拍手の嵐が。登場しただけでこんなに騒がれるなんて、この人よっぽど有名な人なんだろうなぁと思ってたのですが、歌を聴いて納得。低く澄んでてすばらしい歌声。孤独や恋に悩む彼女の一人舞台の場面はものすごい迫力がある。
もう彼女が一人で歌ってるシーンがまるでほんとに魔法がかかったかのように歌声に聞き入ってしまう。それぐらいすごい。エルファバという魔女はけして華やかではないのに、何だこの迫力は。。。と思ってしまう。
すごい、この二人の演技や歌を聴くだけでも正規料金を払う以上の価値は絶対ある。加えて会場の雰囲気、話のまとまりがものすごくある。けしてお決まりのハッピーエンドではなく、ひねりが聞いてるし、ギャグもある。ドロシーは登場しないけど、オズの魔法使いに登場するキャラクターが何人か出てきて、けっこうつながりが見えて面白い。
私が一番好きなのは1幕のラスト。エルファバが本格的な魔法使いになるシーン。このシーンの迫力といったら、どこをどうしたらこんな見せ方ができるのか。。。とにかくすごいの一言。
衣装もすばらしい。ありとあらゆる緑の個性的な衣装は見てるだけで楽しくファンタスティックです

ゲイカップルのお気に入り

2006-02-15 11:09:00 | のほほん日記
今日はバレンタイン。
街は真っ赤なハートでいっぱい
エンパイアも今日は真っ赤に燃えてます。
まるで恋人達を祝福してるみたいだ。
さて、アメリカのバレンタインはちょっと、、、日本のものとは違う。
日本のようにお菓子会社が結託したかのようなチョコレート攻めではない。
もちろんチョコレートはすっごくポピュラーな贈り物ではあるけれど、どちらかというと、チョコとお花が中心
今日ばかりは花を抱えた人で街はあふれかえってる。
もちろん主役は真っ赤なバラ。ばら。薔薇。
これほど愛をストレートに伝えるのに適した花はないのじゃないかな?
世界に薔薇がなかったらどうなっていたのでしょう。
そして赤いハートを抱えた真っ白なクマさんのぬいぐるみをよーく見かける。まるで象徴みたい。このクマはナンなんだろうと思う。誰か教えてくれ。
日本のような義理チョコと言うシステムがないからいい。私はあのシステムどうも好きでない。男に生まれてこなくて良かったなーなんて思ったりもする。
しかしこっちは女が男に、、、というより恋人同士がお互いに贈り物をし合う日なのだ。だから恋人達の祭典と言った感じ。スーパーにはハートのラビオリまで登場。さすがです。

ところで私の働くレストランはなぜかゲイのカップルがよく来ます。
うちのレストランはあまりお客が来るような店でないので込まないし、やかましくないし、、、そういうとこが隠れ家的な雰囲気でいいのかしら。時間を気にせずゆーっくり食事を堪能することができるし。
私もゲイのお客さんは好きだ。
彼らはノーマルなアメリカンカップルのようにハメをはずしたイチャつきはしないし(できないのだろう)、何より上品で礼儀正しい。
しかもおしゃれで見た目がいい。
しかし素敵だなぁと思ってた人が、ゲイの恋人を連れてきたときはちょっとショックである。


大雪警報 in NY

2006-02-13 15:26:00 | のほほん日記
昨日から降り続いた雪は今日の日中にかけて大雪になった。積もるわ積もるわ。。。
こんなたくさんの雪を見たのは実家以来だ。去年の青森の大雪を思い出すが、そういえば日本は今年も記録的な大雪で震えてるとか。。。しかし今回はニューヨークでの始めての大雪。
ちゃんと地下鉄は動いてるのかなぁと思ったのですが、朝駅に行ったら通常通りとのメッセージが。
すばらしい。
これが東京だとパニックだろうに、さすが雪国だってことを認識してるだけのことはある。
しかし猛吹雪だ。
昼からのバイトの前に午前中のホットヨガのクラスを受けようとマンハッタンへ出たのだが、これがあのレキシントンST。。。と思うくらい、吹雪で真っ白で人気が無い。渋滞で込み合う通りも車が2,3台時折通るだけで、まるでストライキを彷彿させる。除雪もまだ進んでない通りは店がシャッターで閉じられてて、人間が一人入れるぐらいの道が細く続いてる。人々はその道を黙々と一列になって歩き、なんだか私の小学校のときの通学路をふと思い出してしまう。
ここは本当にニューヨークか?
しかしヨガの学校はちゃんとやってて、しかもこの天候のため人が少ない。生徒は私を含め6人のクラスだった。この間はマットを広げる隙間も無いほどたくさんの人でぎゅうぎゅうだった同じクラスとは思えない。朝一のヨガっつうにも気持ちがいいものである。
風邪を引くといけないので終わったとはシャワーは体のみにして頭は洗わずにおいた。
外に出るとさっきよりは人通りは多いもののやはりいつものレキシントンのような華やかさは影も無い。しかしみなさん犬の散歩はちゃんとしてるらしく、元気いっぱいの犬達をたくさん見た。犬は寒いと元気になるのだなぁ。。。
こんな雪のタイムズスクウェアやセントラルパークはさぞお面白いだろうと思った。正直遊びにいきたかったのだが、こんな日に限ってバイトである。こんな大雪で客なんかこないだろうと思ってたのだが、それなりにお客が来たのは驚きだ。ゴムボートを持ってきたお客まで居た。ちかくにあるアストリアパークでそりをやる山があるらしく、道行く人の中で黄色や赤などカラフルなそりを引っ張る人達の姿を見かけた。うーん、みんなアクティブ。はしゃぐのは子供だけかと思ったら、大人も好きらしい。この雪火曜日からは晴天の予報なので明日までしか持たないかもしれない。雪のNY楽しまないと