BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

たんぽぽ

2008-04-30 23:01:31 | 映画・TV・観劇
伊丹十三監督の映画です。白黒ではないもののけっこう古いものだ。
うちの会社のエンジニアのHさんの奥様からお借りした。
アメリカで人気があり有名な日本映画だ。
アメリカで人気があるからといって日本で有名かというと、どうもそうではない。
なんでこの映画がそんなにアメリカ人に受けるのか?
とにかく勧められるままにお借りして見てみた。
うん、割と面白い。
淡々としたストーリーなんだけど、その合間にまったく関係ないショートストーリーがコントのように散りばめられて、飽きさせない作りになってると思った。
お話はあるトラック野郎が立ち寄ったラーメン屋は、ある女が一人で切り盛りしてやってる店であった。男はその店の味のまずさに、おんなに問いただす。
女はそれを聞いて男に弟子にしてほしいと頼む。
ここから男のこの女の店を行列のできる店にしてやろうと、決意し試行錯誤をこらして奮闘する展開に。またそれにいろんな人が巻き込まれていく。どのキャラクターもなかなか面白くて、イイ。山崎務も昔からあんな感じだったんだねぇ。
俳優たちが若い若い。役所浩司に橋爪功、宮本信子も眉山の頃と比べると若い若い。しかもこの方監督の奥様だったんですねぇ。今回の映画のことを調べてて、今更ながら知ってしまった。
そういえばアメリカ人はこの映画を「ジャパニーズ・カウボーイストーリー」と言うんだって。トラック野郎がテンガロンハットをかぶってるんだよね。たしかに似合ってるけど、カウボーイではないと思う。
何回もラーメンを食べるシーンを見て、映画が終わった頃にラーメン屋へ自分も駆け込みたくなる映画だ。

しじみラーメン 奈良亭

2008-04-29 22:44:03 | ぐるめハント青森
今日は全国的に行楽日和だったらしいです。
私は久々津軽巡礼観音めぐりをスタートさせました。
あったかくなって新車にもなってドライブは快適です。
さて、巡礼地のレポは後日まとめて書くので、
今日はその途中で寄った十三湖畔の名物の「しじみラーメン」をお昼に頂きました。
おしいかったよ。。。
↑写真が湯気で白っぽくなってるけど、
あっさり塩味でわかめとシナチクがうまい。
しじみのだしが効いてて、こりゃうまい
他にもしじみ定食やクラムチャウダー、しじみ釜飯など色々メニューがあって、お店の出入り口付近にしじみや地元の特産品のコーナーがあるんだけど、ブルーベリーのシャーベットアイスはわかるんだが、「しじみのアイス」っていったい・・・
しじみエキスがたっぷりなのかな?
気になるのですが、怖くて買えず、クラムチャウダーを買ってみた。
今度自宅で作ってみます。

しじみ亭 奈良屋 
青森県北津軽郡中泊町今泉字唐崎255
http://www.shijimi.net/

あたご温泉

2008-04-28 17:02:09 | 温泉めぐり
先日なかなか良い温泉を発見しました。
というのも、1月に厄払いへ繰り出したときに、
愛宕神社の坂道で「あたご温泉↑」と書かれた看板を発見してしまった。
この坂を上れば温泉があるのかぁ。
丘の途中に神社があるのですが、丘の向こうとなると眺めが良かろう・・・と気になってたのです。
うちから遠いわけでもないのですが、車で30分もしないかなぁ。
それでもこの辺の地理に詳しくないから、昼間ではないといけないなぁと思ってました。
そんなこんなで何ヵ月後に行きましたが、日曜の夕方だったからか、なんか独特ののほほん・・・とした平和的な空気がながれてました。
ゆるゆるっとした。
家族連れも多かったし、お風呂は広くて真ん中に木で作られた大きな湯船があるんです。
黄色かかった豊富なお湯がドバドバ掛流しでして(青森はどこもそう)、気持ちよかったです。木の匂いがいいですよね。

残念ながら岩木山は湯船からは見えませんが、温泉の出入り口の正面にででーんと聳え立っていい景色ですよ。
昼間に行くのがおすすめですかねぇ。

写真の矢印が温泉があるところ。

あたご温泉
青森県弘前市大字愛宕字山下127-25
0172-82-5885

ドクターショッパー

2008-04-27 23:09:24 | のほほん日記
実はここ1年半ほどある病院へ通っていたのですが(仮にA病院としましょう)、どうも通い始めて6ヶ月ほどして、そのA病院の先生と合わないなぁ、、、という手ごたえがあり、先日同じ科を扱うB病院へ行ってきました。
このB病院はずっと前にバイトで知り合った人がお勧めしてくれたとこで、ふと思い出して行ってみたのです。

A病院も施設や雰囲気は悪くはないのですが、どうも先生が苦手なんですよね。
定期的に会っていても、もちろん向こうも経過とか症状の変化とかこちらには聞いてきますけど、どうもただの棒読みのようにしか思えなくて。
それに話しにくい雰囲気があるんです。
机に先生は座っているんですけど、まず首だけこっちを向いて斜めに顔をかしげて聞く。。。っていう感じですか?
そうではなくて、イスごと回転して私と正面から向き合ってほしいなぁというのが私の思うとこなんですが。
たまに検査をしても何の理由で血液検査をするのか?とか、検査結果も次に行っても具体的には何も言いません。
だからこちらとしては何も言われないってことは悪い結果ではないんだろうなぁと思いつつ、聞かなきゃ言わないんだろうなぁと思います。教えてほしいですよ、一回の検査でかなりの金額になるんで、いきなりその日に検査をするなんて知らなかった日にはお金の持ち合わせがなくって、次の日また支払いだけに行くこともあったし。

それで、先日セカンドオピニオンというか乗り換えるつもりでB病院へいきましたが。
ここはすばらしかった。
まず電子カルテを作成するために看護士か専門のカウンセラーに個別の部屋に連れて行かれ、色んな質問をされた。今飲んでいる薬のことから、自分のこれまでの病歴等まで。そして先生に具体的に相談したいことも詳しく聞いてくれた。
病院は予約制らしくかなり待たされたが、最後に先生の部屋に行ったときには(診察室)、また別の看護士に電子カルテを一緒に見ながら相談をして、そのあと先生が現れた。
この先生がまた一言で言えば「すごくやさしそう」なオーラが漂っている。
あの江原さんのような感じ。
ピンク系の白衣で「お待たせしてすいませんでした」ってやってきた。
ちゃんと正面を向いて話してくれるし、笑顔で話すのでこっちも緊張が解けていく。
「色んな検査もあるけれど、前の病院である程度やってるようなので今は無理にはやらないで、××と○○の様子を見るためも血液検査をしましょう。その上で☆☆検査をしてもいいし、薬は検査の結果を診て相談してだしましょう。」と、一緒に相談しながら様子を見るというスタイルで提案してくれる。次の予約もしてくれて、看護師さんもみんな穏やかに「お待たせしてすいませんね」って気遣いの言葉をくれる。
働いてる看護婦や事務の人たちも余裕が感じられるとこがよかったです。
前のA病院は事務が計算がすっごく遅い上に、金を払わせるときにはすごく雑に扱われてたんで、私は今回B病院で感動したよ。
なにより医者に笑顔で話しかけられるなんて、、、やはり行ってよかった。
実は病院を変えようか考えていたとき、会社の健康カウンセラーに相談してみた。いわゆるドクターショッパーになるのですが、自分に合う医者と合わないお医者はいるので、別の病院を探すのもいいことだと。いい病院は混んでるかそうでないかで、判断してみるのも手です・・・というアドバイスを頂きました。
予断ですが、私には内科だとこの先生!と思える人が一人いる。
検査の腕(胃・腸内視鏡)の腕はいいし、「どうしましたか?」の話しかけ方がすごく穏やかでやさしくて、会うだけで癒される人。そういう医者も必要だよなぁと思うこの頃。
たしかに医者に求めるのは的確な判断と処置ですが、精神的に威圧感を覚える医者はできれば会いたくない。


桜吹雪日和

2008-04-26 22:24:56 | のほほん日記
今日はまたもや弘前城へお花見へ行きました。
先週から数えてこれで3回目だわ~。
今回はジム仲間と突然思い立ち行きました。
正直声をかけてもらったとき、あまり乗り気じゃなかった。
もうサクラは散ってるだろうと期待してなかったら、、、

どうして、、、
気が付いたら、サクラ吹雪のあまりの美しさに夢中でケータイで写真を撮ってました。
まったく、カメラを持ってかなかったのが悔やまれます。
私の携帯では桜吹雪がうまく取れません(泣)
外堀はだいぶ葉桜ですが、落ちた花びらのピンクのジュータンがお堀一面に浮いてましてそれだけでもかなり雅です。↑写真がそうです。
桜色・・・の水面。
そして公園内の芝生もすべてピンクのジュータンです。
舞い散る花びらが雪が舞ってるように見えて、「ほんとに来てよかったなぁ・・・」と友人に感謝してます。
露店で買った食べ物を西堀のベンチで食べてると、
サクラの花びらがしょっちゅうヒラヒラ舞い降りて混入するため、
それをお箸でつまんで飛ばすので面白かったです。
園内は枝垂桜と八重桜が満開で、人もすごかったです。
今回は桜吹雪を堪能できて満足。これでもう来年の春までがんばれます。
って、明日も青森でお囃子団体のお花見なんですが。
予報は雨マークが出てて、気になりますね。

ヒトラーの贋札

2008-04-25 21:43:12 | 映画・TV・観劇
この映画☆今年のアカデミーで外国語賞を受賞したときから気になってました。
残念ながら浅野忠信の「モンゴル」は選ばれませんでしたけど。
気になるのはなんといってもタイトルですかねぇ、、、
ヒトラー自体はまったく出てきませんが、
ナチスドイツが計画した「偽札贋造作戦」について描かれた作品です。
ユダヤ人迫害に関する映画は色々見てきたので、今更新鮮味もなかったりしますが、この映画は戦争というものを、ユダヤ人の人々が巻き込まれたものを、別の視点から捉えて作られた映画であって、かなり面白かったです。
今までこういう事実があったのを知りませんでしたし、
偽札を作って敵国を攻めようとする考えがあること自体、、戦争ってやっぱりお金がかかるんだなぁと経済的な見方を思いました。
実際偽札作りに追われるナチスの将校のあせりをみてて、貨幣の重要性が伝わってきた気がします。
しかも始めはポンドだったのに、後半はドル紙幣の偽造に力を注ぐとこが戦争の流れをしめしてるような。

一番面白いのは人間のさまざまな感情がぶつかり合うところ。
ナチスドイツというより、共に偽札作りに選ばれたユダヤ人同士の感情のぶつかり合い。この展開がかなりハラハラさせられます。
生きるために自分達を辛い目に合わせ、家族を殺したナチスのために働く彼ら。
当然裏切りの気持ちと反発が起こって当たり前です。
しかしやらねば自分が殺され、仲間も殺される。
それに全力を注ぐものと、抗うもの。
いい映画だと思いました。
また原作者の名前を後から知ってびっくりしました。
なぜなら映画の登場人物の一人が原作者だったからです。(実際は役者が演じてますが)
実在の原作者は映画の中ではあのようには振舞っていないらしいのですが、それでもかなりリアリティを感じさせます。
そして主人公サリーの演技がすばらしい。

FC更新特典

2008-04-24 17:39:33 | C&A
更新特典☆4月の会報と一緒に送られてきました。
ここ2.3年FCを更新するときに頂く記念品が、写真のようなカードになってます。
星の数でFC暦何年かわかるみたいです。大きい☆が5年、小さいのは1年。
特に何も変哲のないカードで、これで買い物ができるとか、クオカードだったりとか、そんなことはない。
逆にFCのカードとこれを間違えるんではないだろうかと思った。
先日のASKAのFC限定のコンサートでは会員証が必須でしたが、私もつい間違えてもって行きそうになりました。会場の入場時にやっぱり間違えて持ってきたであろう人が、このカードを持ってFCの受付にいたのを見たときは、自分だけではなかったと思いましたし。
今回珍しくチャゲ兄がででーんと大きく載ってるのが、うれしかったりします。
今年とおそらく来年もソロ活動するんですよね。。。
寂しいけど、秋からのチャゲのソロツアーはかなり楽しみにしてます。

狼と香辛料Ⅰ

2008-04-23 15:40:06 | 読書感想文
中世のヨーロッパらしきところが舞台のファンタジー小説です。
ライトノベルというものを久々に読んだが、どうして、これがなかなか面白いです。
見かけはファンタジーなんですが、中身は経済書ですね、ズバリ。
今の現在にそのまんま通じるものがあると思います。。
金や流通や為替システムまで登場してますし、そうか世の中のお金の流れや、商売ってこういうことだよなぁ、、、とインターネットショッピングですっかりIT化されてしまった自分にとっては、新鮮でした。

主人公は見かけ10代半ばのかわいい女の子。
そして一緒に旅するのが25歳の青年行商人。
実際10も年上であろう青年ロレンスが、この少女に出しぬかさっれっぱなし。
実は少女は村の豊作を守る神と呼ばれる巨大な狼の化身。
真の姿は何百年も生きた北の賢狼ホロなんです。
口調も「わっち・・・」とか「~してくりゃれ?」とか実に可愛いんですけど、(花魁言葉らしい)たまに口から出る老獪な言葉の数々に『年季』というものを感じずにはいられません。わざと可愛いフリをしてるだけなんですね。
わかってて振り回されるロレンスがいじらしいのとかわいらしい。
対するホロはけっこうかっこいい。
狼のときの姿なんぞ、ロレンスはビビッてしまうあたり、そうとう怖い見た目と思う。もののけ姫のモロより怖そうです。

時代が変わり神(自分)を必要としなくなった村を離れ、北の故郷に変える決心をしたホロは、たまたま知り合ったロレンスと旅をする話です。
ロレンスは町から町、村から村へと商品を運びながら利益を稼ぐ行商人。
なんでもっぱら「どうやったらもうけるか?」「この商品は利益が出るか」なんて商売の話ばっかりですよ。
そしてⅠに出てくるキーが「貨幣価値の変動」。
為替相場変動ですね。
ドル安、円高、ユーロは高い!っていう私達の身の回りにもよくあるあれです。
近いうちにある銀貨の価値が上がる噂を聞いたロレンスは、銀を集め始めるんですね。その取引で危険に巻き込まれちゃうんですけど。
今で言う近いうちにドルが高くなるから今のうちに買っておこうみたいなことです。
大変勉強になりました。

最後にホロは事件に巻き込まれたロレンスを救うためにわざとおとりになるんです。
ロレンスは捕まれば殺されるに決まってるし、死をかけてまで囮になる必要はないというんですけどね。ホロにとっては神として崇められ捉えられ、何百年もの間孤独だったわけで、、、ロレンスを失いこれ以上孤独になるのは、死より辛いことだと思ったわけです。
「孤独は死に値する」
名言だと思いました。ホロの言葉は簡潔にいつも的を得ていて、すばらしいです。

Cafe Do

2008-04-22 23:21:05 | ぐるめハント青森
弘前の紀伊国屋書店の2Fにあるカフェレストランです。
いつも紀伊国屋に行く度に、お店のポスターを見て気になってました。
奥まったとこにあるため、ちょっとわかりづらい。
見つけたときは、隠れ家的雰囲気のある場所だと思いました。
紀伊国屋で買ったばかりの本を持って読みふけるのにはちょうどいいかも。
薄暗い店内はお昼に行ってもJAZZが流れていて、
まるで夜のような雰囲気です。
壁のポスターもかっこいい。
JAZZ好きにはもってこいですね。
ここではハンバーグ頂きましたが、鉄板にジュージュー焼かれて出てきてかなり美味しかったです。
コーヒーも有名らしいですが、それより魔法のスパイスといわれるこの店のカレーが気になっています。

詳しくはHPで
http://www5c.biglobe.ne.jp/~cafedo/

はやて・りんごジュース

2008-04-21 17:00:17 | ぐるめハント青森
先日、、、はやてに乗ったときワゴンサービスの売り子さんから購入。
ただのりんごジュースだと思ってたのですが、
よく見ると「はやて」がりんごの正面に。
これは新幹線(もしくは駅)限定かなぁ?
それとも今はこうなのかしら?
昔はよく飲んでましたが、
久々にお金出してりんごジュースを買ったもので、
今の絵柄がよくわかんない。
アオレンといえばねぶたの写真がトレードマークだったんだけど、
この缶だと右側がねぶたで左が八戸の三社大祭になってます。
あと有名どころで言えば「シャイニー」のアップルジュースもありますね。
そっちは今どうなってることやら。
つい限定モノに弱いので買ってしまったわい。